究極のセールスレター シンプルだけど、一生役に立つ!お客様の心をわしづかみにするためのバイブル
ニュースレターだけでここまで書いてある本はあまりないので、読む価値はあります。
確かに役に立つ部分もあります。
初心者でも読みやすく、理解もできます。
実践にも役に立つ部分もあり、買って損はありません。
ただ、アメリカでの成功事例やアメリカだからこそ必要な手法も多く、その部分はカットして出版しても良かったのではと思います。
読めば分かりますが、日本ではありえないことも少し載っています。
「通貨」はこれからどうなるのか (PHPビジネス新書)
経済に関し、「これまで」あるいは現状を解説した本は多くありますが、本書のように「これから」を示した本は少ないように思います
地域通貨、1ドル=50円の時代、ピッタリサイズ・ガバメント、円は隠れ基準通貨、アリとメタボキリギリス、シッポに振り回される犬など、事例や表現が分かりやすく、説得力がありました。。読み進めながら、リセットが必要な世界および日本の通貨や金融について、素人にも「なるほど」と感じさせてくれた著者には感謝。
白鳥課長の素敵な生活 2 (バンブー・コミックス)
クールで美人、仕事は完璧、優しくて気の利くスーパーレディー白鳥課長(29歳独身)のお茶目な日常を描いた4コママンガ。バシッと決めているかと思えば変なところで抜けていたり、周りの目を気にせず好き勝手に行動したりと、公私のギャップが笑いを誘います。この1,2年での個人的ベストマンガです。
いつか恋に堕ちるとき (ラズベリーブックス)
「月明かりの下でキスを盗まれて」に続くシリーズ作品、本作ではアルテア子爵が主人公です。
未亡人のマデリーンは厄介ごとに巻き込まれ、唯一頼れると考えたアルテア子爵ことルークに助けを求めます。二人は1年前に一度だけの関係を持って以来の再開となり、それをきっかけに割り切った関係が始まるのですが。。。戦時中に体験したことがマデリーンと深い間柄になることをルークにためらわせるのですが、その過去の理由や二人が最初に関係を持つに至った詳細がはっきり書かれていないのでもう少し深く触れて欲しかったですね。ルークの妹であるエリザベスの恋も同時進行しているので、深い設定ができなかったのかな?なぜか印象が薄くなってしまったので本作は★3つで。
次回作品は、いつも冷静沈着で感情を表に出さないマイケルが主人公のようです。
RDG3 レッドデータガール 夏休みの過ごしかた (カドカワ銀のさじシリーズ)
お待ちかねレッドデータガール第三巻。
たよりなさすぎて、大丈夫か心配になってくるほどだった泉子ちゃんがこの巻で一歩自立しましたね。いい意味で、頭の切れる策士の登場人物ばかりいる、レッドデータガールでは、純粋で素朴な主人公がいてこそ、うまくバランスが取れているな、とこの巻を読んで思いました。前半では、何気ない夏休みの様子にほんわかとした気持ちになれました。
内容自体は面白かったですよ。やはり荻原さんは、日本神話や日本独自の不思議の世界をからめた本が、特に優れていると思います。しかしレッドデータガールで扱っている日本の不思議の世界を、現代の日本の高校を舞台にお書きになるのは、少し無理があるのでは、とは感じました。
それにしてもページ数が少なすぎます。荻原さんのゆったりとしたペースで、あの短さはないでしょう。やっと物語が本格的に動き出したかと思ったらもう終わりなのですから、かえってまとまりが悪いまどろっこしい本になってしまっています。
出版社のほうももう少し、荻原さんがどんな本をお書きになるのが、得意かを理解して、それに合わせるべきではないでしょうか。せっかくの荻原さんの魅力が発揮できていません。残念です。