アラビアのロレンス オリジナル復元版 [SUPERBIT(TM)] [DVD]
この名作はSB版になったことは大変嬉しく思います。限定版ももっており初めて見たときはDVDの出来に感激したものです。「DVDってすごいな」とおもったものです。しかしBS版はもっとすごかった!!色合いも数段よくなっていますし、音も我が家のBOSEを通して重厚なしあがりを感じることができました。とても40年以上まえの作品とは思えません。技術の進歩とはすごいものだと素直に感心しました。
アラビアのロレンス【完全版】 デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]
本編のすばらしいさは語るべくもない。これに今回付いてきた特典映像のすばらしさの価値を訴えたい。白髪のピーターやオマー、そしてリーン監督の姿はそれだけで感動もの。若かりし昔の多くのエピソードが語られているが、それはもう本当に胸躍る内容である。これをバックグラウンドに本編を観る事は、ただ本編を観るよりも細部にまで目が行くし、言葉にならないほどの満足感に浸らざるを得ない。
2003年、75回目のアカデミー賞名誉賞にきまった、ピーター・オトゥール様、心よりお祝いの言葉をささげさせていただきます。
ベスト・オブ・スクリーン・テーマ
往時のサウンドトラックに絶対的な価値観をお持ちの方にはお勧めできませんが(かなりアレンジを変えてある曲もあります)、例えば車中で聞くといった用途では充分にイメージを楽しめる内容です。もちろん演者も一流ですので「映画」に対する思い入れがそれほどない方には充分すぎるほどの「一流の演者による名曲」を楽しめると個人的に思います。
Lawrence of Arabia
モリス・ジャ-ルのスコアを元に再録音されたもの。
輸入版にはめずらしく映画のカラ-写真も掲載された解説書つきです。
映画の簡単な説明とモリス・ジャ-ルの経歴が掲載されています。
ジャ-ルは、映画の編集終了から公開まで時間がなく、ほとんど眠らずに
仕事をしたとのこと。
オリジナルサウンドトラックではないので、サウンドに迫力と厚みが
ないのが惜しいです。
「バロン・サツマ」と呼ばれた男―薩摩治郎八とその時代
バロン・サツマの活躍は我々凡人には想像を絶するものがあります。単に好事家として見てしまうと明らかに誤りであることをこの本は気づかせてくれます。
美術、音楽、文学などなど極めて広範囲な分野で その才能の開花を待つ新進気鋭の芸術家との交流を見るとき バロン・サツマの芸術に対する端倪すべからざるセンスの切れを感ぜざるを得ません。 これは ともすれば我々が学歴という物差しで計ってしまう「教養」ではない 本当の「教養」とは何かをバロン・サツマが示しているということでありましょう。
フランスが 彼にレジョン・ドヌール勲章を与えたことは かの国がいかに文化、、芸術を高く評価し 「教養」を重視しているかの証左といえましょう。
このような「教養人」が かつて日本人にいたことを知らしめたこの本は 貴重でもありますし また このような日本人が出てきて欲しいものと思わせるものでもあります。