R35 Sweet J-Ballads
このオムニバスはなぜヒットしたのだろうか。
確かに、大ヒット曲を揃えたからということもあるだろう。
でもそれだけじゃないと思う。ここでは30歳ではなく35歳というところがポイントなのだ。
もちろんこのアルバムはさまざまな年齢層で受け入れられるだろうが、35歳で生じてくる、大人のどこか不安で微妙な心理状態を見事に突いてきていると思う。
そしてこの曲順がいい。特に4曲目「Get Along Together」から8曲目「クリスマスキャロルの頃には」へ至る流れ、そして14曲目の「壊れかけのRadio」からラストに「世界中の誰よりきっと」を持ってくるあたり。
この曲順を意識的に考えたのならさすがであり、この展開にこそ35歳であることの意義がある。
もちろんオススメの一枚。
あと、似たような企画ですが、2枚組、30曲の「クライマックス」もいいよ。
Route 816 LIVE IN BUDOUKAN [DVD]
この日、観客の一人として観てました。真夏の8月で(本人の誕生日8月16日が816の意味)ホントに暑く、武道館の前で開演を待ってましたね。
私が観たこのかたのLIVEとしてはこれが一番だったです。この当時の若さのエネルギーはスゴイなと。一見大人しそうなんですが、その外見とは違いパワーで押しまくるLIVEをされるかたです。
最初から意気込み全開で、観客を自分の方へ引っ張っていく。声が響くため、CDで聴くよりもLIVEに向いています。ファンのかたにはいいLIVEであったことでしょう。東京では、今後このような大ホールのコンサートが、かなり少なくなってしまったので、思い出の武道館になってしまいましたが。(関西に拠点があることもあって)
LIVEの他に別撮りの映像もあるので、観に行った方もまた楽しめます。アルバムは3枚目の「BORN IN 66」までを予習すればほぼ完璧。(一部4枚目のアルバム「Mr.Friends」の曲もありますけど)
これだけでも今でも販売していてほしいですね。これも廃版ですか。クラウンさん、移籍したとはいえちゃんと大ヒットを出しているんだからちょっと頑張って。
「あの人は今」のような感じになってほしくはないのですが・・・。
Sing!Sing!Sing!~karaoke Best Songs for Around40~
「R35」のヒット以降、雨後の竹の子のごとく、同様のコンピレーション・アルバムが発売されるが、本作は「アラフォー世代向けのカラオケソングの決定盤」という趣旨で選曲しているそうで、ご丁寧にも、曲名の横には通信カラオケ「DAM」を利用する際のリクエストナンバーまで記されている。
私がこのコンピレーション・アルバムに魅力を感じるのは、ヒットの割に、コンピレーション・アルバムへの収録が少なく、また、(アーティストへは失礼かもしれないが)この1曲だけで良いと思っていた3,13,14,辺りが収録されていることだった。
特に本作の場合、比較的新しい音源から収録されているようで、8cmシングル時代に購入された方には、知っている曲も新鮮に聴こえるかもしれず(笑)、突然のフェードアウトといった雑な編集もなく、お買い得感は強い。
※いつ、何に使われた曲なのか記されている他、歌詞カードも添付されています。
リラクシング・ピアノ~R36 ラヴァーズ・メロディー
職場のBGMにしようと思い購入しましたが、懐かしい曲ばかりなのでついそちらに耳がいってしまい話に集中できない事態におちいったので、仕事中に聞くのはやめにしました。
流れるようなピアノでいい感じです。
"HELLO BABY!" 1993-2007
山根康広のデビュー15周年記念アルバムです。
今、各メディアでR35のヒットで山根康広自身露出が多くなっていますので、興味があるが何を買えばいいか迷っている方にはベストな一枚です。
disc1
01. GET ALONG TOGETHER 1993 ご存知売り上げ枚数180万枚を記録した大ヒットソング
02. GOOD-BYE LOVE ROAD 1993 今でも歌い続ける名曲 初回のゲットのカップリング曲
03.「さよなら」を言い出せないまま 1994 2ndアルバム「DESTINY」ではずせない一曲
04. 恋人よ 1994 2ndアルバム「DESTINY」からの人気曲
05. YELLを君に 1994 「DESTINY」とシングルバージョンとは別のverが入っています。
06. 永遠の約束 1994 ゲット以外のにウエディングソングとして有名 ライブ後半でも多用。
07. FINAL CHANCE 1994 3rdシングルYELLを君にのカップリング。人気曲
08. 恋という名の翼 1995 ミルージュのCMソングとして起用。 ゲットの次に知られている曲
09. EVERYONE 1995 4thシングル ライブの数多くで使われている。 ロック色の強い曲
10. STAGE 1995 3rdアルバムのラストナンバー ライブでもアンコールで聴ける
11. ALWAYS 1995 有線で話題になった曲 神戸を舞台にしたラブバラード
12. ALWAYS 'U 1996 7thシングル ALWAYSとsetでライブで使われることが多い
13. SHE'S MY LADY 1996 6thシングル 当時、日テレ系独占スポーツ生放送のタイアップ曲
14. REACH FOR THE STAR 1996 4thアルバムに収録 ライブでも後半に使われる
15. 少年 1997 かなり盛り上がる一曲 この曲を境にライブ後半がヒートアップ
16. WALK WITH YOU 1997 4thアルバムのラストナンバー ラブバラード
disc2
01. MR.FRIENDS 1997 4thアルバム タイトルナンバー 男の友情を描いた曲
02. LET ME GO NOW 1998 15thシングル もっともテンポが遅いメッセージナンバー
03. I'LL BE THERE 1998 東芝EMI移籍第一弾シングル 通算8枚目 ラブバラード
04. SUMMER DAYS 99 1999 6thアルバムに収録 タイトル通り夏っぽい曲
05. BOYS & GIRLS 1999 ロック色の強いアップテンポなナンバー ライブでも聴ける
06. 観覧車 1999 CDTVにもランクインした11thシングル アコースティックでもイケル
07. LOVE GENERATION 1999 6thアルバムに収録 生きてきたこの時代を歌う
08. on the BACK STREET 1999 6thアルバムタイトルナンバー 重みのある良質のバラード
09. be-ALIVE 2001 13thシングル ドラマ十手人主題歌で力強いロックナンバー
10. この愛をかけて 2004 8thアルバムに収録 人気曲でカラオケもある
11. BLUE BIRD 2004 壮大な切ないラブバラード ゲットとは逆を行く歌詞
12. HEART 2004 8thアルバムに収録 アップテンポなナンバー
13. 夜間飛行 2006 最近の曲の中でかなりの良曲 緩やかで暖かいラブバラード
14. 八月の詩 2006 現時点で最終シングル ROUTE 816 LIVE IN KOBE ARENAで感動した一曲
*Bonus track
15. GET ALONG TOGETHER -Orchestra version- ファンクラブ限定CD 10LOVE SONGSに収録された曲と恐らく同じ(一度聴いただけなので、、)
シングルが5曲ぐらい収録されていませんが、山根康広の代表する曲が多数収録されています
のでこれだけ聴いてライブに行っても盛り上がれると思います。
また個人的に絶賛するバラードも入っているのでGET ALONG TOGHERで興味をもった方でも
安心して聴くことが出来ます。
コンピCD「R35」で山根康広を気になった方はとりあえず、これから買って聴いてみてはいかがでしょうか。