アヴェ・マリア
森さんも好きだし、いい録音だと思ふけど、かういふかはいこちやんアイドル歌手みたいなジャケットはやめろといひたい。実力で勝負すればいいぢゃないか。ついでながらコマーシャルに出てくる音楽家も俺は嫌ひだ。
ベスト・マリア・カラス100
カラス没30年を記念して作られたCDだがとにかく安い。
しかも蝶々夫人・トスカなどメジャーなものから少しマイナーだがカラスの当たり役(夢遊病の女・ノルマ)などもたっぷり収録してある。
オペラ・ファンなら買ってけして損はしない代物だ。
ベスト・スピリチュアル100
中世やルネサンス時代からの選曲もあるのでマイナーすぎと思われるかもしれませんが
当時の代表曲ばかりですので捨て曲無し。「素晴らしい」の一言に尽きます。
私は毎晩寝る前に聴いてましたが、本当に心が洗われました。
純日本家屋の和室にコタツだろうが、目を瞑ればいいのです(笑)。
すぐにマリア像や天使の絵画が浮かんできます。
各社から溢れる程のベスト100シリーズが出ている中、
このカテゴリを取り上げてくれたのはEMIだけだと思います。
21世紀に、ここまで豊富な古い宗教曲が聴けるなんて奇跡に近い。
100曲の中から敢えてベスト1を選ばせて頂くと、
メンデルスゾーンの『谷川の流れに鹿が集うがごとく』でしょうか。
まさにギムナジウムに集う少年たちの静謐で繊細で透明な世界。
このCDをBGMに竹宮恵子さんや萩尾望都さんの作品を読むと泣けます。
ケルビーニ:レクイエム ハ短調
ベートーベンをして、参考にしたい曲と言わしめたのこレクィエムは、独奏者のいない合唱だけで、古い様式で作られておりオペラ作家の作とは思えないくらい清楚な美しい曲である。このCDも廉価版なのに十分聞くに堪える演奏である。