胸部画像診断 感染症を読む
この本を使った勉強会をしています。
菌種によって様々な陰影をつくるのだ、ということがよくわかります。
ただ、病理学的なところまで深く書かれているわけではないこと、一部訳語がわかりにくい部分もあること、が欠点かもしれません。
しかし、感染の起こり方による炎症の過程があらわれるレントゲン・CT画像について考えることは、呼吸器感染症を扱うものとして、一歩知識を深めるのに重要なステップだと思います。
初心者でいきなり読むのも悪くないですが、できれば画像診断に詳しい、呼吸器感染症に詳しい先生と一緒に読むのがおすすめです。
Imagine Project
音楽は心の投影。だから心が大切。心を鍛えることが大切・・・ハービー・ハンコックの心が伝わる素晴らしいアルバムです。
第50回グラミー賞「年間最優秀アルバム賞」を受賞した「River The Joni Letters」('07)から3年ぶりに届けられた今作。ジョン・レノンの「IMAGINE」をテーマに、ハービーが世界を巡り、各国の様々なアーティストとコラボレーションすることで生まれました。
1940年に生まれたハービーは7歳でピアノに出会います。大学で音楽と電子工学の博士号を修得。'60年にデビュー。BLUE NOTEと契約、「Watermelonman」のヒット、マイルス・デイヴィスとのモード・ジャズの確立で注目され、ソロ・アルバム「Maiden Voyage」('65)でジャズ界を牽引。
'72年、ハービーに転機が訪れます。友人であるバスター・ウィリアムズのベースプレイの激変を目の当たりにした彼は、バスターの語る東洋哲学・仏法に魅了され、創価学会に入会。池田大作という「人生の師匠」を得たハービーの「心の変革」による挑戦と快進撃が始まりました。
斬新なアプローチの「Headhunters」('73)は保守的なファンからは非難されながらも世界的に大ヒット。更なる飛躍をとげた「Future Shock」('83)では初のグラミー賞を獲得。その後も'84年、'87年、'94年、'96年[2冠]、'98年[2冠]、'02年[2冠]、'08年には上記の「年間最優秀アルバム賞」を受賞。'86年、映画「Round Midnight」で「アカデミー作曲賞」を受賞。'04年には、国立芸術基金から「ジャズ・マスター賞」を受賞。
ハービー・ハンコック
「私は、そういう人間には絶対なりたくない。"自分は何でも知っている、だから他の人の言うことに耳を貸さない人"、"年齢が上なだけで年下の人たちより何でも知っていると思い込んでいる人"そこには大きな誤りがあるんです」
真摯なハービーの心に惹かれたアーティストは国籍も人種も、楽器も音楽ジャンルも多彩。
訪れた都市は、イギリス・ロンドン、フランス・パリ、インド・ムンバイ、マリ・バマコ、アイルランド・ダブリン、ブラジル・サンパウロ、アメリカ・LA・・・行く先々で、各国のヴォーカリストやミュージシャンをフューチャー。
聴き所は、ジェフ・ベック(G)、マーカス・ミラー(B)、チャカ・カーン(Vo)などのスペシャル・ゲストの豪華な競演。ドラムにヴィニー・カリウタ、マヌ・カチェ、ベースでタル嬢、シタールのアヌーシュカ・シャンカールも参加。そして、サックスで盟友ウェイン・ショーターも駆けつけています。
”一人の偉大な革命は、やがて一国、世界までも変えてゆく”
追:本作で、'11年第53回グラミー賞にて2冠をゲット!!
Atlas of Intraoperative Transesophageal Echocardiography: Surgical and Radiologic Correlations, Text with DVD
とても勉強になります。まず画像を見てから、答え合わせのようにして本文を読むといいかも。