遺伝子によって優劣が決められてしまう階級社会という、無機質で暖かみのないイヤな世界観がえがかれていますが、その中で何とか頑張ろうとする主人公の姿には共感を覚えます。ジュード・ロウ演じる挫折した男が人生をあきらめた感じで主人公とは対照的に描かれていて印象深いです。
観終わった後にいろいろと考えさせられる映画ですね。
心に残る一品おすすめ度
★★★★★
率直な感想は、「こんな未来がきたら嫌やなぁ・・」と思いました。
子は親を選べないというか・・、そんな言葉が浮かんできました。
まぁガタカの場合は「親」ではないですね。
でも生まる前に遺伝子操作で、寿命やら体型やら全て左右できて、病気や肥満、嫌なこと全てを避けられる、ましてやビンセントの場合は将来の自分の意志とは裏腹に不適合者。
生まれる前の子にも自分の人生「ああしたいな、こうしたいな」という意志があるような気がして、遺伝子を操作することはとても残酷だなと思いました。
でも、ビンセントは、私としてはすごく気持ちのいい生き方をしてくれたと思いました。
この映画で印象に残ったシーンはチキンレースです。
どこか冷めた二人の間に兄弟愛が垣間見えて、なにかすごくほっとしました。
映画全体の感想は、新しいジャンルを見た気がします。
母親にも見せたいと思って「おもしろいよ」と言って渡した時に
「何系?ラブ?サスペンス?SF?」と聞かれたんですが「ん~・・・」
と悩んでしまいました。
とにかく見るべきだとおもいます。
心に残る一品おすすめ度
★★★★★
率直な感想は、「こんな未来がきたら嫌やなぁ・・」と思いました。
子は親を選べないというか・・、そんな言葉が浮かんできました。
まぁガタカの場合は「親」ではないですね。
でも生まる前に、寿命やら体型やら全て左右できて、病気や肥満や嫌なこと全てを避けられる、ましてやビンセントの場合は将来の自分の意志とは裏腹に不適合者。
生まれる前の子にも自分の人生「ああしたいな、こうしたいな」という意志があるような気がして、遺伝子を操作することはとても残酷だなと思いました。
でも、ビンセントは、私としてはすごく気持ちのいい生き方をしてくれたと思いました。
この映画で印象に残ったシーンはチキンレースです。
どこか冷めた二人の間に兄弟愛が垣間見えて、なにかすごくほっとしました。
映画全体の感想は、新しいジャンルを見た気がします。
母親にも見せたいと思って「おもしろいよ」と言って渡した時に
「何系?ラブ?サスペンス?SF?」と聞かれたんですが「ん~・・・」
と悩んでしまいました。
とにかく見るべきだとおもいます。
上出来
おすすめ度 ★★★★★
とても面白いじゃないですか
。これだけは手に入れようと思い購入を決めました。
買って良かったと思います。
概要
遺伝子工学の発達によって優秀な遺伝子を組み合わせて生まれた「適性者」が支配し、人間の生活も固定化されてしまった未来世界。そんな折り、自然出産で生まれた「不適性者」のヴィンセント(イーサン・ホーク)は、宇宙飛行士になる夢をかなえるため、遺伝子適性をごまかして宇宙局「ガタカ」へ入社。しかし、ある日社内で殺人事件が起きて、ヴィンセントが犯人と疑われてしまい…。
DNA優先の管理未来社会の中で、夢を追い求める青年の苦悩と希望を描いたSF青春映画。ヒロインにユマ・サーマン、ほかジュード・ロウ、アラン・アーキン、アーネスト・ボーグナインなどキャストも豪華。監督はニュージーランド出身の新鋭で『トゥルーマン・ショー』の脚本で注目されたアンドリュー・ニコル。(的田也寸志)