田原俊彦A面コレクション
タイトル通り田原俊彦のシングルを集めたベスト盤。デビュー曲「哀愁でいと」からシンプルにリリース順に並んでいるため、彼の活動の移り変わりがはっきりと判って面白い。しかも当時はシングルのリリースのインターバルが短く、ごく短期間でその変遷が見られるところが興味深い。デビュー当時の青春ポップス路線、郷ひろみパターンを意識したのでは?と思われるバラエティ路線とシリアス路線のバランス、そして大人っぽい路線...。殆ど全てを口ずさめるのは、当時リアルタイムで聴いたせいもあるが、テレビが今よりも娯楽の王道たりえていて、そして歌番組も多かったということもあるように思う、なんて振り返ったりした...。