ヒップ・ダンシン
鈴木勲が1976年4月、EAST WINDレーベルに遺した作品。ベースはサム・ジョーンズに譲り、みずからはチェロを弾いている。渡辺香津美(el-g)、辛島文雄(ac-p,fender rhodes)、ビリー・ヒギンズ(ds)とのクィンテットで5曲収録。スタンダードなナンバーが多くM1のみが鈴木の作曲。rhodesのイントロにはじまり、全員が参加してテーマ、el-gソロ、rhodesソロ、チェロ(vc)のソロ、bソロ、dsソロとつながれテーマに戻る。パット・マルティーノのアルバム・タイトルにもなったM2は有名なバラードで、テーマをvcが奏で、ac-p〜g〜bとソロがつながれvcによるテーマ再提示で終わる。M3もウェスの演奏でも有名な曲。vcがテーマを奏で、b〜rhodes〜vc〜g〜dsとつながれテーマに戻る。M4はまずbソロがあり、vcが加わりテーマ・ソロとデュオである。M5はvcのソロにはじまり、全員によるテーマ、vcソロ、gとac-p、bとvcのインタープレイ、テーマとなり終わる。
ア・タイム・フォー・ラヴ
辛島文雄 Trioのライブ@名古屋ラブリーに行ってまいりました。
文雄さんの変幻自在のピアノ(キーボード)プレイはもちろん素晴らしかったのですが、特に、若いリズムセクションのノリがスゴイな、と思いました。
その2人とは、楠井五月(bass) 、小松伸之(drums) です。特に、五月さんは、日本有数のテクニシャンだと思いました。
さて、このアルバムの1曲目「ミスター・J. H.」からライブは始まりましたが、ベースはエレキで、文雄さんも、ピアノの上に置いたキーボードを弾きはじめまして、全編アコースティックを期待していた私は、一抹の不安?を感じました。しかし、曲が進むにつれて、特に五月さんのベースプレイに圧倒され、ノリノリ気分になってしまいました。
2曲目は、ダブルベースに持ち替えて正統派のジャズを。この辺りから、すっかり辛島ワールドに魅了されている自分に気付きました。
嬉しかったのは、アントニオ・カルロス・ジョビンのメドレーを演奏してくれたこと。何でも、ブラジルで開催されたワールドカップが、ジョビンを取り上げたきっかけだとか・・。
セカンドセットは、次にリリースする予定のピアノソロからの選曲とのことで、店内はロマンチックな雰囲気に包まれました。
その後、トリオに戻り、セカンドセットならではの、熱い熱い演奏を展開。伸之さんのニュアンスに富んだドラムソロも、お客さんたちを魅了していました。
フュージョンあり、4ビートあり、ボサノヴァあり、ピアノソロありと、ジャズ・ピアニストというより、エンターテイナーの仕事を楽しませて頂いたひと時でした。
文雄さん、五月さん、伸之さん、ありがとうございました。
文雄さんの変幻自在のピアノ(キーボード)プレイはもちろん素晴らしかったのですが、特に、若いリズムセクションのノリがスゴイな、と思いました。
その2人とは、楠井五月(bass) 、小松伸之(drums) です。特に、五月さんは、日本有数のテクニシャンだと思いました。
さて、このアルバムの1曲目「ミスター・J. H.」からライブは始まりましたが、ベースはエレキで、文雄さんも、ピアノの上に置いたキーボードを弾きはじめまして、全編アコースティックを期待していた私は、一抹の不安?を感じました。しかし、曲が進むにつれて、特に五月さんのベースプレイに圧倒され、ノリノリ気分になってしまいました。
2曲目は、ダブルベースに持ち替えて正統派のジャズを。この辺りから、すっかり辛島ワールドに魅了されている自分に気付きました。
嬉しかったのは、アントニオ・カルロス・ジョビンのメドレーを演奏してくれたこと。何でも、ブラジルで開催されたワールドカップが、ジョビンを取り上げたきっかけだとか・・。
セカンドセットは、次にリリースする予定のピアノソロからの選曲とのことで、店内はロマンチックな雰囲気に包まれました。
その後、トリオに戻り、セカンドセットならではの、熱い熱い演奏を展開。伸之さんのニュアンスに富んだドラムソロも、お客さんたちを魅了していました。
フュージョンあり、4ビートあり、ボサノヴァあり、ピアノソロありと、ジャズ・ピアニストというより、エンターテイナーの仕事を楽しませて頂いたひと時でした。
文雄さん、五月さん、伸之さん、ありがとうございました。