1965年放映の初代オバQから始まり60年代から2014年までに放映された藤子TVアニメの曲集です。
ドラえもん以外のメジャーどころはもちろんですが、もはや2度と聞けないと思っていたジャングル黒べえや85年版オバQ、ポコニャン、モジャ公などの作品の曲が聞けるだけで十分満足です。
旧ドラえもんや21エモンのOPなど収録していない曲はまだありますが、それらを差し引いても購入するに値すると思います

Very useful to boost up my Japanese learning!

前作のパーマンは横スクロールアクションだったのに、今回のパーマンは立体（奥行きがある）アクションになっている。俺は個人的に横スクロールアクションが好きだったので残念。ただ、立体アクションになった事によって新鮮さは維持出来てるので、そこは評価したい。

ＣＤ２枚組で、内容は充実しています。ただ、流石に「ドラえもん」に関する曲が中心に他のアニメより多かった。ドラえもんはドラえもんの主題歌集（挿入歌集）を買っているので重複した曲が６曲にもなってしまった。でも、藤子Ｆアニメには「ドラえもん」の存在は不可欠。

一言で言うと「懐かしい」。小学生から中学生にかけて熱心にみていた藤子Ｆアニメ。今、東京のローカルテレビで「キテレツ大百科」と「モジャ公」をやっている。録画して楽しく視聴している。つい曲が流れると一緒に歌ってしまう。そんな曲ばかりです。

実に半世紀の時を経て、ようやく視聴可能となったオリジナル版「パーマン」白黒画面ゆえ、真っ黒で表現されたパーマン１号のマスクはカラー版のそれより力強く見え、日常ギャグの中に時折挿入される世界的スケールのスパイアクションに説得力をもたらす。

アニメ黎明期において、すでに日本のアニメーターが頭角を現していたことを感じさせる１９話「まいった迷子の巻」、反してまだまだ海外アニメの影響が色濃く残る１０話「ブルドック騒動の巻」など製作プロ「東京ムービー」と「スタジオゼロ」のアニメに対するスタンスの違いが垣間見れて興味深い。(両社の区別はサブタイトルの書体でつけられるとの事、活字調なのが東京ムービー、漫画的レタリングがスタジオゼロ)

作画、演出、ともに以前発売された「怪物くん」よりゆるやか、「オバＱ」「パーマン」「怪物くん」と作品を重ねるごとに製作者の腕が熟練していくさまを感じ取れる、(同時期に製作された「おそ松くん」「ピッカリピー」「ファイトだピュー太」の三作品の進化の仕方によく似ている。)

１７話「空飛ぶダンプカーの巻」では警視庁のお墨付きで交通安全を謳う、しかし硬苦しい説教では無く風刺の効いた痛快譚となっている。

オープニング、スタッフロールの散逸ぶりは残念至極、怪物くんＤＶＤ-ＢＯＸ(モノクロ)の充実振りに比べて製作年度わずか１年の違いでここまで資料散逸の差が出てしまうとは、、、。

作画面でも「怪物くん」のほうが上、もちろん一年分スタッフの腕が上達した部分も大きいがノーブルゆえにとらえどころの難しいFキャラに比べて記号性と装飾性に富んだAキャラのほうがアニメ化に向いているのかもしれない(その装飾性ゆえ、怪物くん、ハットリ君、笑うせぇるすまん、変奇朗、等実写化にも向いている)

映像のみの収録回にはせめて字幕くらいつけて欲しかったが、おそらく台本が現存しないため不可能なのだろう。

他の多くの方々が仰るとおり、いろいろと不満の多い商品だが、この安価はDVDーBOX製作スタッフの、力を尽くしてもなお及ばぬ点に、せめてものファンへの良心ではないだろうか。

あと現存しながら「人食い」表現で収録が見送られた２話分について、件の宮崎BDがチャゲアスの映像を購入者にプレゼントする英断を見せたように、スペシャルディスクを製作する事を提案したい、「パーマン」ｄｖｄを購入するものに、そのような表現を問題視する輩など皆無なのだから。

とまあ色々クドクド述べさせていただいたが、やっぱり「パーマン」は面白い！！藤子ファンは全員購入しましょう！！