港
これを好きになれるかどうかが本当の「ロック好き」かが、わかる便利な「踏み絵」。
ただ、みなさんが書いておられるように、全く排他的ではない。
逆に排他性=差別化というファシズムに裸一貫で立ち向かう西部劇のようなアルバム。
そこには酔っ払ったウォルター・ブレナンのような人を包み込む「優しさ」が充満している。
実は50年代のサン・スタジオや60年代の末のスタックスに起こっていたことをも
再現している霊力あふれるアルバムでもある。
こんな凄いことがトウキョウの片隅に起こっていたことを知ることができる
素晴らしい「記録」。
そう、音楽は「記録」だと思い出させてくれる名演の数々。
ありがとう、湯浅さん。
ただ、みなさんが書いておられるように、全く排他的ではない。
逆に排他性=差別化というファシズムに裸一貫で立ち向かう西部劇のようなアルバム。
そこには酔っ払ったウォルター・ブレナンのような人を包み込む「優しさ」が充満している。
実は50年代のサン・スタジオや60年代の末のスタックスに起こっていたことをも
再現している霊力あふれるアルバムでもある。
こんな凄いことがトウキョウの片隅に起こっていたことを知ることができる
素晴らしい「記録」。
そう、音楽は「記録」だと思い出させてくれる名演の数々。
ありがとう、湯浅さん。
グシャノビンヅメ [VHS]
面白いといえば面白い、だがどうもすっきりしない映画でした。
つまらなくはないんです、決して。
設定はとってもカッコイイですし、密室状況での出来事というのも好み。
でも、なんというか、ひじょうにストーリーが微妙。
0階もどんなところか話題に出てきた時点で想像がついてしまう人が多いかと。
(こういう設定はとても多いので)
個人的に、登場人物の誰一人好感もてる人がいませんでした。
それから、「ものすごく漫画っぽい」と見ながらずっと思ってたんですが、
やっぱり監督さんも漫画好きで影響を受けてるとかで。
DVDにはメイキング、インタビューがついており、
監督の意図やストーリー解説等してくれているので、
それは見る価値ありです、興味深かった。
うーん、でも個人的には漫画で読んでみたい作品でした。
つまらなくはないんです、決して。
設定はとってもカッコイイですし、密室状況での出来事というのも好み。
でも、なんというか、ひじょうにストーリーが微妙。
0階もどんなところか話題に出てきた時点で想像がついてしまう人が多いかと。
(こういう設定はとても多いので)
個人的に、登場人物の誰一人好感もてる人がいませんでした。
それから、「ものすごく漫画っぽい」と見ながらずっと思ってたんですが、
やっぱり監督さんも漫画好きで影響を受けてるとかで。
DVDにはメイキング、インタビューがついており、
監督の意図やストーリー解説等してくれているので、
それは見る価値ありです、興味深かった。
うーん、でも個人的には漫画で読んでみたい作品でした。
徹底解説 電動機・発電機の理論 (徹底解説シリーズ)
電験1種受験用に購入しました。とても読みやすく、以前学習した内容もさらに理解を深めました。
琉球大学の前野先生の本も持ってますが、そこの大学の教科書に採用されるのがわかる気がします。
ネットでサポートしていただけるような本は今後ますます増えるんでしょうね
琉球大学の前野先生の本も持ってますが、そこの大学の教科書に採用されるのがわかる気がします。
ネットでサポートしていただけるような本は今後ますます増えるんでしょうね
山口冨士夫: 天国のひまつぶし
冨士夫と関わりがあったりなかったりした人たちのエッセイが中心で、これははっきり言って玉石混淆。ラリーズの若林の
寄稿なんてのもありそれなりに読ませる(オリジナル・ラリーズの思い出話はそれだけでとてつもなく貴重ではある)が、な
んせ冨士夫と一面識もないんだからやはり場違い感は否定できず。その点、やはり苦楽を共にした旧友たちの証言は圧
倒的に面白い。冨士夫の最期を看取った吉田博(ダイナマイツ)のインタヴューでは最初期と晩年のエピソードが披露さ
れている。ダイナマイツは幼馴染みの延長でできたバンドなので人間関係にもどこか呑気で無邪気な温かみがあり、や
はり村八分とは違う。一方で加藤義明と村瀬茂人の対談は村八分末期のヘヴィな体験が中心。しかしチャー坊、哲といっ
たオリジナル・メンバーとは若干立ち位置が異なるせいか、ある程度客観的な距離感が感じられる。解散直後の渡米中
の話はあまり聞いたことがなかったし、同じエピソードでも冨士夫史観とは異なる解釈(単なる冨士夫の記憶違いへの異
議も含め)が読める。
冨士夫本人のインタヴューも何編か再録されており、これも未読の人にとっては貴重。個人的には村八分初期に東郷か
おる子が行った取材は入れてほしかったが。
次の期待は北沢夏音がかつてクイック・ジャパンで連載していたルポ「チャー坊の生と死」の単行本化だろうか。本書への
北沢の寄稿でもその点に触れられており、連載終了後に出版のために渡米して村瀬らに追加取材も敢行していたことも
明かされている(おそらくこっちはチャー坊関係者が出版のネックになっているのだろうが…)。
しかしどんとと冨士夫の対談でこともなげに触れられている、冨士夫がローザのステージに飛び入りした時の映像はいつ
か見てみたいものだ。
寄稿なんてのもありそれなりに読ませる(オリジナル・ラリーズの思い出話はそれだけでとてつもなく貴重ではある)が、な
んせ冨士夫と一面識もないんだからやはり場違い感は否定できず。その点、やはり苦楽を共にした旧友たちの証言は圧
倒的に面白い。冨士夫の最期を看取った吉田博(ダイナマイツ)のインタヴューでは最初期と晩年のエピソードが披露さ
れている。ダイナマイツは幼馴染みの延長でできたバンドなので人間関係にもどこか呑気で無邪気な温かみがあり、や
はり村八分とは違う。一方で加藤義明と村瀬茂人の対談は村八分末期のヘヴィな体験が中心。しかしチャー坊、哲といっ
たオリジナル・メンバーとは若干立ち位置が異なるせいか、ある程度客観的な距離感が感じられる。解散直後の渡米中
の話はあまり聞いたことがなかったし、同じエピソードでも冨士夫史観とは異なる解釈(単なる冨士夫の記憶違いへの異
議も含め)が読める。
冨士夫本人のインタヴューも何編か再録されており、これも未読の人にとっては貴重。個人的には村八分初期に東郷か
おる子が行った取材は入れてほしかったが。
次の期待は北沢夏音がかつてクイック・ジャパンで連載していたルポ「チャー坊の生と死」の単行本化だろうか。本書への
北沢の寄稿でもその点に触れられており、連載終了後に出版のために渡米して村瀬らに追加取材も敢行していたことも
明かされている(おそらくこっちはチャー坊関係者が出版のネックになっているのだろうが…)。
しかしどんとと冨士夫の対談でこともなげに触れられている、冨士夫がローザのステージに飛び入りした時の映像はいつ
か見てみたいものだ。
~友部正人プロデュースによるポエトリー・リーディング・アルバム~no media 1
朗読、といってもついニューヨークなどで動きのあった
「ポエトリー・リーディング」を思い浮かべてしまう。
メロディやビートに乗せて
時に淡々と、時にメロディアスに
朗読する、というやつだ。
しかし、このCDは違う。
ひたすら、淡々と、朗読だ。
だから、メロディやビートの伴奏付きの
リーディングを期待する人は
買わない方がいいかも。
正直、聞き始めはダレそうになった。
が、コンピということもあって
様々な”読み手”が登場する。
そのことで、
それぞれの読み方、語り方の違いがおもしろく感じ始める。
山口洋のリーディングには、やはり佐野元春の影響を強く感じた。
知久寿焼が、あの独特の雰囲気を出していて、イイ。
ほとんど唯一、バックの音が感じられるのが
宍戸幸司(割礼)の朗読。「カッパ」という詩は
プールサイドで朗読しているとのこと。
いずれにしても、メロディやビートの伴奏に頼らない
コトバを改めて味わう機会になったCDでした。
「ポエトリー・リーディング」を思い浮かべてしまう。
メロディやビートに乗せて
時に淡々と、時にメロディアスに
朗読する、というやつだ。
しかし、このCDは違う。
ひたすら、淡々と、朗読だ。
だから、メロディやビートの伴奏付きの
リーディングを期待する人は
買わない方がいいかも。
正直、聞き始めはダレそうになった。
が、コンピということもあって
様々な”読み手”が登場する。
そのことで、
それぞれの読み方、語り方の違いがおもしろく感じ始める。
山口洋のリーディングには、やはり佐野元春の影響を強く感じた。
知久寿焼が、あの独特の雰囲気を出していて、イイ。
ほとんど唯一、バックの音が感じられるのが
宍戸幸司(割礼)の朗読。「カッパ」という詩は
プールサイドで朗読しているとのこと。
いずれにしても、メロディやビートの伴奏に頼らない
コトバを改めて味わう機会になったCDでした。