私の男 [Blu-ray]
確か...海外の映画祭で作品賞だかの受賞をしていたかと思うのですが、だからといって万人ウケする内容だとは思いません。
見る人によっては嫌悪感しか残さないかも知れないし、はたまた粘着性ある肉欲で繋がれた男と女が思うにまかせない修羅の道に踏み込む姿に魅入ってしまうかも知れません。
とにもかくにも「癖の強い」作風だし、娯楽として軽く手出しするには重さと暗さに支配された物語で実に不道徳、退廃と背徳に満ちた愛憎劇と言え、常識や世間体、罪と罰、世の良識や正義とかに後ろ足で砂を掛けてほくそ笑むみたいな悪魔的作品です。
主演の二人、浅野忠信は蛇のように忌まわしい性格を的確に表現し、受けて立つ二階堂ふみは吹っ切れた体当たり演技で淫獣魔女に変身、双方のグロテスクな演技(←褒め言葉)は見所かと。
でも正直、2回は観たくないなぁ...
見る人によっては嫌悪感しか残さないかも知れないし、はたまた粘着性ある肉欲で繋がれた男と女が思うにまかせない修羅の道に踏み込む姿に魅入ってしまうかも知れません。
とにもかくにも「癖の強い」作風だし、娯楽として軽く手出しするには重さと暗さに支配された物語で実に不道徳、退廃と背徳に満ちた愛憎劇と言え、常識や世間体、罪と罰、世の良識や正義とかに後ろ足で砂を掛けてほくそ笑むみたいな悪魔的作品です。
主演の二人、浅野忠信は蛇のように忌まわしい性格を的確に表現し、受けて立つ二階堂ふみは吹っ切れた体当たり演技で淫獣魔女に変身、双方のグロテスクな演技(←褒め言葉)は見所かと。
でも正直、2回は観たくないなぁ...
渇き。 プレミアム・エディション(2枚組+サントラCD付)[数量限定] [DVD]
ロクデナシ元刑事・藤島昭和が、娘の加奈子を探す中、殺し合いや強大な闇に巻き込まれる超問題ファンタジー映画!! R15+
はっきり言うと皆マトモじゃありません。
橋本愛ちゃんも妻夫木くんも。
唯一マトモかと思えたのは、まっすぐ飛ぶ銃弾と発射する拳銃くらい(笑)
あとは…森川葵ちゃんかな?
とりあえず、救いよう無し。クズゲス多しでもうヤバい!!
劇場で作品に魅了された俺もヤバいw
はっきり言うと皆マトモじゃありません。
橋本愛ちゃんも妻夫木くんも。
唯一マトモかと思えたのは、まっすぐ飛ぶ銃弾と発射する拳銃くらい(笑)
あとは…森川葵ちゃんかな?
とりあえず、救いよう無し。クズゲス多しでもうヤバい!!
劇場で作品に魅了された俺もヤバいw
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この手の映画としては結構面白い部類。
賛否が分かれたのは学生千円というキャンペーンを打ったことと監督の前作が告白であったからでしょう。
これはR-18じゃないかというレビューをちらほら見ますが、恐らくそれを書いている方の大半が18禁のスプラッターを観ていないのだろうと感じます。本家はもっと品が無いです。
それはさておき。内容としては失踪した娘を探すために元刑事の駄目オヤジが暴走しまくるというものと、そこから3年前に娘に出会った地味な男の子の物語がカットバックして描かれるもので、時系列が結構変わります。またこの監督は映像で語ろうとするので、適当に観ているとそこで情報を落とし時系列にも置き去りにされちんぷんかんぷんになる可能性が少なからずあります。まあ私は何の問題もなかったですが、レビューを観ている限り。なので、そのあたりは注意すべきかもしれません。
映像は相変わらず情報過多です。カットも細かく疲れるかもしれません。しかしそれだけにこだわられているので、はっとするような素晴らしい映像もたくさんあります。音楽も良いです。
役者さんも皆さん素晴らしい演技です。特に役所さんはこんな評判落としそうな役をよくこの熱量で演じきったなと役者魂を感じました。
ただラストは少しだらけました。もう少し短くても問題ないのでは、と思わざるを得ません。しかし、全体を通し、概ね楽しめましたしよく出来ています。
これもよく見るレビューですが、この映画のメッセージが分からない、というものがあります。しかし、これは予告や触れ込みにある通り、しょせんは単なるエンターテイメントです。そんなにメッセージを求めるなら、ショーシャンクの空にでも見ていればいいです。これはもっと肩の力を抜いて観る映画です。ぞっとする、狂人だけが織り成す異質な世界。それを楽しみたい方だけがご覧下さい。
ちょっと感情が入ってしまいましたが、そこまで低評価される映画ではないと私は感じました。
賛否が分かれたのは学生千円というキャンペーンを打ったことと監督の前作が告白であったからでしょう。
これはR-18じゃないかというレビューをちらほら見ますが、恐らくそれを書いている方の大半が18禁のスプラッターを観ていないのだろうと感じます。本家はもっと品が無いです。
それはさておき。内容としては失踪した娘を探すために元刑事の駄目オヤジが暴走しまくるというものと、そこから3年前に娘に出会った地味な男の子の物語がカットバックして描かれるもので、時系列が結構変わります。またこの監督は映像で語ろうとするので、適当に観ているとそこで情報を落とし時系列にも置き去りにされちんぷんかんぷんになる可能性が少なからずあります。まあ私は何の問題もなかったですが、レビューを観ている限り。なので、そのあたりは注意すべきかもしれません。
映像は相変わらず情報過多です。カットも細かく疲れるかもしれません。しかしそれだけにこだわられているので、はっとするような素晴らしい映像もたくさんあります。音楽も良いです。
役者さんも皆さん素晴らしい演技です。特に役所さんはこんな評判落としそうな役をよくこの熱量で演じきったなと役者魂を感じました。
ただラストは少しだらけました。もう少し短くても問題ないのでは、と思わざるを得ません。しかし、全体を通し、概ね楽しめましたしよく出来ています。
これもよく見るレビューですが、この映画のメッセージが分からない、というものがあります。しかし、これは予告や触れ込みにある通り、しょせんは単なるエンターテイメントです。そんなにメッセージを求めるなら、ショーシャンクの空にでも見ていればいいです。これはもっと肩の力を抜いて観る映画です。ぞっとする、狂人だけが織り成す異質な世界。それを楽しみたい方だけがご覧下さい。
ちょっと感情が入ってしまいましたが、そこまで低評価される映画ではないと私は感じました。