DVDリリース記念?の試写会で、『クロ―ザー』の最終話と『
メジャー・クライムス』の第1話、第8話を視聴してきました。おもしろかった。
『クロ―ザー』は、すみません、以前ある回を観ただけで、最終話を観ました。観たことのある回は、室内での犯人を自白にまでもっていく様子が手に汗握るスリルで面白かった。『コロンボ警部』のファンだったので、それを思い出したかな。
で、最終話。面白かったけど、それまでのつながりがわからないので、犯人との絡みとか、ブレンダの母親への反応とか、ちょっとひきました。
この『
メジャー・クライムス』はその流れなんですね。って、『クロ―ザー』の最終話に出てきたラスティのことは後任のレイダーに丸なげかい?!ってびっくり。でも第1話と第8話を観る限り、このラスティがすごくいいポジションになって、物語に色を付けています。
中心の筋になっている事件解決は、さすがドラマ、どうでもいいところは全部切り捨てて、要所をずばずば見せていく。う~ん、痛快、痛快。ブロベンザと同じようにこの犯罪で司法取引するのかって感じで割り切りがまだ私にはできていない。犯した罪にはそれに値する罰をと言いたい。まあ罪を犯した人を野放しにするよりいいのかって、難しいところですね。(司法取引は『告発の行方』でもやっていた)
でも、第8話みたいに、司法取引するだけじゃないみたいです。
それに、その過程は前記したように小気味良い。『クロ―ザー』の前に観た回と最終話はブレンダの独り舞台だったけど、『
メジャークライムス』の第1話・第8話はいろいろな人の知恵で解決している感じで、その知恵のつなぎ合わせが面白かったです。
そして事件解決だけじゃなくて、第8話に出てくる親子関係に観ている私が傷ついた後にラスティをとりまくほっこりした関係にほっとすると言うように、事件ばかりではありません。
レイダーとチームのやりとりも、自分の職場思い浮かべて、思わず共感しまくり。レイダーへのやり方への批判にも怒ることなしに、かえって事件解決のヒントを見つけていく。う~ん、レイダー強い!!!エリートってこういうことできないとだめなのね。それにブレンダとレイダーの言葉使いの丁寧さにもびっくり。昔の刑事ものって、言葉がスラングが当たり前だと思っていましたが、違うのね。
もっと、他の回も観たくなりました。ラスティの今後も気になるし。楽しみです。