クォーターマス:CD/DVDエキスパンデッド・エディション
ザ・ナイス、アトミック・ルースター、レフュジー、フィールズ、キャメル・・・etc。ブリティッシュのキーボードを中心としたプログレッシブ・ロックばかりを聴いていた時に出会った、このクォーターマスは衝撃でした。
プログレッシブ・ロックの壮大さ、華麗さ、美しさ(ポール・バックマスターもチェロで参加!)とソリッドで疾走するハードロックのヘビィネスが見事に結晶した奇跡の様に美しく、そして狂おしい妖しい輝きを放つ宝石箱みたいなアルバムでした。
特に、ピーター・ロビンソンの弾き倒し疾走する緊張感溢れるキーボードは、キース・エマーソンをも凌ぐかと思われる位です。(他に思いつきませんが、ドイツのバース・コントロールというバンドの傑作アルバム「OPERATION」を思い出しました。こちらもヘビィなハード・ロックの中をキーボードが疾走します。)
ベースのジョン・グスタフソンとドラムのミック・アンダーウッドは、ロック・フィールドでも活躍するので追跡できるのですが、ピーター・ロビンソンは、この後に テクニカルなプログレ・ジャズのサン・トレーダーに参加した後は、ソングライターのショーン・フィリップスなどのアルバムに参加して、現在はアレンジャー(エリック・クラプトンetc)や映画音楽(ゴジラ2000 etc)の仕事をしているみたいで、二度とあの凄まじいキーボードワークが聴けないのは残念でなりません。
このクォーターマスの3人に リッチー・ブラックモアが加わっていてくれたら・・・というのが、何十年もの見果てぬ夢です。(でした。)それは、きっととんでもない、 EL&P、ツェッぺリン、パープル、サバス、レインボーなどと並ぶ、いや越えてしまうくらいのスーパー・グループだったのではないでしょうか?
「ジェミニ」とは双子座という意味みたいですが、この曲の歌詩をみると、「俺はシャイだったり、大胆だったり二つの面があるんだ。黒だったり白だったり、またダークだったり明るかったりもする。それは日に日に違っているんだ。」と、自分の中の二面性(ジキルとハイド?)を歌っているのではないでしょうか。
それにしても、英国の優れたキーボーディストは、DAVID LAWSON(グリーンスレイド)、COLIN TOWNS(イアン・ギラン・バンド)、トミー・アイアー(ゲーリー・ムーア etc 〜故人)みんな、映画音楽とかTV番組の音楽やCM音楽の仕事をしているみたいで、なんかもったないなぁ。
プログレッシブ・ロックの壮大さ、華麗さ、美しさ(ポール・バックマスターもチェロで参加!)とソリッドで疾走するハードロックのヘビィネスが見事に結晶した奇跡の様に美しく、そして狂おしい妖しい輝きを放つ宝石箱みたいなアルバムでした。
特に、ピーター・ロビンソンの弾き倒し疾走する緊張感溢れるキーボードは、キース・エマーソンをも凌ぐかと思われる位です。(他に思いつきませんが、ドイツのバース・コントロールというバンドの傑作アルバム「OPERATION」を思い出しました。こちらもヘビィなハード・ロックの中をキーボードが疾走します。)
ベースのジョン・グスタフソンとドラムのミック・アンダーウッドは、ロック・フィールドでも活躍するので追跡できるのですが、ピーター・ロビンソンは、この後に テクニカルなプログレ・ジャズのサン・トレーダーに参加した後は、ソングライターのショーン・フィリップスなどのアルバムに参加して、現在はアレンジャー(エリック・クラプトンetc)や映画音楽(ゴジラ2000 etc)の仕事をしているみたいで、二度とあの凄まじいキーボードワークが聴けないのは残念でなりません。
このクォーターマスの3人に リッチー・ブラックモアが加わっていてくれたら・・・というのが、何十年もの見果てぬ夢です。(でした。)それは、きっととんでもない、 EL&P、ツェッぺリン、パープル、サバス、レインボーなどと並ぶ、いや越えてしまうくらいのスーパー・グループだったのではないでしょうか?
「ジェミニ」とは双子座という意味みたいですが、この曲の歌詩をみると、「俺はシャイだったり、大胆だったり二つの面があるんだ。黒だったり白だったり、またダークだったり明るかったりもする。それは日に日に違っているんだ。」と、自分の中の二面性(ジキルとハイド?)を歌っているのではないでしょうか。
それにしても、英国の優れたキーボーディストは、DAVID LAWSON(グリーンスレイド)、COLIN TOWNS(イアン・ギラン・バンド)、トミー・アイアー(ゲーリー・ムーア etc 〜故人)みんな、映画音楽とかTV番組の音楽やCM音楽の仕事をしているみたいで、なんかもったないなぁ。
Rainbow Six
『クレムリンの枢機卿』で初登場して以来、注目していたジョン・クラークが『容赦なく』で主人公となり、そして終にこの『レインボー・シックス』でライアンとは別の形で活躍します。クラークファン待望の一冊(4巻ありますが)です。ただ寄る年波とポストの所為で、クラークのアクションシーンが少なくなってしまったのが寂しいです。それにクランシーの常として「主人公達の家族に甘い」という点・・・・それを除けば、最高点の出来だと思います。クランシー独特のラストまで気の抜けないストーリーと、ラストへ行くにしたがって、映画のシーンのように素早く切り替わる場面構成で、悪に立ち向かう容赦ないクラークやディング達。読後感は最高です。
レインボー・シックス〈3〉 (新潮文庫)
以前この本を読んだ時は「よくこんな奇想天外なことを思いつくな」と感心しましたが、同時多発テロもあり、今ではいつ現実になってもおかしくないと思います。とはいえ、この本は純粋にエンターテイメントとして楽しめます。登場人物が多いので、1巻から4巻まで一気に読破するのがおすすめです。
虹の彼方に
スザンナ・マッコークルはコンコード・レーベルが力を入れて売り出し、数多くのアルバムを出している。サッパリ系の美声で、コール・ポーターやアーヴィング・バーリン、ガーシェインなどのアメリカの作曲家の名曲集をリリースしている。このアルバムは、「オーバー・ザ・レインボー」「ホワット・イズ・ゼア・トゥー・セイ」などの佳曲を含んだ初期のアルバム。初々しいスザンナの魅力が味わえる。それにしても、表題曲が「オーバー・ザ・レインボー」だからと言って、カヴァーが、「虹のイラストに趣味のあまり良くない服」では、NHKの歌のおねいさんみたいだ。しかし、スザンナは1991年にニューヨークのアパートから飛び降り自殺してしまった。もう、その美声はCDでしか聴けない。
レインボー・シックス〈1〉 (新潮文庫)
何だか評価が低いですね。何故でしょうか。
筆者の作品は幾つか読んでいます。
硬派な筆致が多い作品群の中で、この本は少し趣向が変わっています。
元KGBのスパイ、良からぬ事を企む巨大企業、世界最強の特殊部隊。三者が複雑に絡み合うサスペンスアクションとでも言うんでしょうか。今までの作品に比べると確かに派手目です。
が、その分読みやすく、読み応えもあります。
特有の細かい描写も入っていて、好きな作品の一つです。
筆者の作品は幾つか読んでいます。
硬派な筆致が多い作品群の中で、この本は少し趣向が変わっています。
元KGBのスパイ、良からぬ事を企む巨大企業、世界最強の特殊部隊。三者が複雑に絡み合うサスペンスアクションとでも言うんでしょうか。今までの作品に比べると確かに派手目です。
が、その分読みやすく、読み応えもあります。
特有の細かい描写も入っていて、好きな作品の一つです。