もどり橋 (光文社時代小説文庫)
澤田さんの本。面白かったり、今いちだったりします。私の個人的見解なので、ファンの方、ごめんなさい。貧乏な家から、奉公にでてきて、がんばる少女。陰日向なく働く少女のまわりの同僚達。いろんな事があって、いろんな事情があって、人それぞれに。堕ちていく人。それなりの人生。叶うと思った初恋。そして最後に思いがけない出来事。頑張って良かったねって、声かけてあげたくなりました。京都が舞台の本が多い澤田さん。言葉が京言葉。私の友達に同じく時代小説しか読まない子がいるのですが、彼女は九州人。私は、関西人なので、頭の中で関西弁のイントネーションで読むのですが、彼女はどうも苦手らしく、しばらく、澤田さんの本にはまっていましたが、今は疲れるから、読まないとのこと(笑)