深谷さんらしいいい作品でした！読むとガパオが食べたくなります！！

叶くんの歌声も聞きたかったぁ(*'∇`) キャラソンよりもミニドラマが面白かったです。 久しぶりに買ったキャラソンがこのシリーズですが、アタリです♪

深谷先生と言えばアジア漫画の第一人者で
どの作品でも４★以上はつけられる素晴らしい画力と独特のセンスの持ち主なのですが、、、

個人的には最もその魅力の凝縮された処女作であるこの漫画が好きです。
おそらくは体験から生まれた作品なのでしょう。
狙って生み出す事はできそうにない青さ
切なく苦いけれど甘くもある。

今となっては未熟な部分はあるけれども
この作品はそれもみんな味となっています。
才人深谷陽を語るには決してはずせない名作です！

是非この作品を再販してもらいたいと思います！
古本を見かけたなら即買いをオススメします。

前作「スパイシー・カフェ・ガール」の続編です。
登場人物は前作と同じくヤクザ風マスター（ボクサーくずれ？外人部隊帰り？）
やたら肉感的なウエイトレス
そして始めは軟弱だけど次第に成長していく調理師見習い
さまざまな国の人、アンダーグラウンドな人たちを巻き込んで物語は展開します。

マスターはある意味男の憧れだね。こんなふうに仕事ができたらと思うよ。

そしてタイを旅したことがある人だったら、旅心がくすぐられてどうしようもなくなるでしょう。
屋台のカオパッ、ビア・シン、メコンのロック、・・・ああ、旅に出たい！！！

掲載紙の廃刊で連載中止となってしまったのが惜しいです。
長期連載を見込んで（？）あちこちにはられた伏線もそのままに、怒涛のラストになだれ込んでしまいました。

深谷先生、是非是非「スパイシー」第三部を描いてください！！！