「プロローグ」のメドレーから、彼ららしい遊び心が詰まっていて、
思わずクスッと笑ってしまいました。
タイトルとジャケット写真の組み合わせが・・・
これまた、すでに解散しているからこその、「なんでもアリ」でしょうか。
トラックごとに、一言コメントが書かれていて、これもファンにしか分からないツボ。

改めて、ストリングスの艶やかさ、のびやかさ、楽曲の躍動感に引き込まれました。
コアなファンなら文句なく星５つ、ですが、
そうでない方にも、インストが楽しめる方なら星４つでぜひおすすめしたいです。

昨今の歴史ブームを予測していたかはしらないが、クラシックを和風テイストでアレンジしたイージーリスニングアルバム。
元々クラシック楽器で演奏しているためそこまで和風ではないが、こういうアレンジの仕方もあるんだと言う若手音楽家だったGクレフの意欲作だといっていいだろう。
タイトルのような喫茶店があるかどうかは不明だがPOPで和風なクラシック長のアルバムを探している人にはぴったりである。

アルバム収録曲一覧
1.一揆
2.カンティーナ・バンド
3.五右衛門
4.向こう側
5.ピエリオネット
6.新・初・恋
7.オリエンタル・シャンゼリゼ
8.Hello！　陸王
9.いまいまの酒
10.ビバルデ・ビボラバ
11.夢楽
12.朝

ネットサーフィンをしていて偶然このCDの存在を知り、即購入。G-clefはまさに私の青春でした。このCDは発表された７枚のアルバムから満遍なく選曲されており、当時を懐かしく思い出しました。特に好きなのはDisc1に収められている「アンデスに告白」。初めて聞いたときに感じた衝撃がそのままよみがえりました。当時のアルバムが絶版で入手しにくい今日、待望の１枚と断言できます。