世界最古の物語―バビロニア・ハッティ・カナアン (現代教養文庫)
バビロニアは現在のイラク南部に栄えた文明であり。世界最古の文字である
楔形文字を作り出した事で知られる民族です。
神話では、世界最古の叙事詩であるギルガメッシュ叙事詩が有名ですね。
実在した王と呼ばれるギルガメッシュを中心と据えた物語であり。
多くのバビロニアの神々が登場します。
ハッティとは紀元前二千年ごろに現在のトルコのアナトリア半島一帯に巨大帝国ヒッタイタを建国した民族です。
世界で初めて製鉄を始めた民族であり、ヒッタイタの全盛期には大国エジプトをも脅かす国力を誇り
エジプトの黄金期を築いたラムセス一世との戦争でも勝利を収めた事で有名です。
カナアンはカナンともよばれ。現在のシリアの西部に紀元前1400年ごろから栄えた文明であり
都市国家ウガリットが有名ですね。
この文明に関しては、イスラエルと敵対した歴史があり
聖書にも影響を及ぼした事で知られます。
カナンの神々の多くは、キリスト教では悪魔として登場します。
例えばカナアンでもっとも人気のあった神バアルは、悪魔ベールあるいはベールゼブブとしてキリスト教では位置付けられています
以上のように、どれも中東の古代帝国の神話を、ここでえがかれています。
ギリシャ神話や北欧神話なども、中東の神話の影響を受けているから
エジプトと共に欧州文明のルーツともいえるでしょう。
本の内容は、かなりまじめな内容であり
バビロニアにもっともページを割いていますね
これは作者の思い入れってだけではなく
バビロニアに関しては研究がそれだけ進んでいたってことでしょうか?
楔形文字も、アルファベットのルーツですから
早くに解明されていましたからね。
カナアンに関しては聖書などで古くから欧州でもよく知られていたが
ウガリットが発見される1928年までほとんど研究される事はなかったようですし
ですが、古代の中東の神々は、ギリシャや北欧の神話にも大きな影響を与え
聖書にも影響を与えていますから、読んでいれば面白いですね
楔形文字を作り出した事で知られる民族です。
神話では、世界最古の叙事詩であるギルガメッシュ叙事詩が有名ですね。
実在した王と呼ばれるギルガメッシュを中心と据えた物語であり。
多くのバビロニアの神々が登場します。
ハッティとは紀元前二千年ごろに現在のトルコのアナトリア半島一帯に巨大帝国ヒッタイタを建国した民族です。
世界で初めて製鉄を始めた民族であり、ヒッタイタの全盛期には大国エジプトをも脅かす国力を誇り
エジプトの黄金期を築いたラムセス一世との戦争でも勝利を収めた事で有名です。
カナアンはカナンともよばれ。現在のシリアの西部に紀元前1400年ごろから栄えた文明であり
都市国家ウガリットが有名ですね。
この文明に関しては、イスラエルと敵対した歴史があり
聖書にも影響を及ぼした事で知られます。
カナンの神々の多くは、キリスト教では悪魔として登場します。
例えばカナアンでもっとも人気のあった神バアルは、悪魔ベールあるいはベールゼブブとしてキリスト教では位置付けられています
以上のように、どれも中東の古代帝国の神話を、ここでえがかれています。
ギリシャ神話や北欧神話なども、中東の神話の影響を受けているから
エジプトと共に欧州文明のルーツともいえるでしょう。
本の内容は、かなりまじめな内容であり
バビロニアにもっともページを割いていますね
これは作者の思い入れってだけではなく
バビロニアに関しては研究がそれだけ進んでいたってことでしょうか?
楔形文字も、アルファベットのルーツですから
早くに解明されていましたからね。
カナアンに関しては聖書などで古くから欧州でもよく知られていたが
ウガリットが発見される1928年までほとんど研究される事はなかったようですし
ですが、古代の中東の神々は、ギリシャや北欧の神話にも大きな影響を与え
聖書にも影響を与えていますから、読んでいれば面白いですね
バビロニア恋物語
「バビロニア恋物語」はやや異色。アラビア風のメロディ、手拍子とともに腰をくねらせ踊りだしそう。あえて、うさんくさくチープな自己演出をしたサウンド、昭和歌謡風味の古くさいムードを持つ点は犬神サーカス団らしいが、70年代・60年代、更にはもっと古い雰囲気を持つ普段の彼らの楽曲と比べると、この曲はやや時代が新しく、80年代テイストがある。ただ、サビのメロディがいまいちさえない、いつもの彼らの楽曲ほどガツンとこない。
「ディストピア」は哀愁と怨念に満ちた、実に犬神サーカス団らしいハードロックナンバー。この曲の方がA面っぽく感じる。「どうして」と呟きしゃがみこむ…とか、薄汚れたこの街に屈辱の呪いを捧げる…とか、こういう歌詞を歌わせたら天下一品!凶子さんの歌声に似合いすぎです!胸をしめつけられます。
「少女地獄」は犬神サーカス団の初期の作品「御霊前」収録の組曲「黒卵之腐」の一部分(6:00〜9:25)を抜き出し再録したもの。まさかこんな嬉しいことをやってくれるとは!今夜も母が私の首をしめにやってくる…父と娘の禁断の関係、かなりヤバイ詩世界。語りと、虚無感に満ちた歌声が行き交う。ただ、本来ならこのパートの次に、「己の髪を引き抜いて…」と歌い始め、まさに暗黒ドロドロな子守唄・民謡といった感じの展開が続くのだが、そこへ行く直前のところで曲が終わってしまうのがとても残念。個人的にはその部分が「黒卵之腐」で一番好きだったのに。
「ディストピア」は哀愁と怨念に満ちた、実に犬神サーカス団らしいハードロックナンバー。この曲の方がA面っぽく感じる。「どうして」と呟きしゃがみこむ…とか、薄汚れたこの街に屈辱の呪いを捧げる…とか、こういう歌詞を歌わせたら天下一品!凶子さんの歌声に似合いすぎです!胸をしめつけられます。
「少女地獄」は犬神サーカス団の初期の作品「御霊前」収録の組曲「黒卵之腐」の一部分(6:00〜9:25)を抜き出し再録したもの。まさかこんな嬉しいことをやってくれるとは!今夜も母が私の首をしめにやってくる…父と娘の禁断の関係、かなりヤバイ詩世界。語りと、虚無感に満ちた歌声が行き交う。ただ、本来ならこのパートの次に、「己の髪を引き抜いて…」と歌い始め、まさに暗黒ドロドロな子守唄・民謡といった感じの展開が続くのだが、そこへ行く直前のところで曲が終わってしまうのがとても残念。個人的にはその部分が「黒卵之腐」で一番好きだったのに。
バビロニア・ウェーブ
専門家が最後に解説しているけれど、そんなことより。SFとしては十分面白い。
ただ、選択的にウェーブから報復を受けることについて、本編で説明がなされているが、それがあまりサイエンティフィックではない気がする。その設定が、謎めいたウェーブの印象を読者に与えるが、説明が出来ないから煙に巻いた感が否めない。
最後の方で、全宇宙的に観点への脱却を読者に求める部分があるが、そこをもっと深めたらよいのではないかと思った。
でもSFとしては十分面白いと思う。日本オリジナルSFとして、世界レベルで映画化してほしい。
ただ、選択的にウェーブから報復を受けることについて、本編で説明がなされているが、それがあまりサイエンティフィックではない気がする。その設定が、謎めいたウェーブの印象を読者に与えるが、説明が出来ないから煙に巻いた感が否めない。
最後の方で、全宇宙的に観点への脱却を読者に求める部分があるが、そこをもっと深めたらよいのではないかと思った。
でもSFとしては十分面白いと思う。日本オリジナルSFとして、世界レベルで映画化してほしい。
バビロニア―われらの文明の始まり (「知の再発見」双書)
本書は大きく 1.バビロニアの歴史 2.文字の発明 3.王とその暮らし 4.知識人たち 5.宗教と人生 に分けて解説しています。(資料篇としてギルガメシュ叙事詩の洪水物語や、人々の毎日の食事メニューが書かれたの書物の訳も載っています。)
それぞれ重要な事柄に絞って説明されているので時代背景も追いやすく自分のような初心者にはちょうど良い入門書だと思います。
また本中にはページごとに出土品や遺跡の写真が載っているのですが、人間に生を与えてくれる存在の牛や記録的な意味なのか日常生活をモチーフにした浮彫り、像の数々には圧倒されます。
それぞれ重要な事柄に絞って説明されているので時代背景も追いやすく自分のような初心者にはちょうど良い入門書だと思います。
また本中にはページごとに出土品や遺跡の写真が載っているのですが、人間に生を与えてくれる存在の牛や記録的な意味なのか日常生活をモチーフにした浮彫り、像の数々には圧倒されます。