本書は、1980年代なかばに「ニューメディア」と呼ばれた通信技術について漫画で説いた解説書である。
CATVや衛星放送の発祥と発達の過程、光ファイバーの性能、パケット交換の仕組み
などについて取り上げている。

かつて近未来の通信技術として期待され、本書で紹介されたテクノロジーの数々は
キャプテンシステムなど著名なプロジェクトが終結していて残念な面もある。
とはいえ、通信技術に関する将来の展望についての考察が
当時いかになされたかを知るための史料としては役に立つだろう。

終章の『ニューメディア時代の生きかた』では、
やがて日常生活に膨大な情報が溢れ、その処理に忙殺される、今のような時代の到来を予見している。
未来の人々へ向けて、心の安寧を願ったラストシーンには感銘を受けた。

ヘビメタは苦手な私ですが、アニソンとここまで相性がいいとは思いませんでした。もちろんANIMETALの才能でしょうが、下手にアレンジをされたカバーより、アーティストのアクで曲を飲み込んでしまう勢いがあるこのアルバムは、お勧めです。惜しむらくは選曲が、かなりの年代にわたっていることです。幼稚園に行っている頃、もしかしたら聞いたことがあるかも？というアニソンから、中学時代に確かにリアルタイムで耳にしたというものまで入っているので、ハイテンションのまま聴き通すことが出来ないのです。それさえ気にしなければ、お買い得の一枚だと言えるでしょう。

エッ！？特典は【インベーダーキャップ】じゃないの？！

有名人のエピソード集でもなく、自慢話でもない。著名漫画家たちの周辺で、編集の真似事やアシスタントの仕事をしていた業界人の青春時代を語った本。

これがなぜかめちゃくちゃ面白い。

結構目頭が熱くなるエピソードもちりばめられてます。
あと、師匠の石ノ森章太郎先生。いい人だなあ。

きつい本です。
実のところ、４歳のバイリン孫娘に頼まれて注文した本なのですが、孫娘曰く「小文字の私と大文字の死が隣り合うiDEATHというコミューンでの夢のような出来事が書かれているよ。この小説はアメリカのFlower Movementの象徴的作品で、西海岸の若者たちの圧倒的な支持を受けていたのに、著者のRichard Brautigan は運動が下火になって間もなく自殺してしまったね」でした。

海外からの中古ペーパーバックなので、ボロボロの本が来ないか心配でしたが、結構な美本で良かったです。
到着日も予定より８日も早かったし。
梱包も丁寧。

ありがとうございました。