ディーン [DVD]
本作はジェームス・ディーン没後50年記念作品とのこと。
先日放映された「アクターズ・スタジオ・インタビュー」に主演のジェームズ・フランコ「スパイダーマン」「127時間」「猿の惑星・創世記(ジェネシス)」が出演した際に紹介されていたもの。
J・ディーンになりきったJ・フランコが絶賛され、TV映画・ミニシリーズ部門の各賞を受賞した作品とのことで、興味を抱いて購入。
伝記物にありがちな、やや淡々としたストーリー運びだが、何よりも主演のJ・フランコとフランコが演じた伝説のスター、J・ディーンの魅力と彼にまつわるエピソードの数々、J・フランコの「生き写し」の演技に魅了された。
ピュアで繊細な印象の容貌をもちながら、大胆不敵、何者にも憶さなかった亡きJ・ディーンの、スクリーンから飛び出してしまいそうな無軌道さが、どこからもたらされたものなのかが理解しやすいと思う。
特にJ・ディーンと父親との関係が切なくて痛い。
「父に愛されたことがないジェームス、ジェームスを愛することを拒む父」が、「エデンの東」にも通じ、J・ディーンの有名なアドリブシーンの伝説につながる。
「父に認めてほしい」と愛を渇望したJ・ディーンの切ない心情、初めての恋や失恋も描かれていた。
「理由なき反抗」のN・ウッド起用の際の裏話、遺作「ジャイアンツ」の撮影秘話や名シーンなど、J・ディーンに興味を抱く方にはおすすめ。
短くも激しく燃えた伝説のスターの魅力を再確認できた作品。
映像特典は、予告編とごく短いJ・フランコを含む3名のインタビュー映像あり。
先日放映された「アクターズ・スタジオ・インタビュー」に主演のジェームズ・フランコ「スパイダーマン」「127時間」「猿の惑星・創世記(ジェネシス)」が出演した際に紹介されていたもの。
J・ディーンになりきったJ・フランコが絶賛され、TV映画・ミニシリーズ部門の各賞を受賞した作品とのことで、興味を抱いて購入。
伝記物にありがちな、やや淡々としたストーリー運びだが、何よりも主演のJ・フランコとフランコが演じた伝説のスター、J・ディーンの魅力と彼にまつわるエピソードの数々、J・フランコの「生き写し」の演技に魅了された。
ピュアで繊細な印象の容貌をもちながら、大胆不敵、何者にも憶さなかった亡きJ・ディーンの、スクリーンから飛び出してしまいそうな無軌道さが、どこからもたらされたものなのかが理解しやすいと思う。
特にJ・ディーンと父親との関係が切なくて痛い。
「父に愛されたことがないジェームス、ジェームスを愛することを拒む父」が、「エデンの東」にも通じ、J・ディーンの有名なアドリブシーンの伝説につながる。
「父に認めてほしい」と愛を渇望したJ・ディーンの切ない心情、初めての恋や失恋も描かれていた。
「理由なき反抗」のN・ウッド起用の際の裏話、遺作「ジャイアンツ」の撮影秘話や名シーンなど、J・ディーンに興味を抱く方にはおすすめ。
短くも激しく燃えた伝説のスターの魅力を再確認できた作品。
映像特典は、予告編とごく短いJ・フランコを含む3名のインタビュー映像あり。
駒(東方のキャラ)を操り戦う、面クリア型戦略SLG。前作〔幻想少女大戦、紅〕の続編。
最初に霊夢編と魔理沙編が選べる。筆者は霊夢編の難易度Normalを選び、クリア
パッケージにあるキャラを含め、相当数の量のキャラが登場し仲間にすることができる。出撃キャラは取捨選択できるので、自分好みのパーティーで戦い抜けるだろう。
システムはスーパーロボット大戦をベースに、東方Project独特の味付けがされている(スペルカードシステム、弾幕システムなど)。
戦闘グラフィックは前作より強化されたようである。技も豊富になり、積極的に戦闘アニメーションを見たいと思わせる出来である(戦闘アニメーションはスキップ可)。
顔グラフィックはスーファミ風の地味な絵だが、センスの良い書き方で、東方ファンならば裏切られない出来になっていると思う。背景グラフィックやギミックは、桜や雪が散るような印象的なものもある。
ストーリーは前作、〔紅〕でもすばらしかったが、の本作〔妖〕でもラストあたりは迫力のある展開で、強く印象が残る美しいENDになっている。東方Projectの原作をプレイ済みならば、尚楽しめるだろう。東方の同人ゲームとしてここまで高い完成度と演出はすばらしい。
ただ、一つ問題がある。修正バッチを当てないとゲームの表示が途中でおかしくなる。筆者はゲーム中盤で、このバグに遭遇し、ヒヤッとしたが、バッチを当てたら直った。あと前作から引き継いだのに、前作分のストーリーチャートが表示されないなど、バグかどうかわからないものもある。ここまで完成度の高い作品なのに惜しい。
最初に霊夢編と魔理沙編が選べる。筆者は霊夢編の難易度Normalを選び、クリア
パッケージにあるキャラを含め、相当数の量のキャラが登場し仲間にすることができる。出撃キャラは取捨選択できるので、自分好みのパーティーで戦い抜けるだろう。
システムはスーパーロボット大戦をベースに、東方Project独特の味付けがされている(スペルカードシステム、弾幕システムなど)。
戦闘グラフィックは前作より強化されたようである。技も豊富になり、積極的に戦闘アニメーションを見たいと思わせる出来である(戦闘アニメーションはスキップ可)。
顔グラフィックはスーファミ風の地味な絵だが、センスの良い書き方で、東方ファンならば裏切られない出来になっていると思う。背景グラフィックやギミックは、桜や雪が散るような印象的なものもある。
ストーリーは前作、〔紅〕でもすばらしかったが、の本作〔妖〕でもラストあたりは迫力のある展開で、強く印象が残る美しいENDになっている。東方Projectの原作をプレイ済みならば、尚楽しめるだろう。東方の同人ゲームとしてここまで高い完成度と演出はすばらしい。
ただ、一つ問題がある。修正バッチを当てないとゲームの表示が途中でおかしくなる。筆者はゲーム中盤で、このバグに遭遇し、ヒヤッとしたが、バッチを当てたら直った。あと前作から引き継いだのに、前作分のストーリーチャートが表示されないなど、バグかどうかわからないものもある。ここまで完成度の高い作品なのに惜しい。
ポゼッション [Blu-ray]
WOWOで、放送していたものを録画して、観賞しました。
内容は安定した見やすい作品です。
血がたくさん出るようなグロいシーンは有りません。せいぜい、歯が抜けるぐらいです。
グロい作品が嫌いな人でも、観賞出来る程よいホラーでしょう。
内容は安定した見やすい作品です。
血がたくさん出るようなグロいシーンは有りません。せいぜい、歯が抜けるぐらいです。
グロい作品が嫌いな人でも、観賞出来る程よいホラーでしょう。
Odd Thomas (Odd Thomas 1)
2003年発表のベストセラー。今回は死後の霊の姿を見ることが出来る青年が主人公です。
Koontz作品が属するカテゴリーはSF/ホラーですが、ただの化け物を描くだけではネタも限られ読者にも飽きられることから、そうした超自然現象をどう物語に活かすかがポイントです。本作でも主人公の特殊能力が縦糸となってストーリーが展開しますが、そうした超自然現象は上手く背後に溶け込んで、むしろ主人公と彼を取り巻く様々な人物~身勝手な父親、精神を病む母親、恋人をはじめとする多くの善意に溢れる人々~とのかかわり合いが鮮やかに前面に浮き出てくる構造となっています。
物語は主人公が、町を襲う未曾有の大惨事を防げるのかどうかでクライマックスを迎えますが、本当の見せ場は事件解決の後に用意されており、文字通り涙なしには読めません(地下鉄の車中で、鼻をすする余り、花粉症のフリをせざるを得ませんでした)。
ポジティブな人物像と、過度に書き込まないことによる後を引かない読後感(?)も、Koontzならでは!
シリーズ化にも耐え得る新たな主人公の登場です・・・が、まぁ、それをしないところがいいのかも知れませんね。
Koontz作品が属するカテゴリーはSF/ホラーですが、ただの化け物を描くだけではネタも限られ読者にも飽きられることから、そうした超自然現象をどう物語に活かすかがポイントです。本作でも主人公の特殊能力が縦糸となってストーリーが展開しますが、そうした超自然現象は上手く背後に溶け込んで、むしろ主人公と彼を取り巻く様々な人物~身勝手な父親、精神を病む母親、恋人をはじめとする多くの善意に溢れる人々~とのかかわり合いが鮮やかに前面に浮き出てくる構造となっています。
物語は主人公が、町を襲う未曾有の大惨事を防げるのかどうかでクライマックスを迎えますが、本当の見せ場は事件解決の後に用意されており、文字通り涙なしには読めません(地下鉄の車中で、鼻をすする余り、花粉症のフリをせざるを得ませんでした)。
ポジティブな人物像と、過度に書き込まないことによる後を引かない読後感(?)も、Koontzならでは!
シリーズ化にも耐え得る新たな主人公の登場です・・・が、まぁ、それをしないところがいいのかも知れませんね。