ヒットを飛ばし大成功を収めたイギリスのトップグループ、TAKE　THAT。
頂点をきわめたそのときに解散し、グループの曲を多く書いていたゲイリー
がソロ・アルバムを出した。
というわけで、今までヒット曲を送り出してきた彼だけに、ソロの曲のクオリ
ティもばっちりである。彼の才能に加え、そうそうたるメンバーをバックアップにして制作しているので、それだけの出来になっている。
マドンナの書いた曲も。
ミッドテンポやバラードが多めで、きれいな曲に感動させられる。

イギリスに行く飛行機の中でこのアルバムを聴いて、なんだかポールマッカートニーとビリージョエルを合わせたようなアルバムだなあ思ってましたが、何度か聞いているうちに素晴らしいアルバムだと言う事に気がつきました。

オリジナリティとしては新しくはないとは思いますが、このクオリティのメロディーを書けるシンガーソングライターが現在何人いるでしょう？
正直言ってマッカートニーやジョエルの新譜が出ていてもこのアルバムの方がメロディのクオリティは上だと思います。

甘ったるい音楽が嫌いというなら聞く必要もないし、
robbie を聞けばいいのでしょう。

しかし、このアルバムには他には無い素晴らしいメロディーが満載されています。
こんなメロディーの宝庫のようなアルバムはしばらく出てくる事は無いと思います。

私は４０代後半ですが、安心して聞ける新しいアルバムです。

ポールマッカートニー、ビリージョエル、ギルバートオサリバン、ブレッドなどがお好きな人はぜひ購入してください。

作家としても素晴らしいGary だからこそ出来たアルバム、
素晴らしい１枚です。