淫魔インキュバスを題材にしたカナダ産のオカルト・スラッシャー怪作｢死霊の悪夢｣である（1981年製作）。
監督はジョン・ハフで前作｢呪われた森｣（80）はディズニー製作という事もあり、一般劇場公開されたオカルト映画であるが、
本作は未公開作（後にビデオスルーされてはいる。）の儘であった。

本作は異常連続殺人鬼映画量産時期に製作された事もあり、残酷描写を比較され、物足りないとか、（オカルト物にありがちな）
説明不足の脚本とか、過小評価された不遇の作品である。そもそも、そういった系統と比較する事自体が筋違いなのである。
勿論、スプラッター映画好きには不向きな作風である。

若いカップルが、正体不明の何者かに襲撃される冒頭場面で幕開け。男は釘が付いた板切れで頭部を叩き殺された挙句、
湖に死体を投げ込まれる。女は強姦を受け子宮を破壊され、瀕死の状態で病院に運ばれる。その後も町の女性が次々と強姦され、
子宮を破裂させられる残虐な怪事件が相次いで起こる。女性の体には大量の精液が残されていた事から、
複数犯の犯行と見なす警察だが、手掛かりは掴めず。被害者を担当した外科医サム（ジョン・カサヴェテス）は、
単独犯によるものと睨む。そして偶然に知り合った新聞記者ローラ（ケリー・キーン）と共に奇怪な事件を調べ始める...。

夜な夜な凄惨な悪夢を見て、家を抜け出す青年ティム（ダンカン・マッキントッシュ）は、女性が情け容赦無く強姦され、
殺される夢を見ると現実に起こると主張する。精神的な苦痛に悩む彼の姿が、事件の重要な鍵を握る人物として描かれており、
ミステリー色も効かされた緊迫感高い展開で話は進行する。

淫魔による珍妙で不気味で屈折した犯行、殺人現場はスプラッター場面は無いものの、不気味で血生臭く衝撃的である。
犠牲者は抵抗する術も無く暴行される儘に虐殺されていく。これが「13金」シリーズのジェイソンの様な殺人鬼とは異なり、
魔物による人間の常軌を逸した出現と暴虐ぶりなのだ。殆ど姿を見せない得体の知れない悍ましい雰囲気や、
女性の悲鳴の凄まじい表現、エコーやスロー再生の効果が多用されたカメラワーク、音楽効果、暗く重苦しい空気が漂う
恐怖の醸成等の拘りは、流石ハフ監督の持味が発揮されている。

最後に魔物の正体を見せる驚くべきラスト場面の衝撃感と後味の悪さは忘れ難い。役者陣の演技も手堅く、
オカルト+ミステリー+魔物+連続殺人を上手くミックスした戦慄のホラー秀作として再評価されるべきである。

定価より安く買えて満足です。新しいアルバムがとても楽しみです。

前のバイト先で、incubusを知ってCDやこのDVDも借りてから、incubusにハマりました。
DVDは、CDがセットになっていて、1.pantomime 2.follow 3.monuments and melodies 4.are you in(LIVE) 5.circles が収録されています。
2004年のLIVEがDVDに収録されていて、規模の大きさと神秘的な空間でのLIVEは、観入ってしまいます。
メンバー全員、最高にカッコいいが、ブランドンはやはりカッコよすぎます。
incubus好きな人は、一度観て下さい。
イケメン好きな人も、是非この機会に、incubus好きになって下さい。
文句なく、星5.☆☆☆☆☆です。

大好きなので、言うことなしです。だから参考にはならないかと（笑）。カッコイイですし、相変わらず歌声が堪りません！

音楽が、心の栄養になると思っている方に、ぜひ聴いて頂きたい本作です。

美しくてはかなくて、強い、Incubusの美点はそのままなのですが、
とにかく「優しい」です

これまでも　すばらしいバンドでしたが

本物になった。背伸びでなく、成長した！
そのことが、しっかり感じれる一枚です

あいかわらずの、美しく希有な伸びの、ブランドンのボーカルですが
今作では、更に、（ソロ作を経て）深み、味が出ています
ギターやベース、スクラッチとの一体感、ため息がでるほどです

彼らの代表作は、他の作品が、前に、派手に、出るかもしれないけど、
本作は、１０年、２０年、目立たずとも、愛される
おだやかな愛情のこもった音です

ぜひ体感を＾＾