アポロ11号の月面着陸はウソだった？今でもたまに話題になるアメリカ政府の陰謀説ですが、本作はそれを下敷きにして製作されています。こちらは月面ではなく火星ですけどね。監督のピーター・ハイアムズは、ベトナム戦地でのテレビ取材の際、国家権力によって真実が捻じ曲げられる事実を目の当たりにし、本作の企画を思いついたそうです。

　政府の芝居に付き合わされる三人の宇宙飛行士。ことが済めば無事に帰れるはずだったが、アクシンデントにより無人の宇宙船が消滅、この世に存在してはならない存在になった三人は、政府から命を狙われることに…と、ここから映画はアクション活劇に変貌します。語り草になっている中盤のカーチェイス（ブレーキがきかなくなるように細工される！）と、終盤のスカイチェイスは、今見ても全く色褪せない迫力満点の映像に仕上がっています。前者はカメラを車のバンパーの下に据えて、後者はカメラマンを宙づりにして撮影されたらしいです(！)。宇宙飛行士たちを追う、無機質な2機のヘリコプターの恐ろしさにも注目です。

　大胆な着想のもと、娯楽作品としても一級品な本作。古い作品ですが、まだ未見の方は是非！

　アポロ11号の月面着陸はウソだった？今でもたまに話題になるアメリカ政府の陰謀説ですが、本作はそれを下敷きにして製作されています。こちらは月面ではなく火星ですけどね。監督のピーター・ハイアムズは、ベトナム戦地でのテレビ取材の際、国家権力によって真実が捻じ曲げられる事実を目の当たりにし、本作の企画を思いついたそうです。

　政府の芝居に付き合わされる三人の宇宙飛行士。ことが済めば無事に帰れるはずだったが、アクシンデントにより無人の宇宙船が消滅、この世に存在してはならない存在になった三人は、政府から命を狙われることに…と、ここから映画はアクション活劇に変貌します。語り草になっている中盤のカーチェイス（ブレーキがきかなくなるように細工される！）と、終盤のスカイチェイスは、今見ても全く色褪せない迫力満点の映像に仕上がっています。前者はカメラを車のバンパーの下に据えて、後者はカメラマンを宙づりにして撮影されたらしいです(！)。宇宙飛行士たちを追う、無機質な2機のヘリコプターの恐ろしさにも注目です。

　大胆な着想のもと、娯楽作品としても一級品な本作。古い作品ですが、まだ未見の方は是非！

日本ではサントラはホント不遇ですね。出来れば当時に日本版LPジャケットで日本版発売望みます。ジェリーゴールドスミス氏は既に鬼籍に入られていますが彼の功績は素晴らしいです、邦題「愛のテーマ」は大好きな曲です。ストリングスとギターのカッティングがカッコイイ名曲です。出来れば、ジェリーゴールドスミス氏のコンプリートワークス限定でも良いので発売してくれませんかねェェェ。CD売れない今日無理でしょうが、レコード会社の皆様お願いします。

私の自宅周辺では古本屋や漫画喫茶など何処を探しても見つからなくて、状態云々は気にせずに購入をしましたが、想像以上に状態もよく大変満足です。

日本公開が1977年、ちょうどSF映画ブームの頃の作品だ。
当時話題になっていたが僕の田舎では上映されず、後からビデオで観てこれが2回目。
今も実現していな人類初の有人火星探査が実はでっち上げで、そこに携わった宇宙飛行士達が抹殺されてしまうって内容。
大統領選挙再選のためなら、なんでもやってしまうというアメリカ政治を皮肉ったような映画で、当然アポロ11号の月面着陸の偽疑惑も視野に入れていたのだろう。
エンターテイメント性も十分備えた、なかなかの佳作だと思う。