アムステルダム・ルッキ・スターダスト・カルテット・コレクション
ニュートン・クラシックスが廉価盤化して定期的にリリースしているライセンス・リイシュー・シリーズのひとつでルッキ・スターダスト・カルテットが以前にデッカから出した「イタリアン・リコーダー・ミュージック」、「協奏曲集」、「バロック・リコーダー・ミュージック」及び「エクストラ・タイム」の4タイトルをまとめた4枚組のセットになる。いずれのCDも既に入手が困難な為、廉価盤としての復活を歓迎したい。彼らは結成以来30年以上に亘ってリコーダー・カルテットを中心としたコンサートを行っているので、リコーダーの愛好家また古楽ファンであればルッキの名を知らない人はいないだろう。
私がルッキのコンサートを初めて聴いたのは80年代で、そのラフな演奏会の雰囲気とは裏腹なコントロールの行き届いたアンサンブルの巧みさにつくづく感心したものだが、何にも増して彼ら自身が演奏を楽しんでいる様子が聴き手にも伝わって来て、しかつめらしい顔で演奏するものと思われがちな古楽が、かつては純粋な娯楽であったことを彷彿とさせてくれる。また彼らは早くから古楽に捉われない驚異的なレパートリーをこなしているが、息の合った精緻でしかも活気に満ちた表現は古楽ファン以外の人達にもリコーダー・アンサンブルの醍醐味を満喫させ、クラシックの敷居を低くして学生を中心とした幅広いファン層を開拓した功績も見逃せない。
録音は87年から92年で音質は極めて良好。彼らが曲中の随所で聴かせる純正調和音の清澄な響きの美しさも特筆される。尚2枚目の協奏曲集はクリストファー・ホグウッド率いるアカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージックとの協演になる。また3枚目に収録されたバッハの『フーガの技法』はコントラプンクトゥス第1番と第3番のみで、できれば全曲を聴きたいところだ。因みに全曲盤はチャンネル・クラシックス・レーベルからリリースされている。最後のCDのモダン・ミュージック・レパートリーも秀逸で、これらの曲は彼らのコンサートのアンコール・ピースとして絶大な人気を博したものだ。中でも『ピンクパンサーのテーマ』は愉快そのもの。
私がルッキのコンサートを初めて聴いたのは80年代で、そのラフな演奏会の雰囲気とは裏腹なコントロールの行き届いたアンサンブルの巧みさにつくづく感心したものだが、何にも増して彼ら自身が演奏を楽しんでいる様子が聴き手にも伝わって来て、しかつめらしい顔で演奏するものと思われがちな古楽が、かつては純粋な娯楽であったことを彷彿とさせてくれる。また彼らは早くから古楽に捉われない驚異的なレパートリーをこなしているが、息の合った精緻でしかも活気に満ちた表現は古楽ファン以外の人達にもリコーダー・アンサンブルの醍醐味を満喫させ、クラシックの敷居を低くして学生を中心とした幅広いファン層を開拓した功績も見逃せない。
録音は87年から92年で音質は極めて良好。彼らが曲中の随所で聴かせる純正調和音の清澄な響きの美しさも特筆される。尚2枚目の協奏曲集はクリストファー・ホグウッド率いるアカデミー・オヴ・エンシェント・ミュージックとの協演になる。また3枚目に収録されたバッハの『フーガの技法』はコントラプンクトゥス第1番と第3番のみで、できれば全曲を聴きたいところだ。因みに全曲盤はチャンネル・クラシックス・レーベルからリリースされている。最後のCDのモダン・ミュージック・レパートリーも秀逸で、これらの曲は彼らのコンサートのアンコール・ピースとして絶大な人気を博したものだ。中でも『ピンクパンサーのテーマ』は愉快そのもの。
[ビルケンシュトック]BIRKENSTOCK BIRKENSTOCK/ AMSTERDAM Unisex
私の足は幅広甲高ですが、通常のビルケンサイズで問題ありませんでした。
確かにマンションの方は、足音に気をつけたほうがいいかもしれないですね。
確かにマンションの方は、足音に気をつけたほうがいいかもしれないですね。
ようこそ、アムステルダム国立美術館へ [DVD]
アムステルダム国立美術館の改修工事をするにあたって、コンペで決まった設計が自転車の進行妨害になるとか新設される塔が環境を損ねるとかいちいちクレームが出て一向に工事が出来ない状況に陥る。
これはおもしろい。自転車の愛好家や歴史的建造物を大切にする市民が改修に反対したり、市民の声がそのまま省庁に反映されて許可を下ろさなかったりオランダの文化が良くわかります。もし日本だったら市民はおきざりにされて省庁は美術館側に立って手続きを踏むのだろうなと感じました。しかも反対する市民もエゴをむき出しにすることなく、設計士や美術館の職員も決して興奮することなく冷静にうんざりして語っているところも見れるところ。責任を取って美術館を去る館長も結構な嫌われ具合で、それなのに盛大な送別会を開いてもらったり。新館長に選ばれなかった候補の落胆する表情もなんとも切なかったり。もし本作品が公開される前に過程として美術館が公開していたら、どうして新しい建造物の高さがあれほど必要なのかわかってもらえたのではないかと思いました。かなり翻弄される映画なのにみんながおとなしいのも好感が持てて最後まで一気に見れました。ドキュメンタリー最高。
これはおもしろい。自転車の愛好家や歴史的建造物を大切にする市民が改修に反対したり、市民の声がそのまま省庁に反映されて許可を下ろさなかったりオランダの文化が良くわかります。もし日本だったら市民はおきざりにされて省庁は美術館側に立って手続きを踏むのだろうなと感じました。しかも反対する市民もエゴをむき出しにすることなく、設計士や美術館の職員も決して興奮することなく冷静にうんざりして語っているところも見れるところ。責任を取って美術館を去る館長も結構な嫌われ具合で、それなのに盛大な送別会を開いてもらったり。新館長に選ばれなかった候補の落胆する表情もなんとも切なかったり。もし本作品が公開される前に過程として美術館が公開していたら、どうして新しい建造物の高さがあれほど必要なのかわかってもらえたのではないかと思いました。かなり翻弄される映画なのにみんながおとなしいのも好感が持てて最後まで一気に見れました。ドキュメンタリー最高。