ファンタジア(字幕版) [VHS]
アニメーションはディズニーテイストたっぷりなんだけど音楽はいずれもクラシックの名作と言われる曲ばかり。もともとクラシックの中でも映像的な曲なので、ディズニーのアニメーションとのコラボレーションは最高です。作曲家のイメージどおり(もちろん直接話した訳じゃないですけど)の映像を付けたものから、ディズニースタッフの新解釈によってあっと驚くような映像を付けたものまで、芸術作品の域に達してます。ディズニーアレルギーの方も、クラシックアレルギーの方も、とにかく楽しめる作品ではないでしょうか?ディズニーもクラシックも両方ダメな人にはお勧め出来ませんが・・(笑)
ファンタジア ダイヤモンド・コレクション&ファンタジア2000 ブルーレイ・セット [Blu-ray]
お涙頂戴と解っていても、結構泣けちゃいました。
2000と1940を比べると、明らかに1940の方が、骨太で、抽象化もしっかりして中身も濃いのですが、泣けちゃったのは、少々浅薄な2000側でした。自然という破壊と再生の力を、より鮮明に、より直截的に表現した所に嵌まりました。11.3.11の大地震後に入手したので、強く響いたかも知れません。悲しい記憶のある方に、是非、見て欲しいとも感じました。
・2000; 前半はアメリカ万歳的で冗長ですが、後半、動物の謝肉祭→魔法使いの弟子→威風堂々→火の鳥の4曲は、時間を忘れさせる程の出来だと思います。おまけの、ダリとの共作短編、レヴァイン含めた製作者の音声解説も内容充実して見応えあります。
・1940; 2000にも入っている「魔法使い」は然る事ながら、「禿山」、「くるみ割り」は、絶頂です。現代人では超えられない、アニメ創成期の気概を感じます。BDになって、映像の凄さを再認識です。
現在2011、早く、次が見(聞き)たいです。マーラー、ブルックナー、リスト、モーツァルトなんかも見たい!!
2000と1940を比べると、明らかに1940の方が、骨太で、抽象化もしっかりして中身も濃いのですが、泣けちゃったのは、少々浅薄な2000側でした。自然という破壊と再生の力を、より鮮明に、より直截的に表現した所に嵌まりました。11.3.11の大地震後に入手したので、強く響いたかも知れません。悲しい記憶のある方に、是非、見て欲しいとも感じました。
・2000; 前半はアメリカ万歳的で冗長ですが、後半、動物の謝肉祭→魔法使いの弟子→威風堂々→火の鳥の4曲は、時間を忘れさせる程の出来だと思います。おまけの、ダリとの共作短編、レヴァイン含めた製作者の音声解説も内容充実して見応えあります。
・1940; 2000にも入っている「魔法使い」は然る事ながら、「禿山」、「くるみ割り」は、絶頂です。現代人では超えられない、アニメ創成期の気概を感じます。BDになって、映像の凄さを再認識です。
現在2011、早く、次が見(聞き)たいです。マーラー、ブルックナー、リスト、モーツァルトなんかも見たい!!
ファンタジア スペシャル・エディション [DVD]
普段は特にディズニー好きでない私ですが、
それこそビデオテープが擦り切れるほど、
子供の頃取り憑かれたように観ていた作品です。
クラシックの名曲中の名曲に、
イマジネーション溢れるアニメーションをあてた作品としては、
まさに始祖であり、先駆的作品である「FANTASIA」です。
途中、ミッキーマウスの登場する「魔法使いと弟子」なども楽しいのですが、
地球という惑星の誕生から、海洋微生物の誕生。
そしてそれらが進化を遂げ、陸に上がり、やがて恐竜なんかが登場し、
そして滅び、人間が誕生。
春を謳歌し、調子づく人間に降りそそぐ自然という脅威を、
古代ギリシャ神話の神々や、ペガサスや天使などの架空生物も絡めて表現しています。
そんな、万物創生という、スケールの大きなストーリーでも繋がっています。
大人になった今、改めて観返してみるときには、
制作された年代を考慮すると、こんなに前衛的だったり野心的な作品を試みた
ウォルト・ディズニー氏や制作に携わったスタッフの方々への畏敬の念でいっぱいになります。
けれども、子供の頃に観るFANTASIAは、ことさらにファンタジックな夢の世界です。
きっとその目には、既成概念や先入観、そして知識を積み重ねた私たち大人とは、少し違った世界が見えているはずです。
そして恐らくそれは、子供の頃にしか見ることのできない景色だと思います。
大人が観ても十二分に楽しむことのできる本作ではありますが、
特に小さなお子様のいらっしゃる方には、ぜひともお子様にプレゼントしてあげてほしい名作中の名作です。
※ただし、ムソルグスキの「禿山の一夜」のパートに関しては、
ホラー・オカルト的要素の表現に終始するので、怖くて泣いてしまうお子様もある気がするので、
ご心配でしたら、スキップしてあげてください。笑
それこそビデオテープが擦り切れるほど、
子供の頃取り憑かれたように観ていた作品です。
クラシックの名曲中の名曲に、
イマジネーション溢れるアニメーションをあてた作品としては、
まさに始祖であり、先駆的作品である「FANTASIA」です。
途中、ミッキーマウスの登場する「魔法使いと弟子」なども楽しいのですが、
地球という惑星の誕生から、海洋微生物の誕生。
そしてそれらが進化を遂げ、陸に上がり、やがて恐竜なんかが登場し、
そして滅び、人間が誕生。
春を謳歌し、調子づく人間に降りそそぐ自然という脅威を、
古代ギリシャ神話の神々や、ペガサスや天使などの架空生物も絡めて表現しています。
そんな、万物創生という、スケールの大きなストーリーでも繋がっています。
大人になった今、改めて観返してみるときには、
制作された年代を考慮すると、こんなに前衛的だったり野心的な作品を試みた
ウォルト・ディズニー氏や制作に携わったスタッフの方々への畏敬の念でいっぱいになります。
けれども、子供の頃に観るFANTASIAは、ことさらにファンタジックな夢の世界です。
きっとその目には、既成概念や先入観、そして知識を積み重ねた私たち大人とは、少し違った世界が見えているはずです。
そして恐らくそれは、子供の頃にしか見ることのできない景色だと思います。
大人が観ても十二分に楽しむことのできる本作ではありますが、
特に小さなお子様のいらっしゃる方には、ぜひともお子様にプレゼントしてあげてほしい名作中の名作です。
※ただし、ムソルグスキの「禿山の一夜」のパートに関しては、
ホラー・オカルト的要素の表現に終始するので、怖くて泣いてしまうお子様もある気がするので、
ご心配でしたら、スキップしてあげてください。笑