キャプテン・ビーフハート
天才とは、常人の理解を超えたところにいる存在なのだと思う。但し、自伝なので、少しを眉を湿らせながら、お読みいただく事も肝要かと。さすがに、随所に、発見があり、とても面白いが、残念ながら、万人向きではない。やはり、音楽家としてのCaptian Beefheart氏をある程度ご理解いただいている方が、お読みいただくのが、良い様に思う。内容として一番気になった点は、Frank Zappaとの関係だが、小生の理解していた内容と若干異なる。視点が変われば、違って見えてくるということでしょうか。
フランク・ザッパ/キャプテン・ビーフハート・ディスク・ガイド
紹介されている全てのアルバムのカバーがカラーで、大変シンプルな構成。
生前発売された作品は基本1ページで、著者のこれは!という作品は2ページで紹介されている。
以下の2ページの作品の選択に不満はない。
「Freak Out!」,「Uncle Meat」,「Hot Rats」,「200Motels」,「The Grand Wazoo」,「Over-Nite Sensation」,「One Size Fits All」,「Zappa In New York」,「Sheik Yerbouti」,「Shut Up'n Play Yer Guitar」,「Them Or Us」,「You Can't Do That On Stage Anymore Vol.1」,「Ahead Of Their Time」,「The Yellow Shark」,「Lather」。
他に、ビーフハートが「Trout Mask Replica」,「Shiny Beast(Bat Chain Puller)」。
所謂ロックファンと呼ばれる人たちでもザッパ聴いた事無い人は、たくさんいるだろう。
試しにどれか一枚聴いて欲しいね。デカイ音でさ!
この本は、多分日本で初めてのザッパのディスク・ガイド本であり、個人的には待望という言葉が相応しい本であった。まず発売されたこと自体に、私は拍手するね。
また175ページから238ページにわたって、プロデュース作や関連レーベル作、関連ミュージシャンのアルバム等が紹介されているのだが、これがとっても個人的に大助かり。
確かにザッパがメジャーに見える程、どマイナー(日本で?)な作品が多い・・・、しかーしだ、これが実に味わい深く興味深い作品群であるし、個性溢れるミュージシャンが多数紹介されているのだ。
著者のこれはちょっとという表現はある。でも言い出したらきりないし。
私が敬愛するミュージシャン、フランク・ザッパのディスク・ガイド本の存在がまず快挙なんだ。
ディランやマイルスと並ぶレコード・コレクターズ増刊ディスク・ガイド本シリーズで、これで定価2,000円って、かなり安いと思うね、私は。
所謂ザッパ・フリーク連中?とやらから、ザッパを解放したいという試みも感じられる。
良いね!おすすめ。
生前発売された作品は基本1ページで、著者のこれは!という作品は2ページで紹介されている。
以下の2ページの作品の選択に不満はない。
「Freak Out!」,「Uncle Meat」,「Hot Rats」,「200Motels」,「The Grand Wazoo」,「Over-Nite Sensation」,「One Size Fits All」,「Zappa In New York」,「Sheik Yerbouti」,「Shut Up'n Play Yer Guitar」,「Them Or Us」,「You Can't Do That On Stage Anymore Vol.1」,「Ahead Of Their Time」,「The Yellow Shark」,「Lather」。
他に、ビーフハートが「Trout Mask Replica」,「Shiny Beast(Bat Chain Puller)」。
所謂ロックファンと呼ばれる人たちでもザッパ聴いた事無い人は、たくさんいるだろう。
試しにどれか一枚聴いて欲しいね。デカイ音でさ!
この本は、多分日本で初めてのザッパのディスク・ガイド本であり、個人的には待望という言葉が相応しい本であった。まず発売されたこと自体に、私は拍手するね。
また175ページから238ページにわたって、プロデュース作や関連レーベル作、関連ミュージシャンのアルバム等が紹介されているのだが、これがとっても個人的に大助かり。
確かにザッパがメジャーに見える程、どマイナー(日本で?)な作品が多い・・・、しかーしだ、これが実に味わい深く興味深い作品群であるし、個性溢れるミュージシャンが多数紹介されているのだ。
著者のこれはちょっとという表現はある。でも言い出したらきりないし。
私が敬愛するミュージシャン、フランク・ザッパのディスク・ガイド本の存在がまず快挙なんだ。
ディランやマイルスと並ぶレコード・コレクターズ増刊ディスク・ガイド本シリーズで、これで定価2,000円って、かなり安いと思うね、私は。
所謂ザッパ・フリーク連中?とやらから、ザッパを解放したいという試みも感じられる。
良いね!おすすめ。
ルナー・ノーツ―キャプテン・ビーフハート
キャプテン・ビーフハートの名盤『トラウト・マスク・レプリカ』がいかにして作られたかがここにある。何もかもがエキセントリックだ。ここには、レコーディング、ライブ、バンドのメンバーとの関係など赤裸裸に書かれてある。奇才と言われる理由がこれでかなりわかる。好きな人には必読の1冊!