スター・ウォーズ トリロジー DVD-BOX
待ちに待ったDVDですので、豊富な得点映像を含めて全体的には満点をあげたいのですが、多くの方が言われているとおり、長年のSWファンとしてはEP6の以下の修正部分がどうにも受け入れられません。
(1)ラストのイウォーク族との歓喜の歌の差し替え
(2)同じくラストの俳優の差し替え
(1)については特別版から既にそうなのですが、曲調ががらりと変わってしまったこともさることながら伝統的なSWのエンディング(ラストシーンのBGMからエンドクレジットにスムーズにつながる見事な構成)を崩しており、ぎこちないつながり方になってしまっていることが何よりも残念。また追加された映像では皇帝像が倒されるシーンがバグダッドでのフセイン像をイメージさせて複雑な気分になります。
また(2)については賛否両論あるようですが、やはりオリジナルにすべきと思います。あのシーンは最後に善の心を取り戻したアナキンが、ルークとの対面での恐ろしい形相から穏やかな表情へと変わってジェダイに帰っていくという、SWサーガの大団円を飾るに相応しいシーンだったのですが、ヘイデンになってしまったことでとても薄っぺらいシーンになった気がしてなりません。(正直、最初は冗談かと思いました)EP4でジャバを人間の俳優からCGに差し替えたことと重要性が全く異なります。少なくとも劇場オリジナル版のシーンを特典映像に収めるという配慮はすべきだったのではないでしょうか?
(1)ラストのイウォーク族との歓喜の歌の差し替え
(2)同じくラストの俳優の差し替え
(1)については特別版から既にそうなのですが、曲調ががらりと変わってしまったこともさることながら伝統的なSWのエンディング(ラストシーンのBGMからエンドクレジットにスムーズにつながる見事な構成)を崩しており、ぎこちないつながり方になってしまっていることが何よりも残念。また追加された映像では皇帝像が倒されるシーンがバグダッドでのフセイン像をイメージさせて複雑な気分になります。
また(2)については賛否両論あるようですが、やはりオリジナルにすべきと思います。あのシーンは最後に善の心を取り戻したアナキンが、ルークとの対面での恐ろしい形相から穏やかな表情へと変わってジェダイに帰っていくという、SWサーガの大団円を飾るに相応しいシーンだったのですが、ヘイデンになってしまったことでとても薄っぺらいシーンになった気がしてなりません。(正直、最初は冗談かと思いました)EP4でジャバを人間の俳優からCGに差し替えたことと重要性が全く異なります。少なくとも劇場オリジナル版のシーンを特典映像に収めるという配慮はすべきだったのではないでしょうか?
スターウォーズ 3部作《特別篇》 トリロジー・ボックス【字幕ワイド版】 [VHS]
最近DVDが発売になりましたが、DVDとは微妙に異なる、1997年の特別編公開時の映像が収録されているので、マニアの人は買いだと思います。
スター・ウォーズ コンプリート・サーガ ブルーレイBOX (初回生産限定) [Blu-ray]
VHSに始まってLDで2セット、DVDで1セット、WOWOW番組録画D-VHS、BD-REと進み、待望のBDコンプリート!
期待を裏切らない高画質、高音質。それぞれの時代の特性を上手に残しつつ、適切なチューニング。さすがな仕上がりです。
WOWOWやNHKBSで録画したからいいや!という人へ。
放送品質とBD品質は雲泥の差です。
まず画質。放送とは精細度が違います。
地デジ放送・・解像度(1440×1080)、画素数(約156万)
セルBDディスク・・解像度(1920×1080)、画素数(約207万)★高画質BS放送wowow、NHK等では解像度(1920×1080)
しかもこれまでの放送と今回のセルBDは原版が違います。見比べると別物です。
もっと差がはっきりするのが音質。
放送には音量規制があるため、大きい音は絞られ、微細な音は上げられてしまいます。しかもサラウンドはPCM5.1サラウンドだけ。WOWOWはまだましですが、NHKはじつに「おとなしい」。両方ともにサラウンド感も低い。
このBDはセルBD群でも最高の音質です。
私の一番好きな「帝国の逆襲」については、特典でのルーカスとアービン・カーシュナー監督の今だから語られる当時…
によってさらに愛着とこの作品があってこのシリーズが継続できた事実を知ることが出来ました。是非この特典「製作30周年記念:名匠たちとの会話」を観て欲しい。同じDISK9、2時間近くある傑作パロディ集もいいですよ!
エピソード4のラストで吹き飛ばされたベイダーが回転しているシーンで、ヘルメットのレンズ越しに眼が見えるのを確認。
コマ送りすると、ハッキリ!!!スーツアクターのデビッド・プラウズ!眼パッチリな英国人。
/▼益▼\シュー…パー…
期待を裏切らない高画質、高音質。それぞれの時代の特性を上手に残しつつ、適切なチューニング。さすがな仕上がりです。
WOWOWやNHKBSで録画したからいいや!という人へ。
放送品質とBD品質は雲泥の差です。
まず画質。放送とは精細度が違います。
地デジ放送・・解像度(1440×1080)、画素数(約156万)
セルBDディスク・・解像度(1920×1080)、画素数(約207万)★高画質BS放送wowow、NHK等では解像度(1920×1080)
しかもこれまでの放送と今回のセルBDは原版が違います。見比べると別物です。
もっと差がはっきりするのが音質。
放送には音量規制があるため、大きい音は絞られ、微細な音は上げられてしまいます。しかもサラウンドはPCM5.1サラウンドだけ。WOWOWはまだましですが、NHKはじつに「おとなしい」。両方ともにサラウンド感も低い。
このBDはセルBD群でも最高の音質です。
私の一番好きな「帝国の逆襲」については、特典でのルーカスとアービン・カーシュナー監督の今だから語られる当時…
によってさらに愛着とこの作品があってこのシリーズが継続できた事実を知ることが出来ました。是非この特典「製作30周年記念:名匠たちとの会話」を観て欲しい。同じDISK9、2時間近くある傑作パロディ集もいいですよ!
エピソード4のラストで吹き飛ばされたベイダーが回転しているシーンで、ヘルメットのレンズ越しに眼が見えるのを確認。
コマ送りすると、ハッキリ!!!スーツアクターのデビッド・プラウズ!眼パッチリな英国人。
/▼益▼\シュー…パー…
スター・ウォーズ オリジナル・トリロジー DVD-BOX<3枚組> (初回生産限定)
思ったより画質が良く、昔ロードショウで見た時の関道がよみがえりました。エピソード1,2,3も欲しいと思いました。お薦めでした。
映画チラシ 「スター・ウォーズ」監督 ジョージ・ルーカス 出演 マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー
人間知性の正しい行使、厳密な思考の展開、事物の誤りない認識のために、「定義」の絶対的必要性を、ソクラテスは情熱をもって強調した。
筆者も、「定義」の重要性を、決して軽んずるものではないが、従来の、如何なる「定義」にも、当てはまらない「何か」が登場した場合、「混乱」が生ずる。
1番偏愛するSF映画に、「2001年宇宙の旅」を挙げる方は多い。
「2001年宇宙の旅」こそ、「SF映画」の何たるかを「定義」づけた画期的な作品であるといえる。
だがしかし、「2001年宇宙の旅」の誕生によって、宇宙は気軽に行ける場所ではなくなってしまったのだ。
歳月が流れ、「スター・ウォーズ」が登場したとき、本邦で何が起こったか。
「混乱」が生じたのだ。
そして、信じて貰えないかもしれないが、「スター・ウォーズ」を、「SF映画」として認めるか否かの大論争が巻き起こったのだ。
「舞台が、たまたま宇宙なだけの、単なる騎士道物語に過ぎない」、
「舞台が、たまたま宇宙なだけの、単なる活劇に過ぎない」、
「定義」とは尺度であり、物差しである。
しかし、規格外の「何か」が登場した場合に対応できないという、「急所」があるのだ。
大論争の結果、「スター・ウォーズ」は、「スペース・オペラ」という、ジャンルに「分類」されることにより、「一応の決着」がついた。
「画期的な作品」は、従来の「定義」や「尺度」を破壊しながら誕生する、という真実を我々に教えてくれている。
筆者は、「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」や、「ゾンビ」を、「ホラー映画」と思ったことは、唯の1度もない。
筆者は、両作品を、ゾンビを通して、人間を描いた、「画期的な作品」だと思っているからである。
筆者も、「定義」の重要性を、決して軽んずるものではないが、従来の、如何なる「定義」にも、当てはまらない「何か」が登場した場合、「混乱」が生ずる。
1番偏愛するSF映画に、「2001年宇宙の旅」を挙げる方は多い。
「2001年宇宙の旅」こそ、「SF映画」の何たるかを「定義」づけた画期的な作品であるといえる。
だがしかし、「2001年宇宙の旅」の誕生によって、宇宙は気軽に行ける場所ではなくなってしまったのだ。
歳月が流れ、「スター・ウォーズ」が登場したとき、本邦で何が起こったか。
「混乱」が生じたのだ。
そして、信じて貰えないかもしれないが、「スター・ウォーズ」を、「SF映画」として認めるか否かの大論争が巻き起こったのだ。
「舞台が、たまたま宇宙なだけの、単なる騎士道物語に過ぎない」、
「舞台が、たまたま宇宙なだけの、単なる活劇に過ぎない」、
「定義」とは尺度であり、物差しである。
しかし、規格外の「何か」が登場した場合に対応できないという、「急所」があるのだ。
大論争の結果、「スター・ウォーズ」は、「スペース・オペラ」という、ジャンルに「分類」されることにより、「一応の決着」がついた。
「画期的な作品」は、従来の「定義」や「尺度」を破壊しながら誕生する、という真実を我々に教えてくれている。
筆者は、「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」や、「ゾンビ」を、「ホラー映画」と思ったことは、唯の1度もない。
筆者は、両作品を、ゾンビを通して、人間を描いた、「画期的な作品」だと思っているからである。