Sam and Dave Dig a Hole
二人の男の子が、何かものすごいものを見つ
け出そうと穴を掘る。掘り進んだ先に何があ
るのかは保証されていない。なので、何も見
つからないかもしれないし、途中で止めずに
掘り続ければ宝物に出会うのかもしれない。
ん〜まるで先の見えない人生のようでもある。
といっても読者の側は地下の断面図が部分的
に示されているので、彼らの判断がどのよう
な結果につながるのか判るんですけどね。
読後感はショートショートのごとし。文章が
主体ではなく、オチまで含めて視覚的に表現
しきったところが実に絵本的です。
クラッセンの絵がコミカルな展開と不思議な
オチに芸術的気品をもたらしています
け出そうと穴を掘る。掘り進んだ先に何があ
るのかは保証されていない。なので、何も見
つからないかもしれないし、途中で止めずに
掘り続ければ宝物に出会うのかもしれない。
ん〜まるで先の見えない人生のようでもある。
といっても読者の側は地下の断面図が部分的
に示されているので、彼らの判断がどのよう
な結果につながるのか判るんですけどね。
読後感はショートショートのごとし。文章が
主体ではなく、オチまで含めて視覚的に表現
しきったところが実に絵本的です。
クラッセンの絵がコミカルな展開と不思議な
オチに芸術的気品をもたらしています
Original Soul Men: 1967-1980 [DVD] [Import]
ファンにとっては、「遂に」と言う気持ちが強いだろう。
活動停止してから長い間、忘れられたソウル伝説になりかけていたSam&DaveのヒストリーDVDです。リージョンはフリーです。日本のプレイヤーで楽しむ事が出来ます。
店頭で思わず見つけて衝動買いだったので、字幕が完璧な日本版が出るか、等と考慮もせずに買ってしまったが、英語字幕が出るので時々ポーズしながらゆっくり英語を読んで見ている。
先頃出たスタックス欧州トゥアーのDVDの方がLiveの点では勝っているが、貴重な記録である事に変わりはない。
次には本格的なオン・ステージ丸撮り映像を期待したいものだが、本編のボーナス・トラックを見ても想像できるが、S&DのLive映像よりも、ブルース・ブラザース、ゴスペル・ショウ、と言った関係者のヴィデオの方が多く、彼等のピュアーなLiveヴィデオは残存するものが少ないのだろうと想像できる。もしそうなら本編はいよいよ貴重なヴィデオだろう。
最後に御爺さんになったサムが一人で2007年に東京のクラブで歌った囁く様な「You're so beautiful」を聞いていると、どこかもう居ないデーヴへの賛歌のようにも聞こえる。感涙物である。
スタックス、分けてもサムとデイヴのファンならば間違いなく買いである。
・・・と私は思う。
活動停止してから長い間、忘れられたソウル伝説になりかけていたSam&DaveのヒストリーDVDです。リージョンはフリーです。日本のプレイヤーで楽しむ事が出来ます。
店頭で思わず見つけて衝動買いだったので、字幕が完璧な日本版が出るか、等と考慮もせずに買ってしまったが、英語字幕が出るので時々ポーズしながらゆっくり英語を読んで見ている。
先頃出たスタックス欧州トゥアーのDVDの方がLiveの点では勝っているが、貴重な記録である事に変わりはない。
次には本格的なオン・ステージ丸撮り映像を期待したいものだが、本編のボーナス・トラックを見ても想像できるが、S&DのLive映像よりも、ブルース・ブラザース、ゴスペル・ショウ、と言った関係者のヴィデオの方が多く、彼等のピュアーなLiveヴィデオは残存するものが少ないのだろうと想像できる。もしそうなら本編はいよいよ貴重なヴィデオだろう。
最後に御爺さんになったサムが一人で2007年に東京のクラブで歌った囁く様な「You're so beautiful」を聞いていると、どこかもう居ないデーヴへの賛歌のようにも聞こえる。感涙物である。
スタックス、分けてもサムとデイヴのファンならば間違いなく買いである。
・・・と私は思う。
Sams Teach Yourself Unix in 24 Hours (Teach Yourself -- Hours)
全体としてよくまとまっていると思う。 Description→Action→Summaryといった具合に「これから何をするのか」「行動に移す」「まとめ」と学ぶべきことを最初にまとめてあって体で実感して学び次に復習と身に付けるべきことが明確になっているのでわかりやすい。しかもこの値段でこれだけのボリュームは和書ではなかなかないと思う。最高!
RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発 第4版
始めに、ECサイトを作ろうということでAgileで開発していく中で、Railsのテスト、MVC、スタイリング、JavaScript、タスクなど一通りの基本的な機能を触ることができます。
そして、その次では、それぞれのRailsのコンポーネントについて、リファレンスのように詳細な説明がかかれているので、より深い知識で応用力がある知識にそれを昇華できます。
その後は、「Railsチュートリアル」(オンラインの無料のStepByStepでTwitterアプリを作るサイト)や「RailsGuides」(英語だけどRailsの各コンポーネントについて詳しく網羅的に記載されている公式ドキュメント)というのを実施しながらこの本を読み返すことでRailsの基本的な知識を定着させました。
一つだけ欠点は、Rails3.2を対応としており、現在(14/8)はRails4.1が出ており、少し内容が古いところで星を"-1"としました。
そして、その次では、それぞれのRailsのコンポーネントについて、リファレンスのように詳細な説明がかかれているので、より深い知識で応用力がある知識にそれを昇華できます。
その後は、「Railsチュートリアル」(オンラインの無料のStepByStepでTwitterアプリを作るサイト)や「RailsGuides」(英語だけどRailsの各コンポーネントについて詳しく網羅的に記載されている公式ドキュメント)というのを実施しながらこの本を読み返すことでRailsの基本的な知識を定着させました。
一つだけ欠点は、Rails3.2を対応としており、現在(14/8)はRails4.1が出ており、少し内容が古いところで星を"-1"としました。
Soul Men
サム・ムーアとデイヴ・プレイターによって61年に結成された
“サム&デイヴ”はやがてソウルの名門“スタックス”と契約し
、素晴らしい作品を次々にリリースしました。この『ソウル・メン』
は彼らの3rdアルバムであり、1967年にリリースされました。
このアルバムを語るのに『ソウル・メン』は外すことができません。
サム&デイヴというコンビを代表するナンバーであり、エネルギーに
溢れたヴォーカルを堪能することができます。高めの声のサムの
ヴォーカルが最高にかっこいいです。シャウト気味になるところ
なんて、理屈抜きに興奮してしまいます。
そしてこのアルバムが決してソフトになり過ぎない、適度な
ファンキーさを持っているのは、その破裂するような音を鳴らして
いるドラムのお陰だと思います。聴きやすいメロディ、エキサイティングな
二人のヴォーカル、そして洗練され過ぎていない埃っぽいドラム、
この組み合わせが最高の音楽を作り出しています。このドラムの音を
聴くと私はオーティス・レディングの音楽を思い出します。彼の音楽も
ソウルフルでポップでありながら、綺麗になり過ぎることのない
ファンキーさを持ち合わせていました。
『Let It Be Me』は二人のヴォーカルのハーモニーの美しさと、
影のあるメロディ、そしてブラス・セクションのアクセントが素晴らしいです。
途中でサムが、「Now listen!」と言って歌いだすところはめちゃくちゃ
かっこいいです。なにか分からないですけど、雰囲気があってたまらないです。
『Hold It Baby』はノリノリのソウル・ナンバーです。規則正しく刻んで
いくドラムにのってヴォーカルが次第に熱を帯びていき、それにともなって
こっちも熱くなってきます。二人の声の相性が最高ですね。後半バックの
音数が減り、ドラムとヴォーカルがメインでいくところなんかはとても
スリリングです。
『I’m With You』も同じようにブラスが前に出てくるナンバーなのですが、
こちらはかなりブルージーですね。ギターもブルージーです。サムの
ヴォーカルは派手さもあり、リスナーを魅きつけると思うのですが、
そういった魅力にブルージーな少し苦い味付けをすることで、一層その
魅力が増しています。
そして自由度の広い『Just Keep Holding On』のような曲でのサムの
ヴォーカルは実に生き生きしていて、彼のソウルがほとばしっています。
バラードでありながら、冗長などという印象は全くない名曲です。
そして最後に配されたのが正統派のソウル・バラード、『I’ve Seen
What Loneliness Can Do』です。この曲はとにかく二人のヴォーカルの
絡みが美しく、それぞれの個性を味わえます。デイヴがメインをとる
ことはほとんどないのですが、この曲でメインを歌う彼のヴォーカルは
派手さはないもののしっかりとした地力に裏打ちされているということが
よく分かります。そのデイヴのヴォーカルに代わってサムのヴォーカルが
メインをとると、一気に温度が上がります。二人が何度か交互にメインを
とるこの曲を聴くと、本当にサム&デイヴというのは素晴らしいユニット
だったなと改めて実感させられます。
“サム&デイヴ”はやがてソウルの名門“スタックス”と契約し
、素晴らしい作品を次々にリリースしました。この『ソウル・メン』
は彼らの3rdアルバムであり、1967年にリリースされました。
このアルバムを語るのに『ソウル・メン』は外すことができません。
サム&デイヴというコンビを代表するナンバーであり、エネルギーに
溢れたヴォーカルを堪能することができます。高めの声のサムの
ヴォーカルが最高にかっこいいです。シャウト気味になるところ
なんて、理屈抜きに興奮してしまいます。
そしてこのアルバムが決してソフトになり過ぎない、適度な
ファンキーさを持っているのは、その破裂するような音を鳴らして
いるドラムのお陰だと思います。聴きやすいメロディ、エキサイティングな
二人のヴォーカル、そして洗練され過ぎていない埃っぽいドラム、
この組み合わせが最高の音楽を作り出しています。このドラムの音を
聴くと私はオーティス・レディングの音楽を思い出します。彼の音楽も
ソウルフルでポップでありながら、綺麗になり過ぎることのない
ファンキーさを持ち合わせていました。
『Let It Be Me』は二人のヴォーカルのハーモニーの美しさと、
影のあるメロディ、そしてブラス・セクションのアクセントが素晴らしいです。
途中でサムが、「Now listen!」と言って歌いだすところはめちゃくちゃ
かっこいいです。なにか分からないですけど、雰囲気があってたまらないです。
『Hold It Baby』はノリノリのソウル・ナンバーです。規則正しく刻んで
いくドラムにのってヴォーカルが次第に熱を帯びていき、それにともなって
こっちも熱くなってきます。二人の声の相性が最高ですね。後半バックの
音数が減り、ドラムとヴォーカルがメインでいくところなんかはとても
スリリングです。
『I’m With You』も同じようにブラスが前に出てくるナンバーなのですが、
こちらはかなりブルージーですね。ギターもブルージーです。サムの
ヴォーカルは派手さもあり、リスナーを魅きつけると思うのですが、
そういった魅力にブルージーな少し苦い味付けをすることで、一層その
魅力が増しています。
そして自由度の広い『Just Keep Holding On』のような曲でのサムの
ヴォーカルは実に生き生きしていて、彼のソウルがほとばしっています。
バラードでありながら、冗長などという印象は全くない名曲です。
そして最後に配されたのが正統派のソウル・バラード、『I’ve Seen
What Loneliness Can Do』です。この曲はとにかく二人のヴォーカルの
絡みが美しく、それぞれの個性を味わえます。デイヴがメインをとる
ことはほとんどないのですが、この曲でメインを歌う彼のヴォーカルは
派手さはないもののしっかりとした地力に裏打ちされているということが
よく分かります。そのデイヴのヴォーカルに代わってサムのヴォーカルが
メインをとると、一気に温度が上がります。二人が何度か交互にメインを
とるこの曲を聴くと、本当にサム&デイヴというのは素晴らしいユニット
だったなと改めて実感させられます。