ベルリオーズ:幻想交響曲 ほか 小澤征爾指揮 サイトウ・キネン・オーケストラ [DVD]
会場で見たい、聴きたいと思っても叶うことのない地方在住者には、とてもありがたい商品でした。
願っても、このコンサートのチケット入手はとても困難なのでしょうけども(笑)
先にiTunes Music Storeで同演奏の音源を購入したのが、このDVDを求めたいと思うにいたったきっかけです。
何度も聞いていて「これは歴史に残る名演に違いない。ぜひその場にいたかった!」と思うようになり、たまたま検索したらDVDがあるのを知った次第です。
映像を何度も見て、そのすばらしい指揮に唸る以外になし。
ぜひ腰痛を治して頂いて、元気なお姿で復帰して頂きたいです。
映像はすばらしいのですが、音自体は別途販売されている音源ほどではないかな?と思います。
それでも歴史に残る名演には間違いなし。
ライブラリーに加えて損のないDVDであると思います。
願っても、このコンサートのチケット入手はとても困難なのでしょうけども(笑)
先にiTunes Music Storeで同演奏の音源を購入したのが、このDVDを求めたいと思うにいたったきっかけです。
何度も聞いていて「これは歴史に残る名演に違いない。ぜひその場にいたかった!」と思うようになり、たまたま検索したらDVDがあるのを知った次第です。
映像を何度も見て、そのすばらしい指揮に唸る以外になし。
ぜひ腰痛を治して頂いて、元気なお姿で復帰して頂きたいです。
映像はすばらしいのですが、音自体は別途販売されている音源ほどではないかな?と思います。
それでも歴史に残る名演には間違いなし。
ライブラリーに加えて損のないDVDであると思います。
管弦楽法
自分が今まで経験したことのある楽器(フレンチホルン、トロンボーン、チューバ、トランペット、コルネット、クラリネット、フルート)についての記述を読んでみましたが、ビックリしました。作曲家は単にその楽器の音域(安全なもの、不安定なもの、よく響くもの、効果が薄いもの)などは知悉しているだろうけど、せいぜいそこまでしか考えていないだろうなぁと思っていました。
もちろん天才作曲家と言われる人たちは、和声の理論を知らずにも「生理的に気持ち悪い和音進行」や「響きの悪そうなオーケストレーション」は無意識に避けているんですよね。この本は、楽器の構造という観点から効果的なオーケストレーションを実現するという説明も実践的で、あたかも著者のベルリオーズ(後からリヒャルト・シュトラウスも手を加えています)があらゆる楽器の名奏者であるかのような印象を受けました。各楽器の歴史も分かるし、手元に置いて休憩するときにパラパラと眺めてみるだけでも面白いものです。
もちろん天才作曲家と言われる人たちは、和声の理論を知らずにも「生理的に気持ち悪い和音進行」や「響きの悪そうなオーケストレーション」は無意識に避けているんですよね。この本は、楽器の構造という観点から効果的なオーケストレーションを実現するという説明も実践的で、あたかも著者のベルリオーズ(後からリヒャルト・シュトラウスも手を加えています)があらゆる楽器の名奏者であるかのような印象を受けました。各楽器の歴史も分かるし、手元に置いて休憩するときにパラパラと眺めてみるだけでも面白いものです。
OGTー235 ベルリオーズ 幻想交響曲 作品14 (Ongaku no tomo miniature scores)
私は、20年来他社のスコアを所有していたが、それを処分してこちらへ乗り換えた。何と言っても、第2楽章のコルネットのオブリガートの旋律が、このスコアに書き加えられたためである。今は、このコルネットでオブリガートを奏するディスクも多数存在するのだから価値がある改訂だったと思う。
ベルリオーズ:幻想交響曲
ベルリオーズのこの曲を得意とし、複数回(七回くらい?)の録音を残しているミュンシュの、おそらくは最後の録音。ミュンシュの死の前年の1967年10月23〜26日にかけて録音された、パリ管弦楽団との最初のレコーディング。ゴッホの絵を思わせる、強烈な色彩が渦巻く演奏に興奮しました。
枠からはみ出るのを意に介さない、とことん豪胆な演奏だったなあ。「てやんでい! こちとら、巴里っ子でい。人生とは、夢で織り合わされた蜃気楼のようなものではないだろかあ」みたいな(笑)、実に生きのいい、エネルギッシュな音楽が鳴っています。オーボエやクラリネットの木管楽器群、トロンボーンを始めとする金管楽器群の音色と、流麗な節回しにも魅了されましたね。
終楽章「サバトの夜の夢」の、ラスト2分30秒。カラフルかつ華麗な音楽のほとばしりの素晴らしかったこと。胸が弾みましたよ♪
枠からはみ出るのを意に介さない、とことん豪胆な演奏だったなあ。「てやんでい! こちとら、巴里っ子でい。人生とは、夢で織り合わされた蜃気楼のようなものではないだろかあ」みたいな(笑)、実に生きのいい、エネルギッシュな音楽が鳴っています。オーボエやクラリネットの木管楽器群、トロンボーンを始めとする金管楽器群の音色と、流麗な節回しにも魅了されましたね。
終楽章「サバトの夜の夢」の、ラスト2分30秒。カラフルかつ華麗な音楽のほとばしりの素晴らしかったこと。胸が弾みましたよ♪