小公子セディ(1) [DVD]
Sedy is a very adorable and sensible boy. He has a very happy family and they are very close to one another. The story is very touching. And the music is unforgetable! I have learnt a lot from him!
小公子セディ(3) [DVD]
This episodes are very touching. Sedy and his mother were forced to be seperated. They missed each other very much. Sedy even played her mother's favourite music 'annie laurie' for her one night. Both were very sad to be apart.
小公子セディ (竹書房文庫―世界名作劇場)
個人的にバーネット・シリーズはシヴィアな見解を持っております。
おそらく腹が煮えくり返ると皆さんは言うかもしれません。
しかし私は“こだわり”にこだわらせていただきます。
私のこだわりというのは実力者の話は面白いとは必ずしも言えないということです。
もちろん関心のある点もあります。
アメリカの一市民がある日突然貴族になります。
“貴族”と“庶民”には大きな壁があるとすれば、
なかなか興味深い変身譚だと思います。
またセディは父親ジェイムズに感化されています。
ドリンコートとの対話の中で「お父さんがそう言ってましたよ」とあります。
これすなわち現在希薄な存在である“父”なるもののありかたを
現代の人間社会に語っているのではないでしょうか。
されど気になる点があります。
それは214頁の不正事件でセディたちが絶体絶命に陥ります。
しかし迫力がありませんでした。
もう少し“アクセル”を踏んでいただかねばと思います。
もう一つあります。
貴族すなわちセディとドリンコートは民心のために援助します。
援助することに批判はありません。
ただ伯爵という“大貴族”が資金援助する光景はおもしろくありません。
むしろ領主として当たり前ではないでしょうか。
彼らによる援助よりもアニーによる素晴らしい行いのほうが称賛に値しす。
この物語の主人公はセディですが、セディを立派に育てている両親のほうが魅力的です。
おそらく腹が煮えくり返ると皆さんは言うかもしれません。
しかし私は“こだわり”にこだわらせていただきます。
私のこだわりというのは実力者の話は面白いとは必ずしも言えないということです。
もちろん関心のある点もあります。
アメリカの一市民がある日突然貴族になります。
“貴族”と“庶民”には大きな壁があるとすれば、
なかなか興味深い変身譚だと思います。
またセディは父親ジェイムズに感化されています。
ドリンコートとの対話の中で「お父さんがそう言ってましたよ」とあります。
これすなわち現在希薄な存在である“父”なるもののありかたを
現代の人間社会に語っているのではないでしょうか。
されど気になる点があります。
それは214頁の不正事件でセディたちが絶体絶命に陥ります。
しかし迫力がありませんでした。
もう少し“アクセル”を踏んでいただかねばと思います。
もう一つあります。
貴族すなわちセディとドリンコートは民心のために援助します。
援助することに批判はありません。
ただ伯爵という“大貴族”が資金援助する光景はおもしろくありません。
むしろ領主として当たり前ではないでしょうか。
彼らによる援助よりもアニーによる素晴らしい行いのほうが称賛に値しす。
この物語の主人公はセディですが、セディを立派に育てている両親のほうが魅力的です。
小公子セディ(8) [VHS]
セディと一緒に教会に出かけたドリンコート伯爵は、セディの親切な行いに感謝する村人達の姿を目の当たりにする。ところがセディは、親切な行いは皆おじいさまによるものだと言って、村人とドリンコート伯爵を驚かせる。さらにセディは、伯爵がアールスコート村の家々の建て替えを予定していると言い、村人達は伯爵への考え方を少しずつ変え始める。・・・
ドリンコート伯爵の領地、アールスコート村の住宅問題は、本来は原作には登場しないエピソードです。セディは友達になったコッキーやハートル、ピーター達などの村の子供達と一緒になって自ら建設現場の仕事を手伝います。ちょっと出来すぎているんじゃないの、なんて考えてしまいますが、セディのまっすぐな姿に今まで「鬼伯爵」と噂していた村人達も考え方を和らげていく過程は、何だか嬉しくなってしまいます。伯爵の方も、セディの母親アニーのことを少しずつ理解し始めているところもポイントです。
ドリンコート伯爵の領地、アールスコート村の住宅問題は、本来は原作には登場しないエピソードです。セディは友達になったコッキーやハートル、ピーター達などの村の子供達と一緒になって自ら建設現場の仕事を手伝います。ちょっと出来すぎているんじゃないの、なんて考えてしまいますが、セディのまっすぐな姿に今まで「鬼伯爵」と噂していた村人達も考え方を和らげていく過程は、何だか嬉しくなってしまいます。伯爵の方も、セディの母親アニーのことを少しずつ理解し始めているところもポイントです。
小公子セディ(9) [VHS]
ドリンコート伯爵がロンドンから帰る日、セディは馬車で駅まで出迎えに行く。伯爵を迎えたセディはアールスコートに立ち寄り、見違えた村の様子を伯爵に披露するのだった。村人に深く感謝された伯爵は、初めてのことにすっかり戸惑ってしまう。アールスコートの完成祝いに、お祭りが開かれることになった。サーカスを観に行きたい子供達は、教会のバザーに出品して観覧料を稼ぐことにする。・・・
村の人々と協力してバザーに参加したり、収穫祭をめいいっぱい楽しんだり、セディが過ごす日々は相変わらず楽しそう。また、ドリンコート伯爵の妹コンスタンシア&ハリー夫妻も現れます。そんな中、突然ドリンコート家に良くない知らせが届きます。何と、ドリンコート家の亡き長男ビービスの忘れ形見が現れたというのです。屋敷中を襲うショックの様子は原作以上で、これからどうなるんだろうとハラハラドキドキさせます。
村の人々と協力してバザーに参加したり、収穫祭をめいいっぱい楽しんだり、セディが過ごす日々は相変わらず楽しそう。また、ドリンコート伯爵の妹コンスタンシア&ハリー夫妻も現れます。そんな中、突然ドリンコート家に良くない知らせが届きます。何と、ドリンコート家の亡き長男ビービスの忘れ形見が現れたというのです。屋敷中を襲うショックの様子は原作以上で、これからどうなるんだろうとハラハラドキドキさせます。