2046 オリジナル・サウンドトラック
これはお薦め!サウンドトラックと言うと、好きな映画でも意外とハズレ度が高かったりするのだが、これはいけます。
映画自体は日本人俳優のナレーションの部分が個人的にどーしても鼻についてしまってあの部分が無かったらーなーんて思っていたのだが、そんな事音楽を聴いているうちにすっかり忘れてしまいました。
このサウンドトラックを聴いていると自分でも見終わった直後は特に気にしなかったディテールがはっきりと脳裏によみがえり。もー噛めば噛むほどエキスが出る乾燥ホタテ貝柱状態です。
ここ2週間くらいすっかりと、この灰桜のような退廃的な世界につかっています。
映画自体は日本人俳優のナレーションの部分が個人的にどーしても鼻についてしまってあの部分が無かったらーなーんて思っていたのだが、そんな事音楽を聴いているうちにすっかり忘れてしまいました。
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ここ2週間くらいすっかりと、この灰桜のような退廃的な世界につかっています。
2046
映画も見ましたが、小説の方がずっとわかりやすい作品だなーと思いながら読みました。
ただ、映画の方がキャラクターに説得力があるので、確実に見る人の心を打ちます。
比べたら面白いのではないでしょうか。
ただ、映画の方がキャラクターに説得力があるので、確実に見る人の心を打ちます。
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欲望の翼 [DVD]
ウォン・カーワイの中で一番好きな映画です。
登場してくる人たちがスター・スターで、
これからはこんな映画撮れないのではないかと思う位です。
しかしそれ以上に、この映画は本当に切ない。切なくて仕方ないです。
みんながみんな思いがあって、口には出さないけど、
その思いはとっても強く、どうしようもできずに突き動かされていくのです。
なのに思いが叶うものはない...。
私たちも多かれ少なかれ同じような生活をしているのだろうけど、
それを映画という芸術枠で表現したものがこれだと言えるでしょう。
レスリーの飛ぶことを止めない鳥の話し、
ジャッキーがカリーナに思いを告げるシーン、
アンディがマギーに寄せる思いを握りつぶして航海士になるくだりなど、
どれ一つとっても切ないお話しです。
知らない間に涙が出てしまいます。
登場してくる人たちがスター・スターで、
これからはこんな映画撮れないのではないかと思う位です。
しかしそれ以上に、この映画は本当に切ない。切なくて仕方ないです。
みんながみんな思いがあって、口には出さないけど、
その思いはとっても強く、どうしようもできずに突き動かされていくのです。
なのに思いが叶うものはない...。
私たちも多かれ少なかれ同じような生活をしているのだろうけど、
それを映画という芸術枠で表現したものがこれだと言えるでしょう。
レスリーの飛ぶことを止めない鳥の話し、
ジャッキーがカリーナに思いを告げるシーン、
アンディがマギーに寄せる思いを握りつぶして航海士になるくだりなど、
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知らない間に涙が出てしまいます。
4段ミニチュチュスカート/dq2046
とコスプレする用に買いました。
値段相応で良いのではないでしょうか。
レビューを書いて欲しいとメモが同梱されてたので 要望としては
送料無料にしたらもっと購入します。
コスプレには最適のグッズも見受けられるので
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2046 [DVD]
これは一瞬を切り抜いた映画だと思うのです。
映像は実に写真的に、もちろん映画ですから流動しているのですが、ワンシーン、ワンカットが映し出されています。著名なフォトグラファーが映し出した作品世界を彷彿とさせます。勘違いして欲しくないのは、これが写真に対する映画の敗北、という意味ではないことです。動き流れる映画の中で、それにも関わらず一瞬を切り抜いてみせるのは非常に卓越した才能だと思います。
そして、役者たち。ご存知のように豪華なキャストが揃いました。
しかし、これは一つの危険性も孕んでいました。「映画が映画になる前から映画になってしまう」という危険性です。
そして、豪華キャストというのも調理の仕方が難しいものです。カーウァイ監督は、「線ではなく点で撮影」することによって、それを克服することに成功しています。
つまり、こういうことです。
役者たちが力を合わせ、協力しあうことによってよい作品を作ろうとしたのではなく、個々の輝きを最大限に発揮することに全身全霊を傾けた結果としてよい作品が出来上がるように仕向けた、ということです。
豪華なキャストたちはお互いにそれほど接触しません。ワンシーンにキムタクとトニー・レオンとフェイ・オンとチャン・ツィィーが同居することはありませんでした。
この映画は、美しき点の連続であり、それは決して線ではない気がします。ストーリーもさることながら、ただただワンシーンワンカット、一瞬一息を楽しんで観ればよいのではないかと思います。
映像は実に写真的に、もちろん映画ですから流動しているのですが、ワンシーン、ワンカットが映し出されています。著名なフォトグラファーが映し出した作品世界を彷彿とさせます。勘違いして欲しくないのは、これが写真に対する映画の敗北、という意味ではないことです。動き流れる映画の中で、それにも関わらず一瞬を切り抜いてみせるのは非常に卓越した才能だと思います。
そして、役者たち。ご存知のように豪華なキャストが揃いました。
しかし、これは一つの危険性も孕んでいました。「映画が映画になる前から映画になってしまう」という危険性です。
そして、豪華キャストというのも調理の仕方が難しいものです。カーウァイ監督は、「線ではなく点で撮影」することによって、それを克服することに成功しています。
つまり、こういうことです。
役者たちが力を合わせ、協力しあうことによってよい作品を作ろうとしたのではなく、個々の輝きを最大限に発揮することに全身全霊を傾けた結果としてよい作品が出来上がるように仕向けた、ということです。
豪華なキャストたちはお互いにそれほど接触しません。ワンシーンにキムタクとトニー・レオンとフェイ・オンとチャン・ツィィーが同居することはありませんでした。
この映画は、美しき点の連続であり、それは決して線ではない気がします。ストーリーもさることながら、ただただワンシーンワンカット、一瞬一息を楽しんで観ればよいのではないかと思います。