復刻版 ひょっこりひょうたん島 海賊の巻+魔女リカの巻 DVD-BOX
私は20代の、いわゆるリメイクのひょうたん島しか知らない世代ですが、本当に大好きでした。
私はこの「海賊の巻」(魔女リカは見たことありません)しか知りませんが、「海賊」はひょうたん島の魅力が凝縮して詰まった、本当に豪華な話だったと思います。
「ひょうたん島」シリーズのそもそもの始まりを知ることができるのはもちろん、住人達がどんな経緯で島に住み着いていくのかダイジェストで見ることが出来ますし(はるか昔の本放送では長いシリーズの中で増えていったようですが、この海賊の巻では大体の経過ははしょって収録されています。)
また、トラヒゲやドン・ガバチョ、サンデー先生などがどういう人物なのか、よく描かれていると思います。トラヒゲが初登場する時の「トラヒゲの歌」や、おもいでぽろぽろでも紹介されたドン・ガバチョの「〜今日がだめなら明日にしましょ♪」の歌も収録されています。
挿入歌はほとんど大好きで、いまでも大体の曲がそらで歌えると思います。
(個人的には海賊大学での授業「そもそものはじまり」の歌と、サンデー先生の「勉強なさい」の歌、海賊4人の「海賊の歌」などが好きでした。)
井上ひさしさんによる脚本も、ものすごくおとぎの話らしい超展開もあれば、妙に現実的な額面のお金をやりくりするのに苦慮するシーンがあったり、馬鹿馬鹿しさとリアリティーが巧妙なテンポではさみ合い、
なかなか他では出せない味を出していると思います。
海賊の巻では、前半の何話かがそもそもの顛末や、住民同士の関係がおちつくまでに起こった事を語るのに当てられ、残り3分の2くらいが、ひょうたん島にやってきた海賊4人組とひょうたん島民との攻防に当てられています。
悪役である海賊4人組は、目的を果たすために結構悪辣なことを次々やってのけるのですが、なんか憎めない… 人間くさい弱点があったり、世帯じみてたり、仲間同士でいたわりあってたり、「悪」と切って捨てるには血が通っているシーンが多すぎるんです(笑)。
それはひょうたん島の大人達にも言えることで、欲にくらんでバカな失敗をくり返したり、わがままだったり情けなかったり、どの大人も「完璧」と言うには凸凹した大人ばっかりです。
薄汚い皮算用を巧言令色で飾り立てるも、ハカセたちにあっさり見抜かれていたり、大人がモデルとしてあまり役立っていないというのは、「ひょうたん島」の結構な特徴ではないでしょうか。
今、私の手元には、兄弟で何度も見て、画面がブツブツになったビデオがまだ何本か保存してありますが、機会があったら是非また良い画質で、全話通して見たいです。
将来子供に見せたいリストにも載っています。
図書館のコーナーから入門でもいいので、是非一回見て欲しいと思います。
過去にしまい込んでしまうのは、本当に惜しい作品です。
(星4つなのは、このDVD商品版では見たことがない為と、同封の「魔女リカ」編も見たことがないため、未見の部分も星に含むのはどうかな、と思って引きました。
作品としては文句なしの星5つです。7つ以上あげたいです。本当にいいです。)
私はこの「海賊の巻」(魔女リカは見たことありません)しか知りませんが、「海賊」はひょうたん島の魅力が凝縮して詰まった、本当に豪華な話だったと思います。
「ひょうたん島」シリーズのそもそもの始まりを知ることができるのはもちろん、住人達がどんな経緯で島に住み着いていくのかダイジェストで見ることが出来ますし(はるか昔の本放送では長いシリーズの中で増えていったようですが、この海賊の巻では大体の経過ははしょって収録されています。)
また、トラヒゲやドン・ガバチョ、サンデー先生などがどういう人物なのか、よく描かれていると思います。トラヒゲが初登場する時の「トラヒゲの歌」や、おもいでぽろぽろでも紹介されたドン・ガバチョの「〜今日がだめなら明日にしましょ♪」の歌も収録されています。
挿入歌はほとんど大好きで、いまでも大体の曲がそらで歌えると思います。
(個人的には海賊大学での授業「そもそものはじまり」の歌と、サンデー先生の「勉強なさい」の歌、海賊4人の「海賊の歌」などが好きでした。)
井上ひさしさんによる脚本も、ものすごくおとぎの話らしい超展開もあれば、妙に現実的な額面のお金をやりくりするのに苦慮するシーンがあったり、馬鹿馬鹿しさとリアリティーが巧妙なテンポではさみ合い、
なかなか他では出せない味を出していると思います。
海賊の巻では、前半の何話かがそもそもの顛末や、住民同士の関係がおちつくまでに起こった事を語るのに当てられ、残り3分の2くらいが、ひょうたん島にやってきた海賊4人組とひょうたん島民との攻防に当てられています。
悪役である海賊4人組は、目的を果たすために結構悪辣なことを次々やってのけるのですが、なんか憎めない… 人間くさい弱点があったり、世帯じみてたり、仲間同士でいたわりあってたり、「悪」と切って捨てるには血が通っているシーンが多すぎるんです(笑)。
それはひょうたん島の大人達にも言えることで、欲にくらんでバカな失敗をくり返したり、わがままだったり情けなかったり、どの大人も「完璧」と言うには凸凹した大人ばっかりです。
薄汚い皮算用を巧言令色で飾り立てるも、ハカセたちにあっさり見抜かれていたり、大人がモデルとしてあまり役立っていないというのは、「ひょうたん島」の結構な特徴ではないでしょうか。
今、私の手元には、兄弟で何度も見て、画面がブツブツになったビデオがまだ何本か保存してありますが、機会があったら是非また良い画質で、全話通して見たいです。
将来子供に見せたいリストにも載っています。
図書館のコーナーから入門でもいいので、是非一回見て欲しいと思います。
過去にしまい込んでしまうのは、本当に惜しい作品です。
(星4つなのは、このDVD商品版では見たことがない為と、同封の「魔女リカ」編も見たことがないため、未見の部分も星に含むのはどうかな、と思って引きました。
作品としては文句なしの星5つです。7つ以上あげたいです。本当にいいです。)
追悼の文学史 (講談社文芸文庫)
友人からプレゼントされて読みました。
収載されている作家は、佐藤春夫、高見順、広津和郎、三島由紀夫、志賀直哉、川端康成の六氏ですが、寄せられた追悼文は、生前、交流のあった人びとによって書かれた51篇。作品からは窺いしれない作家の素顔が浮き彫りにされて、興味津々でした。
かつては文学少女だった私も、いまは「後期」高齢者になりましたが、若き日を偲んで、すてきなひとときを堪能させていただきました。面白い企画なのでシリーズ化が待たれます。
ただ欲を申せば、とりあげられた作家たちの分野に共通性があるといいなと思ったりして、星4つにさせていただきました。
収載されている作家は、佐藤春夫、高見順、広津和郎、三島由紀夫、志賀直哉、川端康成の六氏ですが、寄せられた追悼文は、生前、交流のあった人びとによって書かれた51篇。作品からは窺いしれない作家の素顔が浮き彫りにされて、興味津々でした。
かつては文学少女だった私も、いまは「後期」高齢者になりましたが、若き日を偲んで、すてきなひとときを堪能させていただきました。面白い企画なのでシリーズ化が待たれます。
ただ欲を申せば、とりあげられた作家たちの分野に共通性があるといいなと思ったりして、星4つにさせていただきました。
NHK人形劇クロニクルシリーズVol.2 劇団ひとみ座の世界~ひょっこりひょうたん島~ [DVD]
本当は、まだ手にいれてないけど、本当にあのオリジナル版?やはりガバチョは藤村有弘じゃなくっちゃ!リメイク版の仕上がりは見事だけど、確信犯のガバチョを、内向的な雰囲気の名古屋章はナインジャナイの?まだルー大柴あたりを起用したほうが、あの けたたましくて、パワフルで八方破れなキャラクターにはまっていたように思う。これはドラえもんの声がかわったことより問題だ!!間の話がぬけていると言うことだけど、 このオリジナル版に期待を寄せるのは、そんな理由である。 あと、声優はそのままの劇場アニメ版「ひょっこり〜 」を東映まんがまつりで上映された記憶があるのだが、この場を借りて、リリースを熱烈に望む!!! ♪~ドンドン ガ〜バチョ!ドンガバ〜チョ〜〜ソレッ!