大学時代に夢中で読んでいたのを　もう一度集めてみたくなりました。懐かしく読んでいます。

原作／柳沢きみお
音楽／小林泉美
歌／Ｈ２Ｏ(1)、ルイス(15)
出演／薬師丸ひろ子、鶴見辰吾、尾美としのり、石原真理子他

収録曲
01ローレライ
02圭ちゃんのテーマ
03季節がかわれば
04なぜか遠足
05なぜか パッシュワ
06まわれ メレンゲ
07なぜか テクノで
08五月の朝焼け
09すきとおる翼にのって
10なぜか クジラが…
11ラスト・ラウンド
12なぜか 夏休み
13ジョギング
14なぜか ローレライ
15ボーイズ Boys

1986年キティレコード、H33K-20052

　相米監督のデビュー作。細かいカット割りなどで見せるのではなく、長回しで撮っているので芝居の間がそのまま画面に出ていてスリリング。特に薬師丸ひろ子が石原真理子のマンションに訪ねて来て、鶴見慎吾とやり合う場面は秀逸だと思う。
　アイドル映画におさまらず面白い。
　

薬師丸さんは，所謂普通の「お嬢様」とは違うけど，独特の「お嬢様」感があって，独特な存在感のある女優さんですね。特別好きなタイプということでもないのですが，何故か彼女が映ると観てしまいます（最近でも時々ＴＶドラマに出演すると，ついつい観てしまいます）。正直，私は日本映画は総じて嫌いですが，薬師丸さんの映画は結構観ました。映画の出来云々ではなく，彼女の存在自体にオーラのようなものを感じるのです。
このボックスには，「翔んだカップル オリジナル版」「セーラー服と機関銃」「メイン・テーマ」が収録。バラだと１作５千円くらいするのでファンならお買い得です。
余談ですが，彼女は歌も良いですね。これまた特別上手い訳じゃないんですが，不思議な魅力ある声をしています。曲自体も良く，映画に一花添えています。