なぜ他人の不幸は蜜の味なのか (幻冬舎ルネッサンス新書 た-9-1)
筆者は京大大学院の高橋准教授。
他人の不幸を喜んでしまう。不謹慎な感情。なんて自分は悪い人間だ、と自己嫌悪になる。
このような精神医学、神経科学的な分野だったものを、fMRI(機能的MRI)を使ったこれまでの脳画像研究成果として、人体の生物的な脳の働き、脳の機能として解説。
似たことに、妬みの感情、隣の芝生がなぜ青く見えるという諺があるが、もとは、The grass is always greener on the other side of the fence.と英語の諺。つまり妬みは人間であればだれでも持つ感情。しかもサルやネズミなど動物でも持っている、となれば普遍的なもの。でも戒めるべきことでドイツ語以外にこの感情を一言で表す単語が存在しないとは。
その病例は精神科が扱うのが普通だが、これを脳科学研究の対象とすると、そもそも人間の脳が妬みの感情を抱いている時は、脳はそれを喜びとして感じているとは。
妬み、他人の不幸、喜びがつながっていることを脳科学で判明、つまり動物的、生物的反応としての解説は共感。
ただし、はじめに記載されたようにこれまでの研究成果をまとめて・・・とあるように、他人の不幸は蜜の味の話は最初だけで後は脳科学の話が続く。
他人の不幸を喜んでしまう。不謹慎な感情。なんて自分は悪い人間だ、と自己嫌悪になる。
このような精神医学、神経科学的な分野だったものを、fMRI(機能的MRI)を使ったこれまでの脳画像研究成果として、人体の生物的な脳の働き、脳の機能として解説。
似たことに、妬みの感情、隣の芝生がなぜ青く見えるという諺があるが、もとは、The grass is always greener on the other side of the fence.と英語の諺。つまり妬みは人間であればだれでも持つ感情。しかもサルやネズミなど動物でも持っている、となれば普遍的なもの。でも戒めるべきことでドイツ語以外にこの感情を一言で表す単語が存在しないとは。
その病例は精神科が扱うのが普通だが、これを脳科学研究の対象とすると、そもそも人間の脳が妬みの感情を抱いている時は、脳はそれを喜びとして感じているとは。
妬み、他人の不幸、喜びがつながっていることを脳科学で判明、つまり動物的、生物的反応としての解説は共感。
ただし、はじめに記載されたようにこれまでの研究成果をまとめて・・・とあるように、他人の不幸は蜜の味の話は最初だけで後は脳科学の話が続く。