Alive [DVD] [Import]
スウェーデンのテクニカル・デスメタルバンド、メシュガーのライブアルバム。2010作
2008年の「ObZen」発表後のツアーから、東京、トロント、モントリオール、ニューヨークでの公演から
CDに12曲、DVDには曲の合間にツアードキュメンタリーなどを含んだ105分を収録。
演奏はライブにおいてもカッチリとした安定感がさすがで、変拍子とポリリズムの嵐を軽々とこなし、
CDだけではアルバムで聴く以上の驚きはないのだが、DVDの映像で見ると、
メンバーの高度な技量とともに、バンドとしての生々しいうねりとノリがより楽しめる。
フレドリック・トーテンダルの8弦ギターから繰り出されるリフと、存在感あるベースとドラムが合わさり、
独自のグルーブ感とともにモダンなヘヴィネスが生み出される。そのサウンドはやはり圧巻極まりない。
2008年の「ObZen」発表後のツアーから、東京、トロント、モントリオール、ニューヨークでの公演から
CDに12曲、DVDには曲の合間にツアードキュメンタリーなどを含んだ105分を収録。
演奏はライブにおいてもカッチリとした安定感がさすがで、変拍子とポリリズムの嵐を軽々とこなし、
CDだけではアルバムで聴く以上の驚きはないのだが、DVDの映像で見ると、
メンバーの高度な技量とともに、バンドとしての生々しいうねりとノリがより楽しめる。
フレドリック・トーテンダルの8弦ギターから繰り出されるリフと、存在感あるベースとドラムが合わさり、
独自のグルーブ感とともにモダンなヘヴィネスが生み出される。そのサウンドはやはり圧巻極まりない。
アライヴ [DVD]
MeshuggahのライブDVD/同ライブCDの2枚組みです、値段が安い輸入版を購入しました。
難解なポリリズムを使用した彼らのライブはどんなものかと思い
購入してみましたが、大満足です!
内容は東京、New York、Montreal、Torontoでの各ライブから
1〜4曲ずつ収録されていて、曲と曲の間にメンバーの練習(?)や会話が
収録されています、英語が苦手なので聞き取りはちょっと難しかったです。
正確な会話の内容が知りたいなら日本版の購入をおすすめします。
肝心のライブ映像ですが画質音質共に満足で、使用されているカメラの台数も多いです。
テクニカルな演奏の安定感は抜群ですが、ただの「テクニック自慢」にならないのが
彼らの凄いところだと思います、じわじわと複雑な曲に引き込まれていきます。
特にドラマーのThomas Haake氏の「Bleed」の変則的なギターリフに正確にユニゾンする
機械的なバスドラムはもはや職人技、芸術的です。
本当に買ってよかったと思えるすばらしいDVD/CDでした。
代表曲を一通り網羅しているので、今までMeshuggahを聴いたことがない人にも
自信を持っておすすめします。もちろんMeshuggahファンなら絶対に買って損しませんよ。
難解なポリリズムを使用した彼らのライブはどんなものかと思い
購入してみましたが、大満足です!
内容は東京、New York、Montreal、Torontoでの各ライブから
1〜4曲ずつ収録されていて、曲と曲の間にメンバーの練習(?)や会話が
収録されています、英語が苦手なので聞き取りはちょっと難しかったです。
正確な会話の内容が知りたいなら日本版の購入をおすすめします。
肝心のライブ映像ですが画質音質共に満足で、使用されているカメラの台数も多いです。
テクニカルな演奏の安定感は抜群ですが、ただの「テクニック自慢」にならないのが
彼らの凄いところだと思います、じわじわと複雑な曲に引き込まれていきます。
特にドラマーのThomas Haake氏の「Bleed」の変則的なギターリフに正確にユニゾンする
機械的なバスドラムはもはや職人技、芸術的です。
本当に買ってよかったと思えるすばらしいDVD/CDでした。
代表曲を一通り網羅しているので、今までMeshuggahを聴いたことがない人にも
自信を持っておすすめします。もちろんMeshuggahファンなら絶対に買って損しませんよ。
Obzen
スウェーデンの轟音プログレッシブ・メタルバンドの6th。
超絶技巧を駆使し幾層にも重ねられたポリリズムにより、独自のグルーヴ感を生み出すバンド。
その凄まじい音世界は、もはや追随不能の孤高の境地に達している。
前作は1曲50分弱の実験的な作風だっだが、本作は1曲5分程度の尺で全9曲。
しかし一般的に聴き易くなったかといえば、むしろ逆だと言わざるを得ない。
曲風は3rd~4thのスタイルをさらに研鑽して磨きをかけたような感じ。
歪んだ重いベースライン、変則的なリフと浮遊感漂う奇怪な音色のギターソロ、
一人で幾重ものポリリズムを刻むドラム、そして鬼神のごときスクリーミング。
感情性を排したインダストリアルバンドのような無機質さで、丹念に積み上げられた緻密な楽曲を展開。
一見無機質な音塊に聴こえるその全てが有機的に絡み合い、聴き手に一丸となって襲いかかってくる様は圧巻。
捨て曲なし、というよりは捨てフレーズなしといったところか。不穏な空気と張り詰めた緊張感が尋常ではない。
スタイルこそ違うが、Morbid Angelの「Domination」並みの邪悪な魔闘氣を放っている。
不用意に打ち込んだらカウンターで致命傷を負わされそうなぐらい危険な音楽だ。
言うまでも無く世界最高峰のバンドのひとつといえるだろう。
大仰な言いようだがアートワーク同様、神の領域に踏み込んだとさえ感じた。
超絶技巧を駆使し幾層にも重ねられたポリリズムにより、独自のグルーヴ感を生み出すバンド。
その凄まじい音世界は、もはや追随不能の孤高の境地に達している。
前作は1曲50分弱の実験的な作風だっだが、本作は1曲5分程度の尺で全9曲。
しかし一般的に聴き易くなったかといえば、むしろ逆だと言わざるを得ない。
曲風は3rd~4thのスタイルをさらに研鑽して磨きをかけたような感じ。
歪んだ重いベースライン、変則的なリフと浮遊感漂う奇怪な音色のギターソロ、
一人で幾重ものポリリズムを刻むドラム、そして鬼神のごときスクリーミング。
感情性を排したインダストリアルバンドのような無機質さで、丹念に積み上げられた緻密な楽曲を展開。
一見無機質な音塊に聴こえるその全てが有機的に絡み合い、聴き手に一丸となって襲いかかってくる様は圧巻。
捨て曲なし、というよりは捨てフレーズなしといったところか。不穏な空気と張り詰めた緊張感が尋常ではない。
スタイルこそ違うが、Morbid Angelの「Domination」並みの邪悪な魔闘氣を放っている。
不用意に打ち込んだらカウンターで致命傷を負わされそうなぐらい危険な音楽だ。
言うまでも無く世界最高峰のバンドのひとつといえるだろう。
大仰な言いようだがアートワーク同様、神の領域に踏み込んだとさえ感じた。