アクセル・ルディ・ペル初のDVD作品。二枚組みでボリュームはたっぷりです。Disk1はドイツで収録されたライブ映像で、ヴォーカルはHARDLINEのジョニー・ジョエリ。ドラムはマイク・テラーナ。意外なところではバックコーラスの一人として元LAOSのグディ・ラオスが参加しています。これは嬉しい驚きでした。彼女はDisk2のインタビューにも登場します。

ライブ映像を見るとアクセルはリッチー・ブラックモアとウリ・ジョン・ロートを足したような雰囲気で、とてもかっこよいです。
短髪のジョニーのボーカルはパワフルですがややストレートすぎるようにも思われます。前任のジェフ・スコット・ソートと比べると、やはり情感に欠ける気が個人的にはしてしまいます。
サポートメンバーの演奏はとても安定しており、バックコーラスの女性二人が華を添えています。

Disk2はインタビューやメイキング映像が主体ですが、ヴィデオクリップが２曲収められており、そのうちの1曲はSteeler時代のものです。これはかなりレアですね。いずれにしてもアクセルのファンならばぜひとも買っておくべき商品でしょう。

新曲を含んだバラード集です。
その新曲#1はドラマチックな名曲で，改めて
Axel Rudi Pellの作曲能力に感銘を受けました。
Leonard Cohenのカバー#3もすばらしいアレンジで，
原曲をはるかに超えていると思います。
日本発売されなくなって久しいですが，未聴の方にも
ぜひ聴いてほしい。

アクセル・ルディ・ペルのサード・アルバム（1992年発表）。
1stのチャーリー・ハーン、2ndのロブ・ロックに続き、この3rdでは
新たなVo.としてに“仕事人”として知られるジェフ・スコット・ソート
（Yngwie Malmsteen,Talisman...）を迎えている。
前作までの荒々しさが消え、より洗練された作風となっている。
適度に空間のある心地よいサウンド、強力なヴォーカリスト、そして
素晴らしい楽曲群・・・　ここにアクセルの最高作が誕生した!!
アクセルの音楽スタイルが完成されたともいえる超強力な作品。
日本盤はテイチクより発売されていたが現在は廃盤。
【収録曲】
1. Streets Of Fire
2. Long Time
3. Eternal Prisoner
4. Your Life (Not Close Enough To Paradise)
5. Wheels Rolling On
6. Sweet Lil' Suzie
7. Dreams Of Passion
8. Shoot Her To The Moon
9. Ride The Bullet

とにかく楽曲がいい。頭をタテ振りでノリまくれる。Drのヨルグマイケル（現　ストラトヴァリウス）が上手すぎる為かリズム隊がしっかりしていることもあり楽曲の良さが引き立てられている。AXELのヘタウマなギターも今聴くと味があっていい。この頃はジョージリンチ風か。