futo―Kiyokawa Asami×Takimoto Mikiya×Morimoto Chie
独自の完成と手法で、あらゆる媒体でアクティブに
活動をつづける清川あさみサンの作品集です。
彼女の独特なあやうい温度感にこころ魅かれ、手に入れました。
いまでもたまにみかえして、色々なモノを得させて
もらっています。。
この作品集では、彼女特有のそれぞれの温度感や色味は、
写真家の滝本サンのフィルターを通して、冷たくひんやりとした
トーンで統一されていて、いまみたいな蒸暑い時季には涼しめて
いいでっす。また装丁も凝っていて、小さなギャラリーのようで
ワクワク感をひどく掻き立てられます。
ただ妙にこぎれいにまとまっているなーとゆう印象で、清川さんらしい
気迫みたいなモノを感じることが出来ない。というのも事実でした。
勿論、作者自身それを意図したのだと思いますが、
もっとフラットで、カジュアルに楽しめるような本も今後
発表してもらいたいです。
活動をつづける清川あさみサンの作品集です。
彼女の独特なあやうい温度感にこころ魅かれ、手に入れました。
いまでもたまにみかえして、色々なモノを得させて
もらっています。。
この作品集では、彼女特有のそれぞれの温度感や色味は、
写真家の滝本サンのフィルターを通して、冷たくひんやりとした
トーンで統一されていて、いまみたいな蒸暑い時季には涼しめて
いいでっす。また装丁も凝っていて、小さなギャラリーのようで
ワクワク感をひどく掻き立てられます。
ただ妙にこぎれいにまとまっているなーとゆう印象で、清川さんらしい
気迫みたいなモノを感じることが出来ない。というのも事実でした。
勿論、作者自身それを意図したのだと思いますが、
もっとフラットで、カジュアルに楽しめるような本も今後
発表してもらいたいです。
Serial Experiments: Lain [DVD] [Import]
PS用のゲーム企画と並行し、1998年7月~9月に放映されたTVアニメシリーズ。
テレビ東京の深夜枠、しかも1クール13本の小編でありながら、未だに各方面に多大な影響を与える、90年代アニメの最高峰の一つです。
まずはオープニングを見てください。
気だるい重さを持つブリティッシュロックに、美しくも虚無的な女性ヴォーカル。
近代的で清潔な都市に佇むのは、カラスの群れと主人公の玲音だけ。
彼女はテレビモニタの向こう側から、冷たくも蠱惑的な視線で歌いかけくる‥‥
エロスとタナトスを同時に感じさせ、なんとも格好良くて恐ろしげです。
ストーリーは「自殺した級友からメールが届く」という事件から始まります。
彼女はメールで「現実の肉体なんて無意味で、ネットワークの中にこそ本当の自分が居る」と主張するのですが、これに興味をもった玲音が、作中で「Wired」と呼ばれるネットワークに接続し、徐々にその魅力に取り憑かれる事になります。
そして玲音は、自分の知らないところで「Lain」と名乗る少女が様々な事件を引き起こしている事を知るのですが・・・この先は実際に見て頂いた方が良いでしょう。
登場人物たちは、一様に生気に欠け何を考えているか判らず、他者の存在を拒もうとさえしています。白々しい家族関係、学校でのうわべだけの友情・・・「そういう現実の方が、よほど嘘くさいよ」という玲音の問いかけには説得力があります。
引きこもりや鬱病、ネット依存症が顕在化した2005年現在、Lainで語られるテーマにはよりリアリティを感じますね。
この作品に限っては、視聴者は安全な場所からの「高みの見物」を決め込む事が許されず、登場人物たちと共に、実存の不確かさに怯える事になるでしょう。
そういった非日常の深淵を、新鮮な体験として楽しめる人に向いた作品です。
一種の「哲学エンターテインメント」ですね。
テレビ東京の深夜枠、しかも1クール13本の小編でありながら、未だに各方面に多大な影響を与える、90年代アニメの最高峰の一つです。
まずはオープニングを見てください。
気だるい重さを持つブリティッシュロックに、美しくも虚無的な女性ヴォーカル。
近代的で清潔な都市に佇むのは、カラスの群れと主人公の玲音だけ。
彼女はテレビモニタの向こう側から、冷たくも蠱惑的な視線で歌いかけくる‥‥
エロスとタナトスを同時に感じさせ、なんとも格好良くて恐ろしげです。
ストーリーは「自殺した級友からメールが届く」という事件から始まります。
彼女はメールで「現実の肉体なんて無意味で、ネットワークの中にこそ本当の自分が居る」と主張するのですが、これに興味をもった玲音が、作中で「Wired」と呼ばれるネットワークに接続し、徐々にその魅力に取り憑かれる事になります。
そして玲音は、自分の知らないところで「Lain」と名乗る少女が様々な事件を引き起こしている事を知るのですが・・・この先は実際に見て頂いた方が良いでしょう。
登場人物たちは、一様に生気に欠け何を考えているか判らず、他者の存在を拒もうとさえしています。白々しい家族関係、学校でのうわべだけの友情・・・「そういう現実の方が、よほど嘘くさいよ」という玲音の問いかけには説得力があります。
引きこもりや鬱病、ネット依存症が顕在化した2005年現在、Lainで語られるテーマにはよりリアリティを感じますね。
この作品に限っては、視聴者は安全な場所からの「高みの見物」を決め込む事が許されず、登場人物たちと共に、実存の不確かさに怯える事になるでしょう。
そういった非日常の深淵を、新鮮な体験として楽しめる人に向いた作品です。
一種の「哲学エンターテインメント」ですね。
Zawameki11 Over All Nations
11枚目のこのアルバムは前作より更に厚みを増して素晴らしいアルバムになっています。
L.Aミュージシャンとのコラボも息があってて聴きごたえあります。ワーシップとして
歌いやすい耳に残る良い曲ばかりが揃っています。6曲目の「国を越え言葉を越え」は
2013.8.15の同刻プレイズで歌われて特に気に入っています。
L.Aミュージシャンとのコラボも息があってて聴きごたえあります。ワーシップとして
歌いやすい耳に残る良い曲ばかりが揃っています。6曲目の「国を越え言葉を越え」は
2013.8.15の同刻プレイズで歌われて特に気に入っています。
Zawameki 10 Dancing for the Kingdom
スムースジャズ・ファンにとっては、何が何でも聴きたくなる垂涎の1枚がこのアルバムである。LAの豪華メンバーと日本語クリスチャン・ミュージックがここまで爽やかに解け合った作品は、他に類を見たことがない。ジョナサン・バトラーのワーシップ・プロジェクトもこの作品に近い方向性を見せているが、これは、ちょっと隅に置いておけない逸品であると私は思う。ぜひともオススメしたい。