侍道3 公式ガイドブック 極めの書
まさに攻略本と呼ぶにふさわしい内容です。
全ページカラー、刀のグラフィック、刀の説明、技、技の習得条件、オススメ技ものっています。
入手時の基本数値ものっているので、刀を手に入れたときに良いものか悪いものか一目瞭然なのもgood!
インターネットの攻略ページで見る手もありますが、ゲームのシナリオのフラグが意外とシビアなのでこちらのほうが便利で、プレイ時は手元に置いておきたい一冊。
ちなみにボタンなどはPS3用ですが、360版の人もまったく問題ないですよ。
ひとことで言えば、知りたいことすべてのっています。
それゆえ分厚くて値段も相応ですがひとつのゲーム攻略ページのためにゲーム雑誌を何冊も買うよりよっぽどおすすめです。
正直言ってゆるいゲームなので攻略する、といった意味では攻略本は必須ではありませんが、コンプリートさせたい人、良い刀を目指して旅してる旅人さん、より深くやりこみたい人は絶対後悔しないのでオススメです。
侍道2 オリジナル・サウンドトラック
朝倉氏の楽曲の特徴として言えるのは…「和を感じさせながら決して
和の楽器に固執しない」ということでは無いだろうか?
実際今回の楽曲もベースにあるのは「アコーディオン」「ケーナ」で
あり、「和」の世界観を表現する楽曲を作る際に多く使われる三味線
や尺八などはあくまでアクセントとしての使用に留まっている。
前作「侍」の流れを汲みながらも、よりビートを効かせ聴く者を高揚
させるオープニング・テーマ「此岸-邂逅の地-」と、今作の軸となる
「天原の名無しっ子」のテーマ「無垢なる魂」は、是非改めてCDで目
を閉じてじっくり聴いていただきたい。
侍道2 ポータブル
オリジナルの1と2、PS3の3、PSPの1をすべて初期ロットで発売当時にやってる人間としての感想です。
1から2への進化はオリジナルの時にも感動したのですが、ポータブル化しても同様に1よりも2は満足できます。
しかし当然と言えば当然なのですが、3をやりこんでいたせいか、オリジナル当時ほどボリュームに満足できませんでした。正直「あれ、こんなもんだったけ?」って思ってしまいました。
トータルで考えると値段と持ち運び可な点からいいものだと思います。
※インストールをすると読み込み時のストレスはなくなりますが、電池がけっこうすぐなくなるので、外出時のプレイには、充電残量注意です。
ソード・ワールド2.0サプリメント エターナルエンパイア ‐不滅の探究者たち‐
SW2.0のシリーズを買い揃えています。
先日ゲームブックシリーズの第三弾、”エターナルエンパイア”が発売され、試しに回してみましたが、やはり物足りない。
自分でマップを作っていく楽しさではミストキャッスル>フェアリーガーデン>エターナルエンパイア
ミストキャッスルのパラグラフ方式はがいちばんよかったように思います。
フェアリーガーデンはパラグラフが登場するエリアをある程度選べますが、道の管理が激しくめんどくさいので身内では不評でした。
結局のところ固定1から用もなく東西南北へ向かうことで固定1経由でだいたいのパラグラフへ行き来できるようにしてしまうしかないのですから。
ではエターナルエンパイアはどうかと言うと、今度はランダムで決定できるエリアが少なすぎて、身内では「モンハンもどき」と言われるようになってしまいました。
確かに、「森林」「荒地」などのエリアがいくつかあり、それぞれに1〜10程度のマスがあり、それぞれのエリアの中を強力なヌシが右往左往しているとあればモンハンだとしか言えないでしょうね(笑)
処理の軽さではミストキャッスル>フェアリーガーデン=>エターナルエンパイア
時間管理が4時間ひと区切りのタイムバンド制ではなくなりましたので、一日の行動を最大24度もプロットしなければならなくなりました。
例えばミストキャッスルやフェアリーガーデンでしたら、6日目固定1→31→62→・・・といった管理を一日あたり6マス書くだけでした。
今回は森3→森4→森5といった記述をしなくてはならず、また一時間以内の行動回数なども決められてしまいました。
極端な話、4時間一区切りのタイムバンド制ならば、「剥ぎとり後に回復、後に探索」などを行っても時間経過を問わずにすみましたので、「【ビビッド】を20分ごとに6回歌います」といったこともできたのですが・・・。
まぁスマートになったといえばそうなのでしょう。
ミストキャッスルでは時間によって移動時に、フェアリーガーデンですと移動ごとに、それぞれランダムイベントの有無がありましたが、今回はないようです。
各パラグラフでのイベントがそのぶん濃密になっているので、移動時の処理は簡単になったと言えるでしょう。
しかし各種表がバラけており、記述も不正確なので少々不安が残ります。
もっとも、バルバロステイルズ発売後に出た初のゲームブックですので、最初にキャラをつくるとき以外、経験点テーブルを頭に入れてしまえばアルケミストワークスとバルバロステイルズと本書の3冊でだいたい回せるのが良い点と言えなくもないでしょう。
敵を探してルールブックをペラペラ見回すのは割と面倒ですしね。
ゲームブックとしての楽しさは、ミストキャッスル>フェアリーガーデン>エターナルエンパイア、といったところでしょうか。
エターナルエンパイアは固定のイベントや処理のキッチリ加減により、ゲームブックとしてより、この世代の電源ゲーマーにありがちな、「こんな面倒を体験するくらいなら、ある程度自動化されたコンシューマゲームとして楽しみたい」という気持ちがより一層強くなってしまいました(笑)
ミストキャッスルはミッションの適正レベルがありませんが、その分敵や判定の難易度が現在のレベルによって変動しますのであれはあれで有りでした。
フェアリーガーデンは道の管理さえ無ければゲームとして楽しめるものだったと思います。
エターナルエンパイアは・・・これこそ、DSで出して欲しかったかもしれませんね(笑)
来年、シリーズの第四作が出たとして、「エターナルエンパイアよりだんぜん面白い!」と言えますように・・・。