ぼくの大好きな青髭 (中公文庫)
中一の時「赤頭巾ちゃん・・・」を、大学生に勧められ、それから「青ひげ」が発表されるまで、どれだけ待った事か。
ただ、自分の中では「白鳥の・・・」が秀逸で、「青ひげ」は少々がっかりした事を思い出しました。
たまたま、同じ職場の女性に「赤頭巾・・」を勧めたところ、「4部作を全部読みたい」と言われ・・・・「青ひげ」が絶版との事。
おそらく古本屋にも無いでしょう。
なんとかしたいもんです。
美肌一族 [DVD]
この作品は昼メロのシリアスさとギャグのコミカルさのメリハリの差がとても良くできています、同タイトルの化粧品を使った事もない人でも十分に楽しめます、この化粧品一つ買ってみたくなってきたなー(>ε<)
赤頭巾ちゃん気をつけて (中公文庫)
これを読んで、かつて90年代の小沢健二さんの姿
歌詞や言動、キャラクターを思い出しました。
フリッパーズ〜オザケン時代の。
彼、何十回となくこの小説を読み返しただろうな、
この作品に思い入れあるだろうな、と。
個人的にはそういうのもわかって
「とても嬉しかったんだ。」
というところです。
さよなら快傑黒頭巾 (新潮文庫)
これほど確信犯的に人生と自己を戯画化した若手作家はかつていなかった(そしておそらくこれからも)。俳諧的なみごとな文体と華麗な筋運び、軽妙洒脱な会話体とモノローグ。書くことと生きることとをどのように結び合わせるのか、著者自身の煩悶が主人公に高踏的に反映されていて、しかも構造的に良く練られた夏目漱石クラスの画期的4部作である。本4部作の良さがわからない読者は、残念ながらノーベル賞クラスの一流文学の素晴らしさの恩恵から一生無縁の人間である。三文娯楽小説を抱いて火葬場まで行けばよい。
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番&第9番
今日、ミューザ川崎のコンサートに行きました。
意外に思ったのは、ジャンルカ・カシオーリさんのピアノの伴奏が素晴らしく、
紗矢香さんのヴァイオリンの音色を際立たせるように、好サポートしていました。
小柄で、そして、きゃしゃな体格で、ホールに響き渡る音色を弦楽器で奏でるの
は、とても難しいことだと思います。
公演終了後のサイン会でも、聴衆に声をかけること無く、黙々と極めて控えめに
サインしていた紗矢香さん。
おそらく、今は、自分自身に問い質している、葛藤の時期なのでしょう。
しかし、コンサート会場に集う大勢の聴衆が、いつも、そして、これからも暖かい
気持で応援していることを、決して忘れないで欲しい。
金色のペンで書かれた、ジャンルカ・カシオーリさんとの連名のサインを見て、
そのように思いました。