食べても太らない! 「糖質ゼロ」の健康法 (新書y)
血糖を上げるホルモンは、グルカゴン、エピネフリン(アドレナリン)、糖質コルチコイド、成長ホルモン、甲状腺ホルモンがあるが、下げるホルモンは、インスリンのみで、著者は飢餓状態が続いた昔の名残、低血糖になると死に至るので、と書き、納得はしたが、歯は、臼歯16(前臼歯8, 後臼歯8), 親知らず4と穀物などをすり潰す歯が32本中20本と圧倒的に多いし、消化酵素も糖は、アミラーゼ(唾液腺、膵臓)、マルターゼ、スクラーゼ、ラクターゼ(小腸)の5種類、タンパク質は、ペプシン(胃)、トリプシン、キモトリプシン、エラスターゼ、カルボキシペプチダーゼ(膵臓)の5種類、脂質はリパーゼ(膵臓)1種類と、これまた糖を摂取するようにできており、糖質は全く不要との著者の指摘は、あくまで糖尿病という現代病に限ったことで、ブドウ糖をエネルギーに返還する際発生する活性酸素・炭酸ガスが老化を進行させる説も賛成はするが、予備軍である境界型未満の人でも健康のために糖質ゼロ食にすべきかと患者さんに問われれば、「そこまで極端にしなくてもいいんじゃないですか。」と返答する。
他の疑問としては、高脂血症のおそれは、血中中性脂肪の分解が進むため、糖質ゼロではないだろうが、脂肪摂取過多となれば、発癌リスクは増えまいか?
カロテノイドは、抗酸化作用や抗ガン作用があると言われ、ニンジン、カボチャ、サツマイモなど色が濃いほどカロテノイドの総量が多いが、糖質が多いのでダメと著者はするが、どう補うか?
水酸基活性酸素の生産を促す過酸化水素を破壊する、カタラーゼ酵素が十分に体内で産生できない場合、トコフェノールの中でもっともよく知られるビタミンEが、活性酸素から細胞膜を保護するのだが、それは木の実、大豆、小麦胚芽、芽キャベツ、卵黄で摂れということか?
等があるが、糖質を摂らねば、インスリンの大量放出は起こらず、空腹感を感じにくくなるので、過食パターンから脱し、1日1食となることもあって、摂取カロリーが減少、貯蔵脂肪の分解が進み、筋肉組織のLPL(リポ蛋白質リパーゼ)が順調に機能し、中性脂肪を脂肪酸とグリセロールに分け、血中中性脂肪の分解が進み、高脂血症も消失する、とのこと。
生理学的にはほぼ納得するのだが、過去の長い歴史の中で飢餓と闘ってきたので、基本的に甘いものを求めるし、甘いものを美味しいと認知し、際限なく摂らないように満腹中枢が刺激され、調節機能が働くようになっているにもかかわらず、それを超える過剰摂取で糖尿病になっている人、日常活動的でなかったり、基礎代謝が低い人ならともかく、肉体を使うような仕事をしている人、日常的にスポーツを行っている人などは、その消費カロリーに見合った、中性脂肪として体内に貯蔵されない程度の糖質は、朝や昼などのその後も活動する時間に摂る方がいいのではないか?
糖尿病の人は、消費カロリーをはるかに超える糖摂取生活を長年続けてきたのであり、摂取糖量―消費カロリーの総量として考えれば、運動を行えば摂取糖量が増加しても糖尿病にはならず、これだけ巷に甘いモノがあふれているのに、それを全て制限するのはストレスの貯まる行為であるとも私は考えるので、腹が出てきたなど気になる人は、著者の方法には反するが、日中は糖質が入ったものをその消費活動に合わせて摂り、夜に無糖食を勧め、効果も実感している。
これでも糖尿病への移行が見られる場合に限ってのみ、無糖食は行えばいいのであり、著者も実践している誰でも無糖食こそ「健康長寿の食事法」との解釈は、酷だと感じている(この点では後述の江部式と同じ)。
尚、著者は、トライアスリートであるだけでなく、トライアスロン競技の頂点であるハワイの「アイアンマン・トライアスロン世界選手権大会」に毎年のように出場し、50代まで年代別の優勝を目指してチャレンジを続けていた、糖尿病患者でもあるのだが、トライアスロンのようなハードなスポーツを行っていても、糖質ゼロ食導入まで糖尿病は克服できなかったのであろうか、との疑問が残る。
同様の食事方法として、江部康二医師も著作を出しているが、こちらの方が昼に米を食べても良いなど、幾分緩やかになっており(二人の間では考え方の違いから論争になったようだが)、本書が極端だと思われる向きには、江部式も試してみるべきであろう。
栄養管理ソフト「栄養マイスター」 BASIC版Ver.2.0
結構たくさんの食品や献立が事前に登録されており、また、自分でも簡単に作成ができます。
献立作成しながら、同時に栄養やバランスを確認できるのがいいですね。
プロの栄養士でも使えるくらいに色々な栄養素が表示できますが、
代表的な栄養素は分かりやすい位置に別途表示されているので、
一般家庭でも使えそうに思いました。
一度作った献立は再利用したり、一部変更して別献立として登録できるなど、
使い込んでいくほど、自分仕様というか、使いやすくなりそうなソフトだと感じました。
DRETEC ガラススケール 2kg 【薄さ17mmで収納便利】 レッド KS-241RD
私の会社で「郵便物の重さ」を計るために購入しました。
普通の郵便物は25gを超えれば90円切手が必要ですが、
25gを超えているかどうかって分かりませんからね。
選んだ理由は「オシャレだな」と思ったからです。
お客様の目に触れるかもしれませんので
事務所の備品にはこだわりたいんです。
そんなに買い換えるものでも無いので、
長く使えますしね。
普通の「白」の計量器は、ダサイので、あまり買いたく
なかったし、針のアナログタイプもちょっとダサイし、
場所をとると思いました。
デザインはとても満足しています。
機能も充分です。
ただ一点だけ不満を言うとすれば、
「電源のon・off」が側面についています。
そこを押すときに、手が天板に乗ってしまって、
その状態を「0g」と認識されることがたまにあります
(手を離すと、マイナス表示になる)
私のさわり方が雑なのか、指が大きいからかもしれませんが
二回、電源を入れることが多いです。
でも、側面についているからオシャレでもあるんですよね。
構造上の問題と言えばそれまでかもしれません。
それほど気になるわけではないのですが、あえて悪い点を
あげるとすればそれくらいでした。
その他の点は満足しています。お勧めです
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自分で採血、というと躊躇する部分があったのですが、購入して実際にやってみるととても簡単で痛くもなかったのでよかったです。事前に検査キットをならべて説明書をきちんと読んでおくことが大事で、それさえやっておけばほんとうにストレスフリーです。結果もかなり速くわかるので安心です。病院に行く時間はなかなかないけど、健康管理が気になる人におすすめですよ。