タカラモノ~この声がなくなるまで~
のりがよくて聞きやすいです。声がまだ特徴が薄い感じなので、もっともっと歌いこんで耳に残る深さを身につけてほしい。
でも明るい感じで聞きやすかった。何度かリピートして聞いた。
あと、ナオト・インティライミ本人の写真がどこかに入っていたら更にうれしかった。
女の子がかわいいから別にいいんだけど、同じ女としては、ちょっとつまらない。(笑)
きみの友だち
この本の主人公は和泉恵美ちゃん。彼女が小学校4年から大学を経て社会人になって数年くらいまでのお話。短編が紡がれて一つの大きな物語になる構成。
すばらしいのは、短編ごとに主人公が変わること。最初の主人公は恵美ちゃん。次はその弟。その次は恵美ちゃんのクラスメイトの付和雷同タイプの堀田(ほった)ちゃん、そしてクラスメイトのはなちゃん、更に恵美ちゃんの弟のサッカー部の先輩の佐藤さん(この人が、サッカーの技量もないくせにコーチ面、先輩面したがるのだけど、うだつの上がらない、普通だったら物語の主人公にはなれないキャラなのだが、そういう佐藤君を主人公にしてしまうところが重松のすごいところだ。)
恵美ちゃんは元々は沢山の友だちがいた方がうれしい、ありがちな女の子だった。ところが小学生の時に交通事故に遭って以来、それを友だちのせいにして世をすねてひとりぼっちのクールな女の子になる。そして彼女がたった一人のかけがえのない友だちとするのが、交通事故の原因を作ってしまった女の子。
一般的には、友だちは少ないより多い方がいいという風潮があって、ひとりぼっちの子や友だちの少ない子は、その他大勢のドミナントにいじめられたり迫害されたりする。常に仲間には同質性を求めて、自分たちと違うことを許さない僕の大嫌いな日本的ムラ根性。そしてドミナント仲間に入れなかった子が自殺したりする。
しかし、一人でも揺るぎのない、芯の変わらない友だちがいれば、凡百の、自己保身のために明日は自分をいじめるかもしれない「みんな」と一緒にいるよりも幸せなのだ。
重松はそういう付和雷同する仲間達を称して「みんなぼっち」という。結局「みんなぼっち」は「ひとりぼっち」=孤独なのだ。
だからこの本で重松は「君は君でいい」と語りかけている。変わり者であろうと、多くの人間に受けなかろうと君は君でいいのだ。何の不足があろうか。君が存在するのは神様の思し召し。君の内にも神様の一部が入っているんだ。
そういうエッセンスを特に若く悩める君に汲み取ってほしい。そういう本だ。
Hello
ナオト君の歌は本当に色々な事を感じさせてくれます。
1人じゃない、君は1人だけじゃないからねと
いつも隣に居てくれるような優しさを感じます。
そして常に前向きさを大切にしている人です。
もし前向きじゃなくても、後ろ向きに一瞬感じつつ実は
前向きに仕向けてくれるような時もあったり。
いつも思いますが、とてもセンスの良い曲を創ってくれます。
今回もイチオシです!!
風のむこう、きみへ続く道 (双葉文庫)
バイクで旅をする主人公の気持ちや生活がとても爽やかで、読んでいて気持ちがよかったです。
また、主人公の大切な人を思う気持ちが温かく、旅の目的が分かったときにはとても幸せな気持ちになります。
大切な人のことを想いながら読みたい作品です。読後は好きな人に会いたくなりました。