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結城昌治 ウィキペディア

結城昌治 動画

渥美清 DVD-BOX
渥美清 DVD-BOX
監督・野村、撮影・川又、主演・渥美による傑作コメディ・ボックス、発表年は拝啓天皇陛下様が1963年、64年の続編、1968年白昼堂々、69年のでっかい、となり、それぞれが「男はつらいよ」スタート以前のコメディアン渥美清の代表作、いずればら売りされることを期待します、64年には「拝啓総理大臣様」という作品も同じメンバーで発表されているがまだDVD化されていない、

どの作品も雅趣に富んだ味わい深いものばかりで所有する楽しみがあります、比較するのもおかしいですが4作とも男はつらいよのアベレージ作品をはるかにこえる仕上がりであり、寅二郎役の渥美しか知らずに見たときの新鮮さはとても大きなものだとおもいます、

野村芳太郎は1970年初頭までの20年ほどはコメディとメロドラマを掛け持ちしたプロフェッショナル中のプロ、名人カメラマン川又と生涯の名コンビ、評者は日本のクリント・イーストウッドと称えたいとおもう、74年の砂の器以降は日本を代表するサスペンス作家として引退まで活躍した、

私はここで「拝啓天皇陛下様」の喜劇ではなく戦争映画としての面白さを特に指摘したい、ワイド・スクリーンを縦横無尽につかった左右の広がりと奥行きの深さ、年齢からすれば実際に従軍を経験者したスタッフの指導下、戦中を知る役者たちがその中を行軍したり戦闘するさまはまさに戦争映画の王道中の王道、とりわけ野外演習から昭和天皇が行幸するシーンは感動的です、キューブリック「スパルタカス」に完全に伍している素晴らしいスペクタル度の仕上がりをみてどうして松竹は野村監督に戦争映画を撮らせなかったのか不思議でならない、実現すれば素晴らしいものになったろうにと残念です、




昭和枯れすすき
昭和枯れすすき
新宿署のヒラ刑事・原田(高橋英樹)は妹の典子(秋吉久美子)とふたり暮らし。しかし真面目な兄に対して妹はやさぐれていて、専門学校も勝手に辞めてしまった。そんなある日、典子とつきあっているチンピラの吉浦(下條アトム)が殺された。その現場には典子のネックレスが残されていた……。
結城昌治の『ヤクザな妹』を原作に、当時大ヒットしていた同題歌謡曲を要所に流しながら繰り広げられていく兄妹のやるせない愛憎劇。名匠・野村芳太郎監督は、殺人事件のミステリサスペンスとしての要素もさながら、繊細な市井のヒューマンドラマとして本作を見事に構築。新宿の繁華街をリアルに活写した川又昂のキャメラも素晴らしい効果を上げている。小品ながら見逃せない秀作。それにしても、秋吉久美子は本当に小悪魔的で可愛い。(的田也寸志)




昭和枯れすすき
昭和枯れすすき
1975年度、高橋英樹31歳のときの作品です。それまで日活で刺青を彫った任侠映画のイメージが定着していた彼にとって、久しぶりの現代もの、しかも新宿署の刑事という役柄です。

地方から上京して来た兄と妹、この兄が妹を思いやる気持ちの行き違いがドラマの大きなテーマです。いまどきは少し古風に感じられるストーリー展開ですが、でもこんな兄と妹がいたら、いいと思います。
妹を演じる秋吉久美子が初々しく、高橋英樹に代わって抱きしめてあげたい位でした。

古い映画にしては、デジタルリマスターされているので、画像もまずまずです。





白昼堂々 (光文社文庫 ゆ 4-2 結城昌治コレクション)
白昼堂々 (光文社文庫 ゆ 4-2 結城昌治コレクション)
 デパートの屋上には必ず小さな遊園地があって子供たちが楽しみにしていた時代の話。
 昔は有名なスリ、今はデパートの保安係をしている男が故郷の筑豊に帰り、くすぶっていた仲間たちを組織して、デパートの集団万引きを始める。やがて、警察の手が迫り最後の大博打に打ってでるが…。犯罪者が主人公だが、作者ならではのユーモア溢れる筆致のおかげで嫌味はなく、ラスト近くでは「うまくゆけ」と応援していたりする。
 本作、2度映画化されており、併せて楽しんでいただきたい。タイトルそのままの「白昼堂々」(68、松竹)は野村芳太郎監督、渥美清、倍賞千恵子、藤岡琢也、有島一郎、フランキー堺など出演。内容もずいぶん変えた「女咲かせます」(87、これも松竹)は、森崎東監督、松坂慶子、役所広司、名古屋章、川谷拓三など。田中邦衛は両方に出演!




暗い落日 (中公文庫 ゆ 2-21)
暗い落日 (中公文庫 ゆ 2-21)
本書で、結城昌治こそ、わが国のハードボイルドの原点であることがわかる。
一人称視点からくる、ストーリーの強引さはやむをえないが、それを補って余りある出来である。
真木は、軽口をたたかない「沢崎」といえば現在のハードボイルド好きにわかってもらいやすいか。


40年前に書かれた作品とのことであるが、
ぜんぜんその古さを感じさせないところはすごい。
感じるとしても、ケータイのない不便さぐらいであり、
それは、ストーリーとは関係のないことである。



お薦めするのは、もちろんハードボイルド好きの方。
たやすく手に入る今が、読み時。
たとえ読まなくても、手に入れておきたい作品である。







もしもこんな 結城昌治 がいたら・・・


名前からも夏感がバンバン出まくっているお祭り野郎 結城昌治。2作目となる今作品は沖縄で撮影した。のんびりとした日常のシーンが中心で「だらだらしてスキがあるので、覗き見気分で見られるかも」。
「沢山の異なるビジネス・チャンスがあり、全てを上手く利用したい。新しい世界に足を踏み入れる準備が出来ている」と続けた。

う~む意味深。こりゃまさにあれだね。ほら、なんつうかその、

『 人々は悲しみを分かち合ってくれる友達さえいれば、悲しみを和らげられる。 』( シェークスピア )

どういう意味やねん^^;

読みごたえのある本たち
「“結城昌治”さんをもう一度読み直そう」第3弾です。なにか必要に迫られての読書でもなく、ただそこにあるので…という、とてもゆるい気持ちで挑んでいるせいか、素直に面白いなぁと、素人の本読みはこの雰囲気が大事なんじゃないかとまで思いながら、 ...

柴又慕情
結城昌治の『志ん生一代(下)』(朝日新聞社)に「兵隊寅」という人物が出てきます。浅草にいて、その後柴又に移ったようですが、噺家の古今亭志ん生は、どん底時代彼にかなり助けられたようです。戦後、この寅さんは、柴又帝釈天の縁日である庚申など ...

ゴメスの名はゴメス(書評) 結城昌治
ゴメスの名はゴメス (光文社文庫 ゆ 4-1 結城昌治コレクション)/結城昌治; ¥560; Amazon.co.jp. ちょいと、ぽんぽ子さんや。 渋すぎじゃあ、あ~りませんか? ゴメスって。 ゴメスの名はゴメスって( ´艸`)ぷぷぷ。しぶ~~ ...

終着駅
終着駅, 終着駅 (1984/07) 結城 昌治 商品詳細を見る. 終戦直後の不思議に明るい猥雑さにまぎれて、空しく、漂うように死んでいった男たち。――失意と希望の交錯する荒々しい季節を描き、失われた戦後空間を問い直す、静かな意志を秘めた名作。 ...

結城昌治 『裏切りの明日』 (光文社文庫)
このところ同文庫から隔月に刊行されている「結城昌治コレクション」の1冊である。初出は1965年3月光文社のカッパ・ノベルスで、『穽(あな)』というタイトルであったが、1975年2月に中公文庫に編入されるに際し、現在のタイトルに改題された ...

『怖い話と短い話』結城昌治
中公文庫 再読 書かれた年代が古いせいか(初出は1988年)、書かれる男女関係がなんとも古くて……まぁ仕方ないのかな。 でも強引に言いよられると受け入れちゃう女性とか、その時代では本当にそんなだったのだろうか? (しかたなかったのよ、ってそんな ...

[読了本]2008年9月8日の読了本
長い長い眠り/結城昌治(創元推理文庫). 長い長い眠り (創元推理文庫 M ゆ 1-2). 長い長い眠り (創元推理文庫 M ゆ 1-2). 作者: 結城昌治; 出版社/メーカー: 東京創元社; 発売日: 2008/07; メディア: 文庫.

ゴメスの名はゴメス(小説)
結城昌治コレクションの第一弾。初版は1962年4月に刊行されているので、46年も前の作品だ。しかし、時代背景は異なるものの、今読んでも十分に楽しめるところは、さすが結城昌治氏。すでに結城昌治コレクションは『白昼堂々』と『裏切りの明日』も刊行 ...

いつまでも変わらぬもの
「“結城昌治”さんをもう一度読み直そう」と、最近チラホラと文庫で復刊されているのを見て思いついた企画。完全に出版社に踊らされている気はするものの、とりあえず一冊を読んでみて、「やっぱりいいものはいいなぁ」と改めて思った。 ...

長い長い眠り
一見すると都筑道夫の『退職刑事』の一編でもおかしくないような設定なのだけれども、そこはやはり結城昌治の物語である。 奇をてらったトリックなど無いので、下半身がパンツだけという謎はきわめてあたりまえな真相に落ち着くわけで、いやよくまあ ...

結城昌治








佐藤隆太 | 谷村奈南