トンデラハウスの大冒険 第1巻~第5巻セット [DVD]
懐かしいなあ。そういえば、このアニメのオープニングはなぜか口癖のように歌ってしまうという不思議な味があった。
「♪トン、トン、トンデララ♪トンデラハウスの大冒険♪」
主役は家かって!(笑)。
物語はタイムスリップもので、しかもイエス・キリストにテーマを絞っていたという点が他のアニメに類を見ない点だと思います。
今、キリスト教関係の方にこのアニメをご覧になっていただいたら、案外「子供向けの布教番組」として評価されそうな気もします。
しかし、当時の制作側がどういう意図をもってこの番組を作ったのかは不明。
トンデラハウスの大冒険 第6巻~第10巻セット [DVD]
昔なつかしのアニメ。
DVDがあったとはオドロキ。
機会があって、久々に見ると・・・面白いじゃん。
子供だったからなんでも面白いと感じてたんだ、と思ってたのに
大人になった今見ても、ちゃんと面白い。
宗教アニメ番組だから正直に言うと
ダサそうなイメージだったのに。ダサくない。
他のアニメと劣らないセンスを感じる。
とおもってたらタツノコプロ製作だったのか(知らなかった)。
さすが絵も声も曲も手抜きを感じないわけだわ。(ベタホメしてみたりして)
声優さんの声もとてもよいです。
特にイエスさまの声は優しく威厳があってイメージぴったり。
内容については、聖書物語とはいえ、
客観的に(歴史物語のように)描いてて
宗教くさくはないと、おもう。(ただし脚色は多い。)
それに、音楽のテンポや、軽いタッチのイラストが
重たくなりがちな内容をサラっと軽い流れにしているとおもう。
エピソードの中では、
*イエスのたとえ話*が私的にはスバラシイ。
イエスの話の特徴は、基本的に、
『万人にわかりやすく短くまとまってる』ところ。
それとアニメの組み合わせは当然相性がとてもいい。
活字や人のコトバで説明するよりも
アニメ(絵)で表現するのがイチバン伝わることもあったりするんだなと。
この*たとえ話*のときの絵のタッチは、なぜか日本昔話風。
ノンビリゆったり感のある話が、疲れを感じさせないの。
それでいて*たとえ話*は約10分ほど。飽きる前に終わります。
現代人は集中力がないのでちょうど良い長さ。
絵は記憶に残りやすいから
それに声がついて音響までつくとなると
脳に刻み込まれるんですね、しっかり。