ゴールドフィンガー [Blu-ray]
Version: U.S.A / MGM-FOX / Region A
Version: E.U / U.K / AUS / Region A, B, C
Aspect ratio: 1.67:1
MPEG-4 AVC BD-50 / BD+ / High Profile 4.1
Running time: 1:50:01
Movie size: 29,44 GB
Disc size: 44,57 GB
Total bit rate: 35.69 Mbps
Average video bit rate: 29.23 Mbps
DTS-HD Master Audio English 2900 kbps 5.1 / 48 kHz / 2900 kbps / 24-bit (DTS Core: 5.1 / 48 kHz / 1509 kbps / 24-bit)
Dolby Digital Audio French 448 kbps 5.1 / 48 kHz / 448 kbps
Dolby Digital Audio Spanish 448 kbps 5.1 / 48 kHz / 448 kbps
Dolby Digital Audio English 224 kbps 2.0 / 48 kHz / 224 kbps
Dolby Digital Audio English 224 kbps 2.0 / 48 kHz / 224 kbps
Dolby Digital Audio English 224 kbps 2.0 / 48 kHz / 224 kbps
Subtitles: English SDH, Cantonese, Mandarin, French, Korean, Spanish
Number of chapters: 32
#Commentaries by: director Guy Hamilton Dolby Digital 1.0,the cast and crew Dolby Digital 1.0
#Original Radio Interviews With Sean Connery
#Sean Connery From the Set of Goldfinger
#Screen Tests (HD - 5m:39s)
#On Tour with the Aston Martin DB5 (HD - 11m:43s)
#Honor Blackman open-ended interview
#Documentaries
--The Making of Goldfinger (HD - 26m)
--The Goldfinger Phenomenon (HD - 29m:14s)
#007 Mission Control: Interactive Guide into the World of Goldfinger
#Original publicity featurette
# Original theatrical trailer (HD - 3m:08s)
#TV Spots and radio communications
#Image database
007 ゴールドフィンガー (ハヤカワ・ミステリ文庫)
この原作が発表されたのは1959年だから半世紀近く前だが、今読み返しても充分面白い。その面白さは、現在主流の無駄を排した小説には求められない当時のヨーロッパの優雅さにある。優雅といってもアクションものなので締めるところは締めるし緊迫感もあるが、ストーリーの端々に散りばめられた著者の教養が、単なるアクション物以上の格調の高さを醸し出している。それは例えばアストンマーチンに乗るボンドが、前でのろのろ運転をしているファミリー・サルーンの運転手を、「向こうの車のハンドルを握っているのは、下手な運転手にお定まりのバッジみたいに、帽子をまっすぐ深々とかぶった男」と描写したり、プッシー・ギャロアを「同性愛の美しい女のもつ、男の色気をそそるような挑戦を感じた」と表現するところに現れている。このように映画では描かれていない言い得て妙の表現があちこちにある。
アクションものの小説はたくさんあるが,ボンド・シリーズほど主人公の知性を感じさせるものは少ないのでなかろうか。
これは「ミステリ」の範疇に入るようだが,「アクション」といった表現の方が合うほど清々しい。私はまだ原書を読んでないが,井上一夫の訳もこなれていて、翻訳モノにたまにある違和感は感じなかった。
Goldfinger
既発売のCD・LP(日・米盤)では未収録で、アナログレコードSunset Records(英国)で収録されていた4曲がボーナストラックとして追加されたリマスターCD。ちなみにSunset LP盤ではGoldfinger(Instrumental Version)は収録されていなかった。今回のCDでもこの曲のみモノラルである。
ゴールドフィンガー (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]
製作されたのは1964年。前年にケネディが暗殺されベトナムが本格化する直前、過去の007シリーズは欧州では好評でしたがアメリカではイマイチだったため主要な舞台をアメリカに移しました。幼少の頃この映画をTVで見たのですが、いつも牧場で監禁されたところまでで寝かされて続きが見れなくてとても残念な思いをしたのを今でも覚えています。でも相手の情婦を寝盗って寝返りさせるというのはちょっとがっかりでした。悪役のよろず屋は前作の「グラント」より好きです。資源を1人占めして世界を握るというのは最近の「ワールドイズノットイナフ」にも共通するところが見受けられます。でも今なら簡単に2時間超えてしまうような作品をきちんと2時間未満で納めているのはやはり脚本R・メイボームと編集P・ハントの手腕が大きいでしょう。
原作のI・フレミングはあまり中国人が好きでないので悪役の手下に中国人が使われているのがこの作品の隠れた特徴です。それと悪役連中の使う銃もドイツ製が多いのも目立ちます。門番のオバチャンがMP40や見張りの男はワルサーP38など。
エンドクレジットでは次回作では「女王陛下の007」と出てますが、実際には「サンダーボール作戦」に変更されました。