ラブミースルーザナイト
凄くいじらしくて、はやく気持ちを伝えなよ!と思ってしまうCDです。それが好みにわかれちゃうかもしれません。
三木さんが切なくエピソードを語り、ただ好きなだけなのにと1人泣くシーンでは私はぼろぼろに泣いていました。
是非聞いていただきたいです。
…ただ、出会いは中学のころ、を三回くらい言っててふいてしまいました。言い過ぎです。
統計学を拓いた異才たち(日経ビジネス人文庫)
本書は理学書ではなく一般向けの書籍で、数式の類は一切登場しない。
その代わりに人物の事績や挿話に焦点を当てることで、
「統計学とは一体何であるのか」という問いに対する著者の回答を示そうとしているように感じた。
もちろん、本書を一読した程度で全貌を把握できるほど、統計学は浅い学問ではない。
本当に理解するためには本書だけでは足りず、やはり数式に当たらなければならない。
それでも本書には数式からは見えない重要な知見が散りばめられている。
たとえばそれは“多くの統計学者たちが立ち向かい明らかにしようとしたのは世界の成り立ちである”ということかもしれない。
ピアソンとフィッシャーの対立はある意味で主義の違いによるもので、
統計学が一種の思想であり哲学であり、あるいは言葉が過ぎるかもしれないが信仰であることが窺える。
統計学は限られた観測値から“真実”を知るための武器であり、今や使わずには実験の分析を行うことができない。
そして有用すぎるために、現代の私は先達が様々な思索と議論の末に得た成果を、既に保証されたものとして使っている。
背景にある思想と意味を知らないまま、その能力と限界を把握しないまま、単に依存しているとも言える。
使う側としても統計学の根幹をなす思想は知っておくべきで、本書はその手掛かりとして稀有な一冊だと思う。
統計学を拓いた異才たち―経験則から科学へ進展した一世紀
統計学の歴史とその中の人間模様を描いた本.統計学者の手によるものでその筋ではかなり有名な本らしい.統計の初心者向けの本はいろいろあるが,その背後の考え方について解説されたものはそれほど多くはないと思われる.特にフィッシャー=ネイマンの論争は初学者には今ひとつよくわからない部分である.本書はこの辺の裏の事情がよくわかる.
私自身は進化学や集団遺伝学から統計に興味を持っているので心情的にはフィッシャーびいきなのだが,本書は個人的なつながりもありネイマンシンパのようである.確かに何とかより応用範囲を広げようとするネイマンの努力に対しフィッシャーはややかたくなになりすぎている部分も見えるが,しかし真実にはフィッシャーが近いのではないかという気分も抜けきれない.結局一回限りの確率とは何か,そしてそれが人の進化的な認知制約から概念把握が難しい部分をどう説明しようとするのかが論争の本質かなあというのが素朴な感想である.いずれにせよ描かれている人間模様は劇的で飽きさせない.ネイマンがフランス語で講演し,聴衆にフィッシャーがいるので厳しいつっこみを覚悟したが,フランス語のできないフィッシャーはつっこめなかったというような逸話も満載である.
また歴史的な発展が概観できるもの本書の醍醐味の一つ.統計がダーウィンによる生物学から勃興し,実験計画から小標本,正規分布統計が精密化し,そこから工程管理,経済統計がわかれていった様子,コンピュータの発達とともに統計学の変化していく様子が描かれている.
全般的には特に統計学勃興から第二次大戦前の部分は大変面白い.それに対して戦後の部分は,一つには統計学が発達して専門的に分化していったこと,そして存命の著者の個人的な知り合いが多く登場することにより批判的な著述が無く,やや散漫でちょっと残念である.
何もない僕等 (CCCD)
愛に形がないなんてね
誰が言ったのだろう
抱きしめあえれば こんなに
暖かいのに
この1フレーズで泣けました。「大人の恋愛」をしている全ての
皆様に自身を持って御奨め致します。おいらも頑張る。