雨にぬれた朝~ヴェリー・ベスト・オブ・キャット・スティーヴンス
最近、CMでも流れているのが”モーニング・ハズ・ブロークン”(雨にぬれた朝)。映画、タイタンズでは”ピース・トレイン”が使われていました。”ムーン・シャドウ”もいい曲です。アコースティック・ギターのコピーには持ってこいです。やはりイスラム教に改宗したせいなのでしょうか、レコード会社の扱いは小さいのでは。過去にだしたアルバムのCD化がされても不思議ではないと思うのだけど。アメリカがダメなら日本で、というのは無理なんでしょうかねぇ。今、10~20代の人も必携のアーティスト、聞いて損はない。
THE 70’S-BEAUTIFUL DAYS-
一時、80sにハマリ、当時、エアチェック(懐かしい響きです。)して録音した曲やレコードで聴いていた曲がCD化され、聴きまくっていました。80sは私にとって、ある意味、軽さが良く聞き込むというよりはドライブやイージーリスニングに向いています。この70sは60年代からの音楽を受けロックとしてはかなり充実していた時期です。聞き込むと言う意味ではすごい時代です。私にとってはリアルタイムではないのですがロックの真髄と言えます。
しかし、中学生の頃、オールディーズを聴いて50年代のロックを振り返ったように、今では、70年代、80年代を振り返っていると思うと時の流れをつくづくと感じます。
ブリティッシュ・ロック・ヴュージアム Vol.1 GOLDEN ERA OF BRITISH BEAT 1 [DVD]
ドイツで放送されていた音楽番組『Beat! Beat! Beat!』で放送された1960年代の英国のロック・バンドの演奏を収録した映像集。
『Viewseum』というのは造語なんでしょうが、まさにロックの博物館と呼ぶにふさわしい貴重な映像が多数収録されています。
自分では1960年代のバンドの映像はそれなりに見てきたと思っているのですが、このDVDに収録されている映像のほとんどが初見のものでした。
また、一部を除いて所謂口パクではなく実際に演奏している映像であるというのも、また嬉しいかぎりです。
もっとも、音源は別に録音して映像はそれに合わせているという可能性もありますが、それでもレコード音源と異なるLive音源であることには間違いありません。
第1巻にはジミー・ペイジ在籍時のヤードバーズやスモール・フェイセズやアニマルズといったメジャーどころから、後にディープ・パープルに加入するイアン・ギランやロジャー・グロヴァーが在籍していたエピソード6やケイシー・ジョーンズ&ザ・ガバナーズといった滅多にお目にかからないようなバンドまで、12組のミュージシャンによる33曲の演奏が収録されています。
Very Best of Cat Stevens
70年代、優れたシンガーソングライターとして、いくつものすばらしい楽曲を残したアーティスト。
1. Matthew & Son('67年全米115位、全英28位、オランダ21位)
2. The First Cut is the Deepest
3. Lady D'Arbanville('70年カナダ69位、全英8位、オランダ2位)
4. I've Got a Thing About Seeing My Grandson Grow Old (previously unreleased)
5. Wild World('71年全米11位、カナダ14位)
6. Where Do the Children Play?
7. Hard Headed Woman
8. Father and Son('70年オランダ28位)
9. The Wind
10. Morning Has Broken('72年全米6位、カナダ4位、全英9位、オランダ5位、ノルウェー4位)
11. Moonshadow('72年全米30位、カナダ26位、全英22位)
12. Peace Train('71年全米7位、カナダ3位)
13. Sitting('73年全米16位、カナダ14位)
14. Can't Keep It In('72年全英13位、ノルウェー5位)
15. Foreigner Suite (excpert)
16. Oh Very young('74年全米10位、カナダ9位)
17. Another Saturday Night('74年全米6位、カナダNO.1、全英9位、オランダ27位)
18. Majik of Majiks
19. (Remember the Days of the) Old Schoolyard('77年全米33位、カナダ27位、全英44位)
20. Just Another Night
#5はマキシ・プリースト、MR.ビッグがカヴァーし、その際立った才能を証明している。
#10の「雨にぬれた朝」は日本でもコーヒーのCMに使用されリヴァイバルした。
アルバム・チャートでは全米58位・ゴールド、全英6位、スウェーデン2位、ニュージーランド7位、オーストリア22位、スイス86位をマーク。
本作は70年代がつまった、イイ感じのベスト盤です。
Very Best of
1970年代の名曲「雨にぬれた朝(Morning has broken)」を収録した一枚。シンプルで美しいメロディと印象的なピアノが、40年近く経った今も古さを感じさせません。原曲はイギリスのトラディショナルで、創世記を下敷きにした詩は、日々新しい朝を迎えることのできる喜びを神に感謝する素朴な内容。このような歌が受け入れられた時代があったのだと、あらためて感じ入ります。この美しい旋律は、さらに歳月を重ねても決して忘れ去られることはないと思います。
なお、歌詞の翻訳が http://hw001.spaaqs.ne.jp/otherleaves/ にあります。