映画「探偵はBARにいる」オリジナルサウンドトラック
滅茶苦茶良かった!
作品全体がテンポよく、あっというまにラストでした。
大泉さんと松田さんの絡み、大泉さんの泥臭さと小雪さんの上品な美しさ
高嶋さんの演技にもギョッとしました。
原作を読んでいましたので、大泉さんが正直こんなに探偵をうまく演技出来るとは思って
いませんでした(ごめんなさい)大泉さんは、天才?努力家?とにかく良かったです。
この凄さを、うまく文章に出来なくて残念です。
DVDにはやくなってほしいです、映画の余韻に浸りたくサントラ購入しました。
音楽も飽きる事なく、浸れるCDで満足!
ダメ人間 ~溜め息ばかりの青春記 (ダ・ヴィンチブックス)
私は「どうでしょうのミスター」など、鈴井氏の「陽向」の部分しか知らない内地の人間です。
しかし、本書にて打ち明けられた様々な「日陰」の所行を含みに入れた上で、改めて彼の細かい言動挙動を思い返してみると、「ああ、この時代あってこそ、『ミスターどうでしょう』があるんだな」と思わせてくれます(例:どんな奇抜な装束・メイク・ディレクションにも前のめりで取り組む姿)。
もちろん、現在の「副社」との関わり、言うなれば「オフィスキュー前史」も読み応えのあるところです。
では、本書は「単なる回顧録」「単なる自伝」かというと、(その要素はありつつも)それだけでは終わりません。
彼が本書をしたためる上でキーワードとなったのは「自己嫌悪」。紐解かれる所行はそれへの反発や否定の連続です。そして....
●自分の弱さだらしなさ至らなさと相対し、それらを克えていくことで、初めて得られるものがある。
●自分という虚像への執着や周囲への甘えを手放すことで、さらに多くを得ることができる。
この立ち位置を得たであろうところで本書は終わります。
おそらく時代的には「GO・I・S」は始まっており、「モザイクな夜」がそろそろ始まろうかという頃でしょうか。
私個人は、読んでいて身につまされる思いを何度もしました。
きっと自分は鈴井氏以上の「ダメ人間」なんじゃないのかと。
しかしそれを、字義通りの自己嫌悪ではなく、自らを「浄化、再生」するためのきっかけにすればいい。
そう思えるようになれば、本書を世に送り出した鈴井氏の意図どおりなのでしょう。
腹を割って話した
副音声でおなじみの藤やんとうれしーの会話が聞こえてくるような対談本です。
ある意味、『いつも通り』とマンネリを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、彼らの話に心地よさを感じる方には本当におすすめです。
温泉につかってるかのようなのんびりとした空気が、本の中にはありました。
探偵はBARにいる 【DVD3枚組】「探偵はここにいる! ボーナスパック」
初日に観に行きました。
長年、大泉さんが憧れていた、荒々しい男性像に近い探偵さんではないでしょうか?
「意外と動けてる!」激しい乱闘シーン。
「おいおい、大丈夫?」シリアスな演技。
「逆に大泉さん、羨ましい」相棒との関係。
「こっちが照れるわ」お色気シーン。
「現場は、めちゃくちゃ楽しそう」ファンの妄想。
大泉さんには悪いけど、龍平くんが格好良すぎて、
映画館では圧倒されながら、
家では「きゃ〜」とか吠えながら観ました。
(なんとかして付き合えないかな)
どうでしょう藩士としての親心目線、贔屓目線を差し引いても
た・の・し・め・ま・す!!!
おまけDVDも、本編並みに
た・の・し・め・ま・す!!!
お買い得!
ラッキーセブン Blu-ray BOX
個人的な考えですが、ドラマはよほどの大作でない限りは多少は欠点や甘い部分があったほうが面白いと思います。
例えば木更津キャッツアイはいい加減に見える部分が実は計算されていて、そのギャップから感動の場面が際立つように、家政婦のミタでは極端でリアリティーのない登場人物たち(特に脇役)を時間をかけてストーリーにまとめていったように、一見欠点に見える部分があったほうが、そして映画より遥かに時間が長いことを利用して登場人物を掘り下げながら欠点を含めて、最終的にストーリーをまとめられた方が個性的だし、映画にはできないドラマ固有の面白さが生まれる、と思うのです。
この作品は見せ方が映画的というか脚本、演出、出演者やアクションシーンなど全てが最初から上手くまとまりすぎていて逆に何がウリなのかいまいち見えこなく、全く引っ掛かるところがありませんでした。あと個性豊かな七人の探偵が登場する、という割りには登場人物それぞれの掘り下げ方が足りず結局重要な一部の人しか活躍していない点も映画的。
しかし完成度は高いため、松潤の大ファンであるなど、自分なりに好きな点が見つけられれば楽しめると思います。