Dramatic Actor(ドラマティックアクター) VOL.4 (廣済堂ベストムック 193号)
今年剛くんもすごく活躍していますので、雑誌とかによく出るんですね。
ファンなので、買わなくちゃ( ̄∀ ̄)
NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2011年 07月号 [雑誌]
数年前(2009年)日本でもクレオパトラ7世フィロパトルの妹、アルシノエ4世の墓所がトルコのエフェソスで発見されたと報じられ、NHKで特集が組まれた程でした。アルシノエ4世の遺品発見からクレオパトラ7世発掘の手掛かりが得られるのではないかと言う意味で騒がれました。記憶に新しい方も多いと思われます。
クレオパトラ7世の墓所発掘は数世紀行われていますが、その墓所発掘の進捗状況とクレオパトラの人物像を中心に文章と豊富なフォトグラフを交えて全23頁に渡って特集されているのが本誌です。
結論から言うと未だ発見されていません。エジプト最後のファラオとなったクレオパトラの死に際は敗戦による自害だったわけですが、普通に考えればローマ人のオクタビアヌスが亡骸を埋葬してしまった(カエサルとの愛息子カエサリオンを殺害したとされる)時点で遺体は愚か墓もないのでは?と思うのですが、歴史家プルタルコスに拠ればクレオパトラはアントニウスと共に埋葬するようオクタビアヌスに遺言したとか。当時のエジプトの宗教はイシス信仰(没後も数百年続いたそうです)で、クレオパトラは自らをエジプト神話で登場する女神イシスとして信奉させていたことから、策謀家として知られる彼女のことなので戦中とは言え死後処理も綿密に計算されていたと言う見方もあって、エジプト人の手で丁重に埋葬されたとされる説も有力だそうです。やはり宗教に抗えばどれほど有能な統治者でも土着の民を敵に回して苦労すると目に見えていたのかも知れません。なので大地震で海底に沈没してしまった古代都市アレクサンドリア墓所説以外にも豊富に学説があり、墓所はアレクサンドリアの西南タップ・オシリス・マグナ遺跡ではないかと発掘が進められているそうです。アレクサンドリアの海底に沈んでしまったのではないかとの見方が有力だったと思うのですが・・諸説現在でも入り乱れているのが現状のようです。
文はジャーナリストのチップ・ブラウン。クレオパトラは勿論魅力溢れる歴史上の人物ですが、アレクサンドリアも魅惑的な都市として語られていますよね。本号はその世界最古の国際色豊な学術都市アレクサンドリアの景観をイラストで復元しています。また文も当時の煌びやかな街並を彷彿とされてくれるようで一読の価値がありました。
リプライズ~ザ・ヴォイス(3)
クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」とレオンカヴァッロの歌劇「道化師」より「衣装をつけろ」の両方を歌えるテノール歌手は他にいません。一つのアルバムの中でそれぞれ発声を代えてナチャラル・ヴォイスとベル・カントの歌い分けは見事の一言です。
どんなジャンルの曲でも自分の歌にできる発声を会得したラッセル・ワトソンですが、一番声に合っているのは「帰れソレントへ」「サンタ・ルチア」「カタリ・カタリ」のような明るいカンツォーネの曲でしょう。突き抜けるような高音の輝かしさを聴くとそう感じます。同様にスペインの作曲家ララの「グラナダ」も素晴らしい歌唱だったと思います。
ディーン・マーチンのヒット曲「ザッツ・アモーレ」やウィスパー・ヴォイスを交えて歌う「ナッシング・セイクリッド」の巧みさは聴かないと実感できないと思いますが、本当にロック歌手になりきって歌っています。元々パブでロックを趣味で歌っていた頃を彷彿とするような本領発揮といったところでしょうか。
ビゼーの歌劇「真珠採り」より「聖なる寺院の奥に」を聴きますと、最高音域での突き抜けが少し足らない感じです。全盛期のパバロッティと比較しての話ですが。
プッチーニの歌劇「トスカ」より「妙なる調和」はいいですね。このような有名なアリアの歌唱を聴くと表現力は申し分なく、リスナーを満足させてくれます。
圧巻だったのはクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」です。彼自身が楽しんで歌っているのが伝わってきました。オリジナルの雰囲気を壊さず自国出身のロックバンドへのリスペクト溢れる名唱だと言えるでしょう。
世界の歴史 (2) アレクサンドロス大王とカエサル : 古代ギリシャとローマ帝国 集英社版・学習漫画
アレクサンドロス大王は、イッソス、ガウガメラの戦いでダレイオス三世を倒した人。
読んでいて、世界の歴史が良く解りました。
オリンピックの歴史、年表、兵器の歴史、古代神話入門、スポーツの歴史、世界史おもしろQ&Aなどいろいろ
読めて面白い本です。