土方歳三 (歴史群像フィギュア・シリーズ2)
~この本は、フィギュア、ステッカー、ポストカードやカーラー版の史跡探訪など、盛りだくさんです。社会科で使った資料集のような本。フィギュアの土方歳三の顔は、正直なところ似ていませんが、居合い抜きした姿なのでカッコイイです。遠くから眺めましょう。意外と楽しめたのは、各地方販売している土方歳三グッツの紹介。一番の燃えどころは、表紙写真のダ~~ンダラを着た和装の土方副長!!合成だけど、うまくできています。~
新選組!! 土方歳三最期の一日 [DVD]
近藤勇と坂本竜馬と桂小五郎が知り合いなんて・・・
これは1年間見られない・・・
初回を見てから2年後、2004年を彼らと共に生きられなかったことを
大変後悔している。
2006年正月、このドラマとその前に放送していた総集編を見て
そう思った。
その後すぐに『新選組!』DVDBOXを購入したがそれだけでは足りない。
長年大河ドラマを見てきた私は、大河ドラマの醍醐味は、
毎週見て、1年経って最終回を迎える頃には、登場人物と一緒に
1年間頑張って生きた様に思えることだと思う。
「新選組!』は一人ひとりをしっかり描いているから、
1年間見続けたら特にそう思えただろう。
アンチ『新選組!』の人にこそ、ぜひぜひぜひ・・・
見ていただきたい。
また、時代遅れの人斬り集団思っている人にも。
信念を持って熱く生きた様は、官軍・賊軍関係ない。
じぶんの詩-A BEAUTIFUL DAY
50'S、60'S、70'S、80'S、90'Sそして今日、なんだかんだと言ってもグッドミュ−ジックはグッドミュ−ジックだ。この「じぶんの詩」は現代に生きる全ての世代にとって、真にリアルなロックンロ−ルとしての普遍性をそなえている。その意味で人生を前向きに開かれたものとして暖かく励ましてくれる応援歌であるとも言える。
最後の忠臣蔵 Blu-ray & DVDセット豪華版【特典映像ディスク & 解説ブックレット付き】 (初回限定生産)
基調低音として人形浄瑠璃「曽根崎心中」のシーンを使って登場人物の想いを代弁させたり、流れる滝、静謐な竹林、紅葉の道、揺れるすすき、ふりしきる雪といった「日本的」なオブジェを奥行きのある美しい映像で見せたり、さらに、陰影あるライティングで蝋燭や行灯の火を想像させるなど、海外を意識して作っているようにも思えます。
主君の命をひたすら守る50代の男と主君の隠し子とのあいだには、いやおうなく父子愛のようなものが生まれます。とりわけ可音にとっては、次第に特別な愛に変わって行きます。父と成長する娘との関係の微妙さ。孫左衛門と可音との場合、血のつながりがない分、その愛情関係がより微妙になります。「父親」の代理から愛する男への転換は紙一重なんですね。
ラブシーンとして上手いと思ったのは、嫁ぐ日の可音が、孫左衛門にいきなり「抱いてほしい」と言う。孫左も「?!」という顔をする。え?!これは意外な展開か!?と一瞬思う。が、すぐに可音は、「孫左、幼いときのように抱いてほしい」と。彼が幼い彼女を背中に抱いて育てたことを思い出して言っているのだけれど、むろん、それだけではない。しかし、孫左衛門は、家来らしい律儀さで、深く遠慮しながら、「こうでございますか?」と彼女をそっと抱く。すると可音は、「もっときつう」と言うのである。ここには、「純愛派」も「ロリコン派」も感動させる微妙なエロティシズムが表現されている。まさにハイライトシーンでした。
ハイライトと言えば、可音の婚礼行列シーンも素晴らしい。すべてを知った、吉右衛門や浪士たちが駆けつけるその様は、まるで孫左衛門の花道のようで、涙なしには見られません。
一方で、ある意味、武士とは命令と服従のマシーンであることが描かれます。孫左衛門は、大石の命令でその一生を隠し子・可音の保護と育成に尽くす。そのことを頼むとき内蔵助は、「そちの命をわしにくれ」と言う。すると、孫左衛門は、すんなりとそれを受け入れるのだ。これって、凄いですよね!!「命をくれ」と言われて「ハイ、渡します」と言うのだから。
ラスト近く、その矛盾をゆう(安田成美)に、「武士の心のなかにおなごは住めぬ」と言わせています。色々な意味で、この言葉の含蓄は深いです。
孫左の自分を殺し、武士として生きる様。可音の楚々とした美しさと、健気さ、そして思い切り。ゆうの過去を背負った人生と、孫左を想う気持ち。それぞれに涙。