麻酔科研修チェックノート 改訂第3版―書き込み式で研修到達目標が確実に身につく!
麻酔科ローテートに合わせて購入しました。
麻酔科に限らず各科で使えるシェーマや表(輸液の組成一覧もあり)、手技の簡単な解説など、初期研修開始とともに購入すれば即戦力となる1冊だと思います。
比較的頻繁に改訂をしているので、知識の点でも安心です。
麻酔科医ハナ (1) (アクションコミックス)
本屋かコンビニか忘れましたが、麻酔科医という職業が珍しかったことから購入しました。医療マンガやドラマといったら
・ブラック・ジャック
・ER 緊急救命室(1stシーズンのみ)
・白い巨塔(映画の方をテレビで見ました)
くらいしか見たり読んだりしたことなく、白い巨塔にいたってはクライマックスとも言える裁判の判決シーンを、裏番組が気になってチャンネルを切り替えてしまい、見逃すという始末。上記以外にもいろいろな医療マンガがあったかと思うのですが、どれもブラックジャックやERの発展系でしかないと思って読んでませんでした。
私自身が麻酔科医というのを知ったのは27歳くらいの時に、バイクでコケて足を折り、手術することになったときです(ちょうどその頃ERの1stシーズンが放送されていたと思います)。手術の前日か前々日に事前説明があり、その時に「麻酔科医の○○です」と自己紹介があり、「変わった職業だな。麻酔をかけるのに専門職なんて必要なのかしら?」なんて思いました。その後も2回ほどお世話になりましたが(骨折した足に入れたプレートを取り除く時と、盲腸の手術の時)、その時も「やっぱり変わった職業だな」と思いました。
で、最近になってこの本を知り、購入した次第。読み始めてみて「おお、これは!」と直ぐに引き込まれました。
綿密な取材による細かな描写、患者が麻酔にかかった後どのようなことが行われているのかなど、どれもこれも知らなかったことばかりで熱心に読みました。主人公のハナも麻酔科歴2年ということもあって、どこかプロ意識に欠けているところもあり、親近感がありました(それじゃ困るんですけどね)。「胸が大きいなぁ」なんて思ったりもしましたが、あとがきで編集者の「女の乳はもっとでかく〜!!」には笑ってしまい、著者も単行本化されることになったとき「これが乳の力・・・」と感慨にふけっているのも笑えました。見事釣られました。
現在3巻まで出ており、今後どのようなストーリーがあるのか楽しみです。
局部麻酔(紙)
パトリック・キャンベル・リオンズとパトリック・ジョゼフ・ケリーという二人のコンポーザー、マルチ演奏家デュオによる、サイケ感覚ある小曲のつなぎ合わせ。16分の曲と19分の曲の2曲だけです。イエスやピンク・フロイドのような(曲の終わりの)大団円を期待していると、それが来ないので終わったとき「ええっ」と思います。構想の結果の長い曲ではなく、短い曲を脈絡なくつないでいます。いわゆるプログレではないので、自分の好きな曲調が来た時にその部分を瞬時に楽しむ、という聴き方が必要です。アンサンブルは悪くないし、ドラムズやファズ・ギター、エレピには魅了あるプレイがあるので、それぞれをきちんと曲に成立させていたら良かったのにな、と思うのですが。
スリーブ・デザインの吸引力は強烈。わたしは、アナログ時代に高値の花だったこのジャケットをよくお店で眺めていました。音と合わせてこのデザインを見ていると、ぼうっとできます。
外科室 デラックス版 [DVD]
日本の美をこよなく愛する歌舞伎役者の坂東玉三郎監督の作品です。
伯爵夫人と若き外科医のただ見つめあう事しかできない,道ならぬ恋の物語です。
吉永小百合が揺れる柳の木の精のようにうつくしくて,映画が終わるまで,ただもうはらはらしながらずっと見つめていました。