沙粧妙子 最後の事件+帰還の挨拶(SPドラマ)DVDコンプリートBOX 全5巻
ドラマ不況といわれて久しいが、90年代中盤までの日本TVドラマのクオリティはすさまじいものがあった。原作本に頼らないオリジナルドラマの傑作を毎年輩出していた。本作の年には「王様のレストラン」翌年には「ピュア」「イグアナ」、等々前後の年を見渡すと最高峰が並び立つ。本作品は、この時代に極めて少ないミステリー、犯罪ドラマのジャンルにおいて、ハートフルなジャンルの他を傑作を凌駕するほどのクオリティをたたき出した超傑作だ。VHSが発売された時迷わず購入し、その後自分でDVDに焼いて完全保存版としていたが、ようやくDVD化にいたった。もし未見のひとがいるなら好みは別として絶対に観ておくべきだろう。自主規制のぬるま湯にある今のドラマ界では絶対不可能な表現のカタチがここにある。もちろんキャストも豪華すぎるほど豪華でモチベーションが高い若手俳優が鬼気迫る演技を見せてくれる。DVDに焼いてある自分の場合、特に大きな特典がないのががっかりだが、この機会にぜひ観て欲しい作品である。
沙粧妙子 最後の事件
「沙粧妙子-最後の事件」は、
浅野温子の熱演はもちろん、他のキャストもみんな良く、
脚本も演出もバランスの良い最高の名作だった。
中でもこの岩代太郎の音楽は、ドラマの雰囲気を更に盛り上げる
都会派サウンドで、サントラ単体として聴いても十分に聴き応えのある1枚。
エンディング曲:ロッド・スチュワートの「LADY LUCK」も
ちゃんと入っているので、ファンなら必携。
知らない人も、とにかく”かっこいいサントラ”を探してる人、
ジャンルにこだわらず”いい音”を求めてる人、
音効さんになりたい人・・・etc.そういう人は持ってなきゃダメ!
沙粧妙子~最後の事件~第1巻 [VHS]
当時、ジュディフォスター主演の「羊たちの沈黙」のヒットから”プロファイリング”を扱った”サイコ・サスペンス”が多数作られましたが、本作は、それらの日本で最初のドラマだったと思います。
現在はその猟奇的な内容から封印されているのかもしれませんが、浅野温子の迫真の演技と、良く出来た脚本による、その先の読めない凝った展開が、印象的でした。
また、共演の柳葉敏郎、佐野史郎、飯島直子、黒谷友香、ゲストの広末良子、香取慎吾、国生さゆり、まだ無名だった頃の反町隆史、神田うの、などの出演者も多彩で興味深いです。
また作品において、音楽も重要な要素で、毎回、強烈なインパクトのオープニング曲、音楽は、岩城太郎氏。
エンディング「レディ・ラック」は、あのロッドスチュワート!TVでは本人の映像も少し流れますが、毎回ドラマ終盤であの印象的なイントロがかかるのがカッコいい。
そのうえ挿入歌には、マドンナの「ラ・イスラ・ボニータ」を使用するというなんという豪華さ。
非常に内容の濃い、凝った作品でした。
Something To Remember
マドンナのバラードベストだが、他のアーティストに較べてキャリアも長く、ヒット曲も多いマドンナだけあって、名曲がずらり。1985年のヒット曲から1995年のオリジナルまでの曲が年代に関係無く並んでいるが、良いメロディは時代を超えてそれぞれ違和感なく聴けるのだなと痛感。
No.1ヒットのCrazy For You, Live To Tell, Take A Bow, This Used To Be My Playgroundを収録。全米2位となったI'll Rememberなどサントラからのヒットもまとめて聴けるのが嬉しい。個人的に好きなRainなども含め聴き応えあるバラード集でマドンナファンでなくても楽しめる内容だ。
LOVE STORIES III(CCCD)
特に聴きたいのは、ブレッドの「イフ」。番組とマッチした美しいメロディは最高です。TVドラマを知らない若い人にもおすすめです。
現在、この曲を手に入れようと思っても、ほとんど不可能なので、こうしたアルバムはうれしいです。